■■■： 作品社 『メタヒストリー ヨーロッパの歴史的想像力』 ヘイドン・ホワイト/岩崎稔ほか訳 8/- \5,040

■■■：法政大学出版局 『政治的平等とは何か』 R.A.ダール/飯田文雄訳 5/27 \1,890 ((サピエンティア8――平等や民主主義の問題を追究してきた著者が，シティズンシップ論や「生活の質」の見直しといった論点まで踏み込んで，政治的平等とは何かについて簡潔に…

■■■：光文社 『さすらいの舞姫』 西木正明 7/16 \2,100 ((大正15年、日本統治下の朝鮮。まだ10代の崔承喜は日本のバレエを初めて見た。｢戦争｣に翻弄されようとも、私は踊り続ける)) ■■■：光文社 『八月の魔法使い』 石持浅海 7/16 \1,785 ((つまらない会議、…

■■■：梧桐書院 『今ここに神はいない』 リチャード・ユージン・オバートン 7/14 \2,625 ((鮮烈の戦記、遂に本邦初訳！ここまで克明に硫黄島を綴ったものはなかった！ 「地獄の橋頭堡（きょうとうほ）の生き残り兵が戦後５０年を経て初めて明らかにした衝撃の…

■■■：楽工社 『マウス・アンド・マジック 下 アメリカアニメーション全史』 レナード・マルティン/権藤俊司監訳/出口丈人、清水知子、須川亜紀子、土居伸彰訳 7/- \5,145 ((１９４０〜５０年代、ワーナー・ブラザーズとＭＧＭは過激な逆アニメに特化し、ディ…

■■■：現代企画室 『価値ある痛み Valer la Pena』 フアン・ヘルマン/寺尾隆吉訳 7/17 \2,100 ((セルバンテス賞コレクション4――詩が何の役に立つのか？ 詩人は本当に無用なのか？ いくつもの問いを胸にそれでも詩人は書き続ける――なぜなら、言葉は祖国だから…

■■■：講談社 『石田三成（ソクチョンサムスン）』 荒山徹 7/1 \1,890 ■■■：小学館 『黄色い虫 船山馨と妻・春子の生涯』 由井りょう子 7/11 \1,260 ((「石狩平野」などで知られる昭和の作家・船山馨と妻・春子。夫婦ともにヒロポンに溺れた地獄のような日々…

■■■：ヴィレッジブックス 『モンキービジネス Vol.10(2010Summer)アメリカ号』 柴田元幸責任編集 7/- \1,470 ■■■：彩流社 『愛と狂気と死の物語 ラテンアメリカのジャングルから』 オラシオ・キロガ/野々山真輝帆 7/- \2,625 ((アルゼンチンの密林で繰り広げ…

■■■：岩波書店 『発見術としての学問 モンテーニュ、デカルト、パスカル』 塩川徹也 7/9 \2,415 ((よく生きるための実践的学問論。17世紀モラリストたちの思考に、知を再生するヒントを探る)) ■■■：岩波書店 『文学フシギ帖 日本の文学百年を読む』 池内紀 7…

■■■：新潮社 『隆慶一郎全集第十九巻 柳生非情剣』 隆慶一郎 7/22 \2,100 ■■■：新潮社 『若き日の友―辻邦生・北杜夫 往復書簡』 辻邦生、北杜夫 7/30 \1,890 ((大学の下宿先から、パリから、そして「どくとるマンボウ航海記」の船上から、一六〇通を超える手…

■■■：朝日出版社 『ロレンス研究 旅と異郷』 Ｄ．Ｈ．ロレンス研究会編 7/- \2,940 ((旅に生き、旅に病んで、ロレンスの夢は異郷と故郷の枯野をかけめぐった−。「メキシコの朝」「海とサルデーニア」など、Ｄ．Ｈ．ロレンスの紀行文を取り上げ、旅に関する言…

■■■：講談社 『天海譚 戦川中島異聞 天佑、我にあり』 海道龍一朗 7/10 \1,785 ((川中島合戦の裏の裏。 精緻な地形描写と大胆な人間群像活劇で織り成す、川中島の戦いを描いた歴史小説の最高峰。信玄の軍配が輝き、謙信の愛馬がいななく！知られざる合戦の真…

■■■：岩波書店 『ガラガラヘビの味 アメリカ子ども詩集』 アーサー・ビナード、木坂涼編訳 7/- \672 ((岩波少年文庫――詩をよめば、毎日がぐーっとおもしろくなる。活躍中の２人が選んで訳す６６編。カット＝しりあがり寿)) ■■■：岩波書店 『八月の暑さのなか…

■■■：ゴブリン書房 『「希望」という名の船にのって』 森下一仁/きたむらさとし画 7/上 \1,575

■■■：作品社 『〈縮退〉の経済学』 セルジュ・ラトゥーシュ/中野佳裕訳 6/- \2,310 ■■■：作品社 『共産党宣言 決定版新訳』 カール・マルクス、フリードリッヒ・エンゲルス/的場昭弘訳 6/- \2,940 ■■■：書肆山田 『ランプの営み』 トリスタン・ツァラ/宮原庸…

■■■：インスクリプト 『シャティーラの四時間』 ジャン・ジュネ/鵜飼哲、梅木達郎訳 6/- \2,100 ■■■：ヴィレッジブックス 『ハルムスの世界』 ダニイル・ハルムス/増本浩子、ヴァレリー・グレチュコ訳 6/- \1,995 ((ナンセンスでアヴァンギャルドで滑稽で、…

■■■：朝日新聞出版 『イレーネの戦争』 川人忠明/サクマメイ 7/20 \945 ((戦争によって家族を失いながら、懸命に生きる少女イレーネ。彼女は忌み嫌われる放浪の民ダスカ人の少女アルデラを始めとする多くの人々と出会い、それまで知らなかったさまざまことを…

■■■：水声社 『ルイ=ルネ･デ･フォレ ｢読むこと｣という虚焦点』 佐藤典子 6/下 \4,200 ((バタイユが賞賛した作家デ・フォレ。そのメタフィクショナルな小説を｢書く／読む主体｣という観点から読み解く、日本初のモノグラフ)) ■■■：水声社 『ロジェ･ジルベール=…

■■■：朝日新聞出版 『天海の秘宝 上』 夢枕獏 7/7 \1,785 ((時は宝暦年間――江戸市中では、言葉をしゃべる奇妙な黒い犬が出没し、人を噛み殺したり賭場を荒らすなどの事件が続発。さらに黒犬は?宮本武蔵?と名乗る凄腕の辻斬りと仲間でもあるというのだ！ 時空…

■■■：角川書店 『人もいない春』 西村賢太 6/- \1,764 ■■■：集英社 『小説家という職業』 森博嗣 6/- \735 ■■■：未来社 『現代の公共哲学とヘーゲル』 福吉勝男 6/- \3,360 ■■■：メディアファクトリー 『黒い遭難碑』 安曇潤平 6/- \1,365 ((山男の最期って…

■■■：水声社 『危機のなかの文学 今、なぜ、文学か？』 赤羽研三、大鐘敦子、沖田吉穗、神田浩一、北山研二、佐々木滋子、澤田肇、立花史、中山眞彦、原田操、宮本陽子、横山安由美、吉田裕 6/- \3,990 ■■■：ポプラ社 『五龍世界 霧廟に臥す龍』 壁井ユカコ …

■■■：あすなろ書房 『見習い魔女ティファニーと懲りない仲間たち』 テリー・プラチェット 6/9 \2,100 ■■■：法政大学出版局 『神・死・時間〈新装版〉』 エマニュエル・レヴィナス/合田正人訳 7/8 \4,410 ■■■：法政大学出版局 『他性と超越〈新装版〉』 エマ…

■■■：紀伊國屋書店 『女ぎらい ―ニッポンのミソジニー』 上野千鶴子 7/中 \1,575 ((「女の賞味期限」って？男の欲望を刺激しない女は女ではない？「女好きの男」は女嫌い？母は娘の幸せを喜ぶか？ 「皇室」から「婚活」「負け犬」「ＤＶ」「モテ」「少年愛」…

■■■：朝日文庫 『手塚治虫 ぼくの描いた戦争』 手塚治虫 \730 7/7 ■■■：朝日文庫 『メタボラ（上）』 桐野夏生 \700 7/7 ■■■：朝日文庫 『メタボラ（下）』 桐野夏生 \700 7/7 ■■■：朝日文庫 『「終戦日記」を読む』 野坂昭如 \560 7/7 ■■■：一迅社文庫 『萌…

■■■：ちくま学芸文庫 『歴史・科学・現代 加藤周一対談集』 加藤周一 \1,155 7/7 ■■■：ちくま学芸文庫 『デカルトの誤り情動と推論、そして脳』 アントニオ・R・ダマシオ/田中三彦 \1,575 7/7 ■■■：ちくま学芸文庫 『ザックリわかる！ 世界の紛争地図』 ボブ…

■■■：国書刊行会 『天使』 須永朝彦 7/22 \1,680 ((耽美小説の聖典として名高い短篇２０数編収録。天使と吸血鬼の美しい物語。「就眠儀式」「笛吹童子」「契」ほか))■■■：山と渓谷社 『きのこる キノコＬＯＶＥ１１１』 堀博美 6/22 \1,680 ((きのこに魅せら…

■■■：早川書房 『機械探偵クリク・ロボット』 カミ/高野優訳 6/10 \1,365 ((愉快！ 痛快！ 機々械々!! 堂々本邦初紹介！ 機械の力で謎を解く、ぼくらのヒーロー颯爽登場――四角い頭に鋼鉄の身体、チェックのスーツを着こなし、頭には小粋なチロリアン・ハット…

■■■：人文書院 『嘔吐』 ジャン−ポール・サルトル/鈴木道彦 7/- \1,995 ((人間存在の不条理を描いたサルトルの『嘔吐』が６０年ぶりの完全新訳で甦る。前半世紀の前半に書かれたサルトルの代表的作品でもあるこの哲学小説は、いささかも古びることなく、２０…

■■■：秋山書店 『Jホラーの幽霊研究』 大島清昭 6/下 \1,785 ((Jホラーを手掛かりに、霊魂観や恐怖の源泉をさかのぼり、現代の日本における幽霊観を探る))■■■：ＮＨＫ出版 『新･三銃士』 アレクサンドルデュマ原作/三谷幸喜脚色 6/29 \945 ((話題の人形活劇…

■■■：学研マーケティング 『日本魔界伝説地図』 学研パブリッシング 7/8 \1,260 ■■■：角川書店 『九十九怪談 第三夜』 木原浩勝 7/4 \1,260 ■■■：角川書店 『西巷説百物語』 京極夏彦 7/26 \1,995 ■■■：角川書店 『マッカーサーの刺客』 建倉圭介 7/26 \1,68…