2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

早川書房2004年5月の新刊からチェック ・ジョー・R・ランズデール『サンセット』 ・川端裕人『川の名前』 ・高野史緒『ラー』 ・グレアム・ジョイス『鎮魂歌(レクイエム)』〈プラチナ・ファンタジイ〉 それから、えーと… ・ベン・レーダー『馬鹿★テキサス…

附記

↓に書いたことはシャロン・シン『魔法使いとリリス』[bk1]にも言えますね。胡散臭い変身魔法使いと、感情というものがわからないその妻、そしてそこに術を教わりに来た若き才英の魔法使いが織り成すロマンティックファンタシィの小品で、ベタではあるけど悪…

ジェイムズ・P.ブレイロック『魔法の眼鏡』[bk1]

両面が表の1㌣銅貨と引き換えに、金魚鉢いっぱいのビー玉とともに手に入れた魔法の眼鏡をかけると窓の向こうには別の世界がひらけていた! その世界に迷い込んだダニーとジョンの兄弟はそこでゴブリンたちに眼鏡のレンズを盗まれてしまう。眼鏡がなければ元…

_,, いやー ▼ ´∀▼ しばらく更新をサボってたら感想の書き方忘れちゃいましたよ ヾ(_,,)

ケリー・リンク『スペシャリストの帽子』[bk1]

わたしとあなたと、そしてだれか…ここに収められた短編群はそういうミニマルな1対1+αの関係性の、まともに書けばどろっと生々しくなりそうなお話を、童話や神話の筋ををベースに、どこか夢見心地の心象を、暗喩、象徴のフィルターをかけて投影された世界を綴…

e-hon予約コーナーより ・アーシュラ・K・ル=グウィン 『ゲド戦記外伝』[bk1] ISBN:4001155729 岩波書店 ・小川洋子 『ブラフマンの埋葬』[bk1] ISBN:4062123029 講談社 ゲド外伝って短編集? ちょっと欲しいかも。 あ〜それから…ケリー・リンクの感想はも…

『スペシャリストの帽子』読了。感想は明日にでも。それにしても忙しくて小説が読めない日々の生業。大塚英志の2冊を拾い読み、あとは『琥珀捕り』(←面白い)を一日一章づつ寝る前に捲るくらい。『文学賞メッタ斬り!』も読み始めました、これはすごいです…

あ・・・『拳闘士の休息』、手に入りました。 _,, ▼ ^∀▼ 古本の神様ありがとう! ヾ(_,,)

F・X・トゥール『テン・カウント』[bk1]

…この世界に踏み入る資格の無いものもいる。資格はあっても、踏み入ってはいけないものもいる。そんなやつは、殴り飛ばすのさ。*1、…男だけじゃない、闘うのは。女だって、闘っていいご時世なのだから。だが、このベイビィには過酷な運命が待っていた。*2、……

ロバート・リード『地球間ハイウェイ』[bk1]

並行宇宙に存在する無数のヴァリエーションを持った地球、それら結ぶ“輝き”と呼ばれる地球間ハイウェイ、それを作ったと信じられている“創建者”を求めて“巡りびと”たちがさまざまな姿の地球を遡行する百万年におよぶ旅。 …この壮大な設定は、しかし設定のみ…

doctainc.さんの『拳闘士の休息』感想、そそられますねぇ…復刊ドットコムへのリンクを張っておこうっと。

TVアニメーション『蒼穹のファフナー』のシナリオコーディネーターに冲方丁、チェック。

原籙新作!(情報元CUTTING EDGE)。藤沢直弥さんの復帰も大変嬉しいニュースですね。

まぁ相当に忙しい日々の中、ロバート・リード『地球間ハイウェイ』読了、感想はたぶん明日。

本やタウンBOOK CLIPより4月の文庫本チェック ・朝日ソノラマ『帽子屋ポリー』秋山完 (延期しませんように…って書くの何度目かな) ・電撃文庫『機械仕掛けの蛇奇使い』上遠野浩平 ・電撃文庫『デュラララ!!』 成田良悟 (5月にも新刊あるらしい) ・ハル…

神林長平『麦撃機の飛ぶ空』[bk1]

届きましたよ、読んでますよ、でっかいお話がちっさい体裁に詰まってるって感じがたまんないですね、って言うか造本もサイコー。

G・K・ウオリ『箱の女』[bk1]

昨夜、このエレン・ディレイは、慎ましい自宅に踏み込んだ四人の警官に射殺された。初期の警察の報告書によれば、彼女が自宅付近で釣りをしていた男たちに発砲したのが事の起こりだった。この釣り人たちの通報に応じた警官たちがエレン・ディレイの家に近づ…