2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

早川書房2004年11月の新刊からチェック 単行本 『パズル』 アントワーヌ・ベロ 『愚か者死すべし』 原籙 『王狼たちの戦旗(上・下)』 ジョージ・R・R・マーティンHPB 『死の笑話集』 レジナルド・ヒル 『青と赤の死』 レベッカ・パウェル文庫 『トリポッ…

本やタウン新刊リストから単行本と新書のチェック。 [単行本] [bk1]岩波書店 『大人にはわからない日本文学史』 高橋源一郎 [bk1]講談社 『キョウコのキョウは恐怖の恐』 諸星大二郎 [bk1]講談社 『震災列島』 石黒耀 [bk1]講談社 『袋小路の男』 絲山秋子 […

シェイマス・スミス『名無しのヒル』[ハヤカワ文庫HM/早川書房][bk1]

徹底的に脱水されたシニカルでクールなシチュエーションコメディコメディを見せてくれた前2作から一転、今度のスミスはブコウスキーを思わせる、ある意味ウェットな自伝的青春小説仕立ての話を持ってきた。でも舞台はぬるくない、英軍にIRAと間違われて送ら…

キース・アブロウ『抑えがたい欲望』[文春文庫][bk1]

精神医を探偵役に据え、事件の奥に潜むココロの暗い部分を見つめるミステリ…本書を読んですぐに思い出したのがジョナサン・ケラーマンの『大きな枝が折れる時』[bk1]。浅田彰との対談で高橋源一郎が絶賛していたのを読んで即座に入手…その後サンケイ文庫(扶…

本やタウン新刊リストから単行本と新書のチェック。 [単行本] [bk1]角川書店 『風の街』 香納諒一 [bk1]角川書店 『裸者と裸者(上)孤児部隊の世界永久戦争』 打海文三 [bk1]角川書店 『裸者と裸者 (下)邪悪な許しがたい異端の』 打海文三 [bk1]角川書店 『バ…

綾辻行人『暗黒館の殺人』[講談社ノベルス/講談社][bk1][bk1]

『暗黒館』に感じる居心地のよさ、馴染みのよさというのは、本来肌触りの悪さがウリであるはずのゴシックにあるまじきものでしょう。ここにはどこかでみたような“珍奇”しか見当たらない、過去の総決算、先達へのオマージュ、…なんというかゴシックへのノスタ…

山本弘『審判の日』[角川書店][bk1]

5作の短編の中では「時分割の地獄」作者の自画自賛も納得の傑作。ある人間に対して殺意を抱いてしまった人工知生体のアイドルがいかにして殺戮を成し遂げるか、という過程をそのまま“個人的な認識と世界の本質の関係性”に直結させていく豪腕ぶりはすばらしい…

本やタウン新刊リストから気になる単行本チェック。 [bk1]研究社 『乱視読者の新冒険』 若島正 [bk1]国書刊行会 『チャールズ・アダムスのマザー・グース』 チャールズ・アダムス [bk1]国書刊行会 『エンベディング』 イアン・ワトスン [bk1]産業編集センタ…

仁木稔『グアルディア』[ハヤカワSFシリーズJコレクション/早川書房][bk1]

ウィルスの蔓延で壊滅した文明、異形と化した人類、秩序復興の途上に乱立する組織のパワーゲーム、遺伝子改変による変異体…生体甲冑、不老長生のメトセラ、短い寿命がくると自らの分身を懐胎する生体端末と世界復興の帰趨を握る知性機械サンティアゴ。それら…

人狼BBSがやたらめったら面白くて…

_,, …読んだ本の感想も書かずに ▼ ´∀▼ ずっと過去ログ読んでましたごめんなさい ヾ(_,,)

本やタウン新刊リストから気になる10月刊行文庫のチェック。 [bk1]ソノラマ文庫 『アシャワンの乙女たち』 牧野修 [bk1]岩波現代文庫 『知の遠近法』 山口昌男 [bk1]岩波現代文庫 『生命の多様性(上)』 エドワード・O・ウィルソン [bk1]岩波現代文庫 『生…