2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Self-Reference ENGINEより

■■■:NTT出版 『サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ』 瀬名秀明編著 8/- \3,150

ビーケーワンより

■■■:講談社 『帝都衛星軌道』 島田荘司 8/- \945 ■■■:講談社 『オペラ殺人事件 トスカの接吻』 深水黎一郎 8/- \945 ■■■:講談社 『復讐者の棺』 石崎幸二 8/- \903 ■■■:国書刊行会 『妖怪画本・狂歌百物語』 京極夏彦/多田克己編 8/- \3,990 ■■■:作品社…

本やタウン:書籍近刊情報より

■■■:岩波書店 『人間の境界はどこにあるのだろう?』 フェリペ・フェルナンデス=アルメスト/長谷川眞理子訳 8/6 \2,100 ((霊長類学、古人類学、人工知能、遺伝学の成果は人間の定義を脅かしてきた。人間の概念をたどる旅に出る。)) ■■■:岩波書店 『形而上学…

e-honもうすぐ出る本の予約より

■■■:NTT出版 『サイエンス・イマジネーション』 小松左京、瀬名秀明 8/下 \3,150

本やタウン:本:予約商品より

■■■:新潮社 『見知らぬ場所』 ジュンパ・ラヒリ/小川高義訳 8/29 \2,415 ■■■:新潮社 『博物館の裏庭で』 ケイト・アトキンソン/小野寺健訳 8/29 \2,625 ■■■:新潮社 『記憶に残っていること―新潮クレスト・ブックス短篇小説ベスト・コレクション』 アリス…

ビーケーワンより

■■■:講談社 『石を置き、花を添える』 川崎徹 8/- \1,680 ■■■:講談社 『森博嗣 自選短編集』 森博嗣 8/- \1,785 ■■■:講談社 『森博嗣 シリーズ短編集』 森博嗣 8/- \1,785 ■■■:講談社 『さよなら、シナモ Good-bye SYNAMO!』 浦賀和宏 9/- \1,260 ■■■:…

e-honもうすぐ出る本の予約より

■■■:講談社 『猛き咆哮』 末浦広海 8/8 \1,680 ((選考委員激賞。第54回江戸川乱歩賞受賞作ドクターヘリの機長・槇村は、墜落ヘリを発見。怪我人は自衛隊での部下・一恵だった。知床を舞台に、救急救命、環境問題などを壮大なスケールで描く乱歩賞受賞作))…

角川書店 書籍、小説 来月刊行より

■■■:角川書店 『テンペスト 上 若夏の巻』 池上永一 8/27 \1,680 ■■■:角川書店 『テンペスト 下 花風の巻』 池上永一 8/27 \1,680

本やタウン:書籍近刊情報より

■■■:NTT出版 『映画で学ぶエスニック・アメリカ』 佐藤唯行 7/30 \1,680 ((多彩な映画を題材に、多様な人種・民族集団が織りなす疎外感、偏見、隣人愛、共生への希望といったアメリカ社会の素顔を読む。)) ■■■:NTT出版 『収奪のポリティックス アラブ・パレ…

ハヤカワ・オンライン近刊予定をみるとデニス・ルヘイン、ポール・アルテ、高野史緒、ヴォネガットともに、中篇「たったひとつの冴えたやりかた」の単行本化が載っていたので、ちょっとティプトリーを再読していこうかしらね。

打海文三『ドリーミング・オブ・ホーム&マザー』

この物語は、さしあたって、身の内に(異なる位相で複数の)モンスターを棲まわせた犬によって伝播される呪いの物語、すなわちホラーといってもいい結構をもっている。ただ、そのモンスターも呪いも明確に“現実”の枠内に規定され、良くできた恋愛小説のよう…

本やタウン:書籍近刊情報より

■■■:国書刊行会 『リトル・ガールズ』 エリザベス・ボウエン/太田良子訳 8/20 \2,730 ■■■:国書刊行会 『ライト』 M・ジョン・ハリスン/小野田和子訳 8/25 \2,730 ■■■:新宿書房 『リディキュラス!』 デヴィッド・カウフマン/常田景子訳 7/下 \5,040 ((60年…

e-honもうすぐ出る本の予約より

■■■:アスペクト 『精神けもの道 つい、おかしなことをしてしまう人の行動分析読本』 春日武彦 7/28 \1,680 ■■■:宝島社 『東京デッドクルージング』 深町秋生 8/8 \1,200 ■■■:東京創元社 『辛い飴 永見緋太郎の事件簿』 田中啓文 8/22 \1,995 ■■■:東京創…

ビーケーワンより

■■■:メディアファクトリー 『心霊づきあい 11人の作法』 加門七海 8/- \1,365 ■■■:メディアファクトリー 『地図男』 真藤順丈 9/- \1,260 ((仕事中の〈俺〉はある日、大判の関東地域地図帖を小脇に抱えた奇妙な浮浪者に遭遇する。地図帖にはびっしりと、…

人と人の住む集まりのあいだを行き交い踏みしめられ、“人間的”な交流の証として形成される“道”。道をたどることとはすなわち人をたどること、その道程を描くのがいわゆるロードノヴェルだと仮定すれば、人がヒトという名の獣へと変貌しつつある『ザ・ロード…

ビーケーワンより

■■■:朝日文庫 『戦争文学を読む』 川村湊、成田龍一、上野千鶴子・他 8/7 \704 ■■■:朝日文庫ソノラマセレクション 『D-不死者島』 菊地秀行/天野喜孝 8/7 \525■■■:岩波現代文庫 『「かたち」の哲学』 加藤尚武 8/19 \1,155 ■■■:岩波文庫 『芸術における…

ダニエル・ケールマン『世界の測量』

存分に愉しむ、大満足。あらゆるものを見ることで帰納的に世界の法則を身につけていったフンボルトは、世界を誰よりも知っているのに世間を知らず、卓越した算能によって世界の法則を直感してそこから事象を演繹していくガウスは、法則を誰よりも理解できる…

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■■■:リトルモア 『季刊 真夜中 No.2 2008 Early Autumn』 7/22 \1,260

ビーケーワンより

■■■:月曜社 『自分自身を説明すること 倫理的暴力の批判』 ジュディス・バトラー/佐藤嘉幸・他訳 7/- \2,625 ■■■:作品社 『野生のアノマリー スピノザの形而上学と政治における権力』 アントニオ・ネグリ/杉村昌昭・他訳 8/- \3,150 ■■■:水声社 『文芸時…

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■■■:ヴィレッジブックス 『モンキービジネス 2008 Summer Vol.2 眠り号』 柴田元幸責任編集 7/19 \1,365 ■■■:角川書店 『おそろし 三島屋変調百物語事始』 宮部みゆき 7/30 \1,680 ■■■:講談社 『綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー』 綾辻行人・…

ビーケーワンより

■■■:水声社 『老教授ゴハルの犯罪』 アルベール・コスリー/田中良知訳 7/- \2,310 ((ドロップアウトした初老の元大学教授ゴハル、麻薬密売で糊口をしのぐホームレスの民衆詩人イェーゲン…。カイロの貧民街を舞台に、若き娼婦殺しをめぐって繰り拡げられる、…

ポー、ラヴクラフト、ジョン・ディー等あざといネタを盛り込んだ『ボルヘスと不死のオランウータン』は、事件の謎自体はすぐわかるし、その真相をあからさまに迂回しながら繰り広げられる論議はちょっとしたサロントーク以上のものではないけれど、物語全体…

コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』

じっくりゆっくり読む。I'm not here. This isn't happening.…というRadioheadの“How to Disappear Completely”の詩を、読んでいる間中ずっと思い浮かべていた。終末を際とした地の荒涼と暴露されるヒトの蛮性を忌避するがごとく、事象と心象がシームレスで…