2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
■■■:法政大学出版局 『抵抗と服従』 野沢協編訳 8/25 \16,800 ((ピエール・ベール関連資料集1――宗教改革の余波のもと、新旧両派間の激しい政治対立が続いた十七世紀、迫害や狂信を徹底批判し、信教の自由を擁護することで啓蒙の世紀に先駆けた思想家ベール…
■■■:岩波書店 『占領期文学の多面性』 山本武利、川崎賢子ほか編 8/27 \6,090 ((占領期に花開いたさまざまな文学ジャンルと、翻訳文学の諸相を見据えて、占領期研究の新境地を拓く)) ■■■:岩波書店 『映画史を読み直す』 黒沢清、吉見俊哉、四方田犬彦、李…
■■■:亜紀書房 『明るい原田病日記 私の体の中で内戦が起こった』 森まゆみ 9/下 \1,680 ((2007年のある日、森さんは突然眼がおかしくなった。ものがぐにゃりと曲がって見える。検査をすると100万人に6人しかいない自己免疫疾患のひとつ原田病だとい…
■■■:紀伊國屋書店 『正義論 改訂版』 ジョン・ロールズ/川本隆史 11/- \7,875 ■■■:求龍堂 『君は歩いて行くらん 中川幸夫狂伝』 早坂暁 8/- \2,520 ((丸亀城下。中川幸夫未生の江戸・明治・大正と先祖三代にわたり中川に注入されていく花・書・漆・俳句。…
■■■:河出書房新社 『脳のなかの万華鏡』 リチャード・E・サイトウィック、デイヴィッド・M・イーグルマン/山下篤子訳 8/24 \2,940 ((文字や曜日に色がついて見える、形に味を感じる、数字が空間に並んで見える……そのとき脳では何が起きているのか? 「共…
■■■:荒蝦夷 『仙台藩士 幕末世界一周 玉蟲左太夫外遊録』 玉蟲左太夫/山本三郎訳 8/- \2,100 ((龍馬の時代、世界一周した仙台のサムライがいた!仙台藩校養賢堂指南統取、玉蟲左太夫。その手記『航米日録』が、子孫の手で読みやすい現代語訳に。仙台藩士幕…
■■■:アルテスパブリッシング 『ニュー・ジャズ・スタディーズ ジャズ研究の新たな領域へ』 宮脇俊文、細川周平、マイク・モラスキー編著/源中由記翻訳協力 7/24 \3,360 ((90年代以降、多様な領域に広がるジャズ研究──アメリカと日本の最新の成果から、その…
■■■:岩波書店 『半透明の美学』 岡田温司 8/3 \2,835 ■■■:岩波書店 『数になりたかった皇帝 漢字と数の物語』 円満字二郎 8/4 \1,785 ■■■:岩波書店 『父を焼く 上野英信と筑豊』 上野朱 8/27 \2,310 ■■■:日本文芸社 『村上春樹を音楽で読み解く』 栗原裕…
■■■:岩波書店 『昭和へのレクイエム 自分史最終篇』 色川大吉 8/- \3,360 ((「民衆史」「自分史」の提唱者が35年かけて完結させた昭和自分史。時流に抗して生きてきた灼熱の記録)) ■■■:岩波書店 『パウロの政治神学』 ヤーコプ・タウベス/高橋哲哉、清水…
■■■:青弓社 『写真の孤独 「死」と「記憶」のはざまに』 伊勢功治 7/22 \2,520 ((ジャコメッリ、古屋誠一、オノデラユキ、野口里佳、太田順一、石内都……。見る者の心を動かし、奪い、突き放し、温める写真を撮り続けている作家を多数紹介して、作品が語るテ…
■■■:河出書房新社 『パルファム・プロテティーク 佳嶋 第四作品集』 佳嶋 8/5 \3,675 ■■■:河出書房新社 『黒檀』 リシャルト・カプシチンスキ/工藤幸雄ほか訳 8/10 \2,730 ((ルポルタージュ文学の第一人者が、40年におよぶ取材をもとにアフリカ諸国の断片を…
■■■:アスペクト 『大人が魂消る 日本の古典 怪談・珍談奇聞』 野火迅 8/19 \1,470 ((世にも不思議な、奇妙で猥褻で怖い話 陰中に鬼牙を持つ美女(津軽のカナマラ明神)、美貌の若僧に懸想し蛇になった僧(愛執の果て)、首だけになっても愛する人と連れそう…
■■■:角川書店 『フォーチュンクッキー』 石持浅海 8/- \1,680 ■■■:河出書房新社 『新懐旧国語辞典』 出久根達郎 8/- \1,680 ((意味不明になった言葉、レトロな言葉、つい最近まではやった言葉。懐かしい言葉と時代を愛惜する辞典エッセイ)) ■■■:河出書房…
■■■:ありな書房 『ヴィジュアル・リーディング 西洋中世におけるテクストとパラテクスト』 松田隆美 7/14 \4,800 ((西洋中世の書物の大半は絵入りである。特に、写本から印刷本への移行期に当たる15?16世紀には、写本、印刷本を問わず多くの挿絵入り本…
■■■:NTT出版 『科学!21世紀の挑戦 歴史から未来へ』 クロード・アレグレ/中村栄三監訳/林昌宏訳 8/下 \3,360 ((20世紀の科学の進展がもたらした意味と、21世紀の課題を問う 科学は今後、どのように進展していくのか。科学と社会の関係は、どうあ…
■■■:ABC出版 『ゾンビ・サーガ ジョージ・A・ロメロの黙示録』 野原祐吉 7/- \3,990 ((伝説の3部作「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「ゾンビ」「死霊のえじき」から、2010年公開の「サバイバル・オブ・ザ・デッド」まで、ゾンビ映画の巨匠…
■■■:グラフ社 『山本周五郎が描いた男たち』 木村久邇典 7/23 \1,365 ((卓越した人間通の作家であった山本周五郎の作品世界の名著、男たちの肖像を周五郎研究の第一人者が情感豊かに綴る))■■■:鳥影社 『ローベルト・ヴァルザー作品集(1)』 ローベルト・ヴァ…
■■■:朝日新聞出版 『アスタリスク公女暴走』 林譲治/佐嶋真実 8/20 \1,155
■■■:柏書房 『世界で最も危険な書物―グリモワールの歴史』 オーウェン・デイビーズ/宇佐和通訳 7/- \5,040 ((古代文明から中世魔女裁判をへて、新大陸アメリカまで、さまざまな時代の人間を虜にしてきた魔術書「グリモワール」。オカルトに位置づけられてき…
■■■:朝日新聞出版 『影恋』 菊地秀行 8/6 \1,680 ((達樹が想いをよせた涼子には、死んでもなお妻に心を残す夫の幽霊が憑いていた。何とか霊と切り離し、涼子を平穏な日常生活に戻らせたいと願う達樹の想いを知りながら、涼子は夫の霊に見守られながら送る静…
■■■:勁草書房 『哲学という地図 松永哲学を読む』 檜垣立哉、村瀬鋼編著 8/下 \2,940 ((順序よく漏れなく、人が関わるあらゆる事柄の基本的な筋道についての言葉による地図を作成するということ―松永澄夫の哲学への応答)) ■■■:勁草書房 『歴史の哲学』 貫…
■■■:講談社 『トン・パリ』 茂田井武 7/- \3,360 ((天才と称されながらも、短い活躍ののち急逝した童画家、茂田井武が20代にパリで描き綴った画帳を忠実に再現。現存する画帳の全ページを掲載し、資料として作品解説・関連地図・略年譜・未発表原稿を収録…
■■■:朝日文庫 『裁判長! ホントに死刑でいいすか』 北尾トロ \630 8/6 ■■■:岩波現代文庫 『ある補充兵の戦い』 大岡昇平 \1,092 8/19 ■■■:岩波文庫 『根をもつこと(下)』 シモーヌ・ヴェイユ/冨原眞弓 \819 8/19 ■■■:岩波文庫 『荒地』 T・S・エリ…
■■■:ちくま学芸文庫 『エキゾチックな球面』 野口廣 \1,365 8/9 ■■■:ちくま学芸文庫 『方法序説』 ルネ・デカルト/山田弘明 \945 8/9 ■■■:ちくま学芸文庫 『数学がわかるということ食うものと食われるものの数学』 山口昌哉 \1,260 8/9 ■■■:ちくま学芸文…
■■■:法政大学出版局 『エピクロスの園のマルクス』 フランシーヌ・マルコヴィッツ/小井戸光彦訳 7/29 \2,625 ((学位論文「デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異」およびその「準備ノート」を読み解き、若きマルクスが〈エピクロスの園〉を散…
■■■:WAVE出版 『レガシー(1)』 カイラ・クリューバー/平林祥訳 7/14 \1,995 ((「ジェーン・オースティンの再来」と賞賛の嵐。13歳の少女が書いた傑作ファンタジー。全米のファンタジーファンが絶賛))■■■:カンゼン 『日曜日のピッチ 父と子のフットボール…
■■■:春秋社 『アンナ・マグダレーナ・バッハ 歴史的資料でたどる生涯』 マリア・フュープナー/伊藤はに子訳 8/下 \2,310 ((大作曲家の伴侶の生き方。音楽家の家庭はどのようなものであったか。バッハ死後の未亡人としての生涯も描く)) ■■■:春秋社 『わがこ…
■■■:思潮社 『谷川俊太郎の詩学 山田兼士評論集』 山田兼士 7/- \2,730 ((今なお広がりつづける“谷川宇宙”を冒険するよろこび。「二十億光年の孤独」から「トロムソコラージュ」まで、“からだ”“こども”をキーワードに多面体のかがやきの根幹を照らす、21…
■■■:角川書店 『グレイヴヤード・ブック』 ニール・ゲイマン/金原瑞人訳 8/26 \1,785
■■■:河出書房新社 『アンランダン 上 ザナと傘飛び男の大冒険』 チャイナ・ミエヴィル/内田昌之訳 8/18 \2,310 ■■■:河出書房新社 『アンランダン 下 ディーバとさかさま銃の大逆襲』 チャイナ・ミエヴィル/内田昌之訳 8/18 \2,310