ビーケーワンより


角川書店 『フォーチュンクッキー』 石持浅海 8/- \1,680 

河出書房新社 『新懐旧国語辞典』 出久根達郎 8/- \1,680 ((意味不明になった言葉、レトロな言葉、つい最近まではやった言葉。懐かしい言葉と時代を愛惜する辞典エッセイ))
河出書房新社 『半分のぼった黄色い太陽』 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ/くぼたのぞみ訳 8/- \2,310 ((ビアフラ戦争という深刻なテーマを、心ゆさぶられる哀しくも美しいラブストーリーを軸に描いた傑作。最年少オレンジ賞受賞作。映画化))

講談社 『再会』 横関大 8/- \1,680 ((幼なじみの4人が校庭に埋めた拳銃は、23年の時を経て再び放たれた。著者9年の想いが込められた、友を守る物語は、空前のミステリとなり産声を上げる))
講談社 『サウンド・オブ・サンセット』 麻生幾 8/- \1,890 ((海上自衛隊を飛び出し、自らの正義に従ってダーティビジネスに手を染める男に怪しい依頼が。フィリピンで消えた女医を捜した先に、国境を越えた罠が待ち受ける))
講談社 『イキルキス』 舞城王太郎 8/- \1,575 
講談社 『五感集』 浅暮三文 8/- \1,785 ((幽閉されていた娼婦が消えた。直前に情事を営んだ男が感じたのは幽体離脱。あらゆる感覚を刺激する、日本推理作家協会賞受賞作家の新境地))

:三元社 『右手と頭脳 エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー《兵士としての自画像》』 ペーター・シュプリンガー/前川久美子訳 7/- \2,940 ((ドイツ表現主義を代表する画家キルヒナーがあえて右手を切断した姿で描いた自画像。「切られた手」というショッキングなモティーフの背後にあるもの、また、第一次世界大戦が絵画や彫刻におよぼした影響などを探る))

三修社 『ヘルタ・ミュラー短篇集「澱み」』 ヘルタ・ミュラー/山本浩司訳 8/- \2,100 

小学館 『消えたヴァイオリン』 スザンヌ・ダンラップ/西本かおる訳 8/- \1,575 ((舞台は18世紀のウィーン。音楽家ハイドンの楽団ヴァイオリニストが謎の死をとげる。激動の時代を背景に、少女が、父の死をめぐる秘密を探ろうと謎に挑む))

祥伝社 『さくらの丘で』 小路幸也 8/- \1,575 ((満ちるの祖母が話してくれた「学校」は、祖母が子どもの頃に通ったさくらの丘にある西洋館のことだった。当時の3人の孫は、それぞれの祖母が遺した鍵を手に西洋館を訪れる。鍵は玄関・図書室、もうひとつは・・・。戦時中の悲しい秘密を孫娘たちは守っていくのか))
祥伝社 『壱里島奇譚』 梶尾真治 8/- \1,680 ((奇跡の商品「おもしろたわし」を調査せよ−リストラ候補の商社マン・宮口翔一は常務の柄本の特命を受け、天草諸島に浮かぶ「逃れの島」壱里島へと飛んだ。 パワースポットと化した離島を舞台に奇跡が次々起こるSFファンタジー))

筑摩書房 『荷風 百輭・夏彦がいた 昭和文人スクラップ・ブック』 大村彦次郎 8/- \2,100 ((「政治家は与野党問わず嘘ッぱちの公約のラッパを吹き」。世相から酒・煙草の話まで、単行本未収録エッセイ全5冊完結))

原書房 『かいぶつのまち』 水生大海 7/- \1,680 ((演劇大会前日、出演者が次々に体調を崩し、上演作品「かいぶつのまち」に見立てたかのように主人公に繰り返し凶器が届く。元「羅針盤」メンバーは、後輩との壁に戸惑いながらも、その隙間に巣くう「かいぶつ」を探し始める…))
原書房 『ヒトラーシュタウフェンベルク家 「ワルキューレ」に賭けた一族の肖像』 ペーター・ホフマン/大山晶訳 8/- \3,360 ((ヒトラーとドイツ政府の愚政に異議を唱え、参謀長の要職にありながら、クーデターを実行したクラウス・シュタウフェンベルク伯爵。英雄的な蜂起にいたるまでの、名門のドイツ貴族一家に秘められた歴史を膨大な資料から綴る))

文藝春秋 『ライオンをアメリカに放つ 捕食者なき世界』 ウィリアム・ストルゼンバーグ 8/- \1,985 ((捕食ピラミッドの頂点に位置する肉食獣が消えた結果、人類は危機に直面している。奇想天外な「再野生化計画」とは。警鐘の科学書))