e-hon もうすぐ出る本の予約より


アスペクト 『大人が魂消る 日本の古典 怪談・珍談奇聞』 野火迅 8/19 \1,470 ((世にも不思議な、奇妙で猥褻で怖い話   陰中に鬼牙を持つ美女(津軽のカナマラ明神)、美貌の若僧に懸想し蛇になった僧(愛執の果て)、首だけになっても愛する人と連れそうことを望む娘(泣き濡れる生首)。 過激でファンタジックな猥談、珍妙な言い伝え、世にも不思議な体験談、妖しい伝説の数々。 子どもには読ませたくない、大人向けの古典))

:大月書店 『エル・ネグロと僕 剥製にされたある男の物語』 フランク・ウェスターマン/下村由一訳 8/23 \2,520 ((博物館に展示されていた黒人の剥製〈エル・ネグロ〉。人間が標本となっていることに衝撃を受けた著者は、ケープタウン、パリ、バルセロナへと、その足跡を辿る旅に出る。人種、文化、アイデンティティを問いなおす異色の紀行文))

:光文社 『声を出していこう』 朝倉かすみ 8/18 \1,785 ((未解決通り魔事件発生! でも、犯人捜しより、人の心のほうが面白い。何の変哲もない街で、通り魔事件が起こった。犯人は、駅のコンコースで刃物を振りかざし数人を負傷させ逃亡。その街に住むのは、中学生男子、女子高生、二十代無職、OL、四〇代喫茶店店主──。誰も彼も、見事にうだつの上がらぬ平凡な人たちだ。しかし、彼らが通り魔事件について考えるとき、胸中にざらりとした感情が走り抜ける……。普通の人間の心の奇妙さを、ユーモラスに、シニカルに、リズミカルに描く))
:光文社 『ジョシカク!』 黒野伸一 8/18 \1,785 ((「お前、脱ぐか?」――所属事務所の三木谷さんに言われたセリフは冷たいクビ同然宣言だった。モデルとしては今一つ、女優になる才能もなし。主人公・浅田美麗が糊口を凌ぐためにやっている女子格闘技のラウンドガールも、太ってきたためにクビになりそう。そんな時に三木谷から「ラウンドガールが格闘技選手になったら面白い」という珍案が出される。尻ごみをしながらも、今まで本気で物事に取り込んだことのない美麗は果敢に挑戦する。恋に仕事に人生に格闘する美麗のユーモア青春成長物語、ダ〜ッ!))
:光文社 『エコイック・メモリ』 結城充考 8/18 \1,680 ((県警本部所属の女性機動捜査隊員・クロハは、ネットのフリー動画サイトにアップされたスナップフィルムについての捜査を命じられる。信憑性も手掛かりも少ない事案だが、放っておくわけにもいかない。アリバイ作りに近い捜査だったが、実際に撮影現場と死体が発見され、事態は一挙に緊迫感を増す。そんな折り、事件の端緒をつかんだクロハに対して、情報の提供を要求する闇組織と、権力批判に熱意を持ったジャーナリストが接触をはかりはじめる……。;日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作家が、著しい進境を示した、圧巻の受賞第一作!))

:新潮社 『小林秀雄全集 補巻3』 小林秀雄/新潮社 8/10 \9,450 
:新潮社 『変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』 障沁R正之 8/18 \1,470 ((教科書の通説「リンカーン大統領は、奴隷解放の父」は果たして本当なのか? 世にはびこるウソやまやかしを一刀両断。大人気シリーズ、堂々の第5弾!!))
:新潮社 『からくりがたり』 西澤保彦 8/20 \1,470 
:新潮社 『引かれ者でござい 蓬莱屋帖外控』 志水辰夫 8/20 \1,680 
:新潮社 『魔所 イタコ千歳のあやかし事件帖2』 堀川アサコ 8/20 \1,260 
:新潮社 『ストーリー・セラー』 有川浩 8/20 \1,365 
:新潮社 『舞灯籠 京都上七軒幕末手控え』 蜂谷涼 8/20 \1,575 
:新潮社 『今夜は最高な日々』 障泄ス哲郎 8/25 \1,785 ((山下洋輔トリオ、面白グループ、『今夜は最高!』……あのバカバカしくも素晴らしき八〇年代よ! 編集者&演出家&放送作家の著者が綴る、知られざる日本カルチャー史))
:新潮社 『新徴組』 佐藤賢一 8/31 \2,100 ((沖田林太郎――沖田総司の義兄にして、江戸市中を取り締まる「新徴組」の小頭。預かりの庄内藩戊辰戦争参戦を決めたとき、凡庸だったはずの男は家族のために立ち上がる!))
:新潮社 『禁猟区』 乃南アサ 8/31 \1,470 
:新潮社 『随想』 蓮實重彦 8/31 \2,310 ((はしたなさ、さもしさを競い合うニュースが横溢するこの時代に、心を沸き立たせてくれる人々、映画、小説の愉しみと喜びを軽やかに綴る思索と快楽の書))
:新潮社 『黙祷の時間』 ジークフリート・レンツ/松永美穂訳 8/31 \1,680 ((新潮クレスト・ブックス――海辺の小さな町で、少年は教師に恋をした。ひと夏の二人の記憶は、やがて沈黙の時間に包まれる――本国ドイツでベストセラー、巨匠レンツの恋愛小説))
:新潮社 『いちばんここに似合う人』 ミランダ・ジュライ/岸本佐知子訳 8/31 \1,995 ((新潮クレスト・ブックス――孤独な魂たちが束の間放つ生の火花を、切なく鮮やかに写し取った16の物語。カンヌ新人賞受賞の女性映画監督による初短篇集。フランク・オコナー賞受賞))
:新潮社 『菊とポケモン ―グローバル化する日本の文化力』 アン・アリスン/実川元子訳 8/31 \2,415 ((ゴジラからポケモンまで、クール・ジャパンのさきがけとなった作品を学際的な視点から考察した、二十一世紀の『菊と刀』とも言うべき日本(人)論))

:扶桑社 『マンガけもの道 まんだらけ中野店副店長の珍作発掘探訪』 岩井道 8/6 \1,470 ((マンガ好きの聖地として知られる『まんだらけ』中野店。同店の副店長・岩井道が、自身が遭遇した「最新ヒットマンガ」にはない面白さがある珍作・奇作・意外な佳作を紹介!))

平凡社 『絶対製造工場』 カレル・チャペック 8/12 \1,260 ((平凡社ライブラリー――「絶対=神」を製造する機械が発明され、増殖する「絶対」により世界は大混乱に!『ロボット』『山椒魚戦争』の作者によるSF長編))
平凡社 『朱子伝』 三浦國雄 8/12 \1,470 ((平凡社ライブラリー――儒学宇宙論形而上学へと集大成し、東アジアの思想圏に大きな影響を与えた朱子。その生涯を、リアルな「人間・朱子」として描く))