本やタウン:書籍近刊情報より


水声社 『ルイ=ルネ・デ・フォレ 「読むこと」という虚焦点』 佐藤典子 6/下 \4,200 ((バタイユが賞賛した作家デ・フォレ。そのメタフィクショナルな小説を「書く/読む主体」という観点から読み解く、日本初のモノグラフ))
水声社 『ロジェ・ジルベール=ルコント 虚無へ誘う風』 谷昌親 6/下 \3,675 ((アヘンに溺れ、ルネ・ドーマルと「大いなる賭け」グループを立ち上げ、ブルトンと対立したスキャンダラスな詩人の姿に迫る))

ポット出版 『昭和ストリップ紀行』 坂田哲彦編著 6/17 \1,890 ((全国に300軒以上あったストリップ劇場も今では50軒足らずに減少した。昭和の時代の面影を残す劇場を写真と文章で記録する))

臨川書店 『ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集(7) 文芸批評』 日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会編訳 7/下 \3,360 ((バルザックゲーテカフカらへの思いを綴ったもの、当時のドイツ文学論考など、ヘッセの「書くこと」に対する思いが溢れる1冊))