本やタウン:書籍近刊情報より


岩波書店 『発見術としての学問 モンテーニュデカルトパスカル』 塩川徹也 7/9 \2,415 ((よく生きるための実践的学問論。17世紀モラリストたちの思考に、知を再生するヒントを探る))
岩波書店 『文学フシギ帖 日本の文学百年を読む』 池内紀 7/21 \756 ((鴎外・牧水・百輭から三島・寺山・春樹まで、いずれ劣らぬ腕利きぞろい。さまざまな「フシギ」を秘めた作品に、当代随一の読み巧者が挑む))
岩波書店 『ダリ 夢のリアリティー』 ラルフ・シーブラー/大郄保二郎訳 7/21 \2,940 ((夢と現実の狭間で制作した20世紀最大の画家の生涯と作品をフロイトやランクの理論に照らして分析))
岩波書店 『日本映画は生きている』 黒沢清吉見俊哉四方田犬彦李鳳宇編 7/29 \2,940 ((日本映画は現在、どこへ向かおうとしているのか。映画史や内外の最新の研究成果をふまえ、根源的に問い直す。『アニメは越境する』同時刊))
岩波書店 『アニメは越境する』 黒沢清吉見俊哉四方田犬彦李鳳宇編 7/29 \2,940 

幻冬舎 『ぼくのうた』 十文字青加藤たいら 7/30 \1,050 
幻冬舎 『翼の帰る処3(上) 歌われぬ約束』 妹尾ゆふ子/ことき 7/30 \945 

講談社 『青銅の悲劇 瀕死の王』 笠井潔 7/6 \1,344 

創元社 『モンスターの歴史』 ステファヌ・オードギー/池上俊一監修 7/上 \1,680 ((モンスターとはいかなる存在か。日本の妖怪やギリシア神話の怪物など、ヨーロッパを中心に世界中のモンスターを丹念にたどる))

東京大学出版会 『英仏文学戦記 もっと面白くなる名作案内』 斎藤兆史野崎歓 7/15 \2,310 ((気鋭の英仏文学研究者が、19〜20世紀に書かれた英仏の名作13本を徹底読解し、その魅力を語り尽くした、待望の文学対談第2弾))

早川書房 『マルジナリアの妙薬』 新城カズマ 7/下 \1,470 ((活字と電子の狭間で物語のあり方が大きく変容している現在において、物語的想像力の可能性を問い直すショートショート全12話))
早川書房 『神の棘(1)』 須賀しのぶ 7/下 \1,890 ((ナチスのエリート将校とその弾圧に抵抗する修道士。かつての幼馴染みは戦争と信仰に引き裂かれる。全2巻連続刊行の歴史冒険大作))

KKベストセラーズ 『陰謀論にダマされるな!』 竹下節子 7/8 \800 ((2012年世界崩壊説は本当か。世界には悪い人がいて、人類を支配しようとしているのか。終末論と陰謀論との正しい付き合い方とは))