本やタウン:書籍近刊情報より


河出書房新社 『パルファム・プロテティーク 佳嶋 第四作品集』 佳嶋 8/5 \3,675 
河出書房新社 『黒檀』 リシャルト・カプシチンスキ/工藤幸雄ほか訳 8/10 \2,730 ((ルポルタージュ文学の第一人者が、40年におよぶ取材をもとにアフリカ諸国の断片を鋭く切り取り、本質をえぐりだした傑作。本邦初訳))
河出書房新社 『思想としてのシェイクスピア 近代世界を読み解くキーワード50』 本橋哲也 8/10 \1,365 ((シェイクスピアが時代を超えて人々を魅了し続けるのはなぜか。その作品世界と思想のエッセンスを1冊に凝縮した新しいガイドマップ))
河出書房新社 『小説 平城遷都 匂ふが如く』 渡辺孝 8/10 \1,890 ((武人・志賀麻呂は、「古事記」編纂者安万侶を通じて、黒幕・藤原不比等の力に。愛と万葉の平城遷都1300年記念企画))
河出書房新社 『図説 フリーメイソン』 吉村正和 8/10 \1,890 ((世界最大の秘密結社、フリーメイソンの真実の姿を、歴史に根ざした真摯な検証かた解き明かす。フリーメイソン研究第一人者による決定版))
河出書房新社 『半分のぼった黄色い太陽』 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ/くぼたのぞみ訳 8/13 \2,310 ((ビアフラ戦争というテーマを、心ゆさぶられる哀しくも美しいラブストーリーを軸に描いた傑作。最年少オレンジ賞受賞作。映画化))
河出書房新社 『蝶コレクターの黒い欲望 乱獲と密売はいかに自然を破壊したか?』 ピーター・ラウファー/寺西のぶ子訳 8/16 \1,995 ((密売される蝶や、生息地を奪われる蝶たち。蝶が直面している絶滅の危機と、それに立ち向かう人々の戦いをジャーナリストが描く))
河出書房新社 『図説 バロック 建築・美術・音楽』 中島智章 8/20 \1,890 ((劇的な流動性、過剰ともいえる装飾性をもつ「バロック芸術」。時代を画したバロックの建築・美術・音楽を総合的に論じる画期的な1冊))
河出書房新社 『石原豪人 「エロス」と「怪奇」を描いたイラストレーター』 中村圭子編 8/20 \1,680 ((力・毒・色気あふれる、50年に及ぶ画業が初めて1冊に。伝説のイラストレーター「石原豪人」の全軌跡。待望の新装版))
河出書房新社 『宮澤賢治と幻の恋人 澤田キヌを追って』 澤村修治 8/20 \2,520 ((賢治の作品、友人教え子の証言から「恋人」を整理し、新発見の、看護婦キヌとの関係を探り、彼女のその後を追う
河出書房新社 『ダンテ『神曲』講義』 平川祐弘 8/25 \5,460 ((『神曲』の名訳者が、半世紀近くの研究と講義の成果を盛り込んで、ダンテとその作品の魅力を平明かつ詳細に解き明かす画期的大著))
河出書房新社 『神曲 完全版』 ダンテ/平川祐弘訳 8/25 \5,460 ((ダンテは地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る。最高の名訳で贈る、世界文学の最高傑作。ギュスターヴ・ドレによる挿画を完全収録))

幻冬舎 『図説 悪人辞典』 六平十司/Tomoe 8/31 \1,680 ((古今東西の悪人悪行の数々を、秀麗なイラストとともに掲載))

国書刊行会 『偽札百科』 村岡伸久 8/下 \1,890 ((紙幣のセキュリティに警鐘を鳴らし、人間やセンサ、自動販売機がなぜ偽札に騙されるのかを詳細に記述))

春風社 『ヘンリー・フィールディング伝』 澤田孝史 8/5 \4,500 

新紀元社 『太陽と月の伝説』 8/下 \1,890 ((太陽と月にまつわる世界各地の神話・伝承を紹介していく。また太陽や月にまつわるさまざまな都市伝説なども紹介する予定))

:新潮社 『もののけの正体 怪談はこうして生まれた』 原田実 8/12 \756 
:新潮社 『大女優物語 オードリー、マリリン、リズ』 中川右介 8/12 \777 ((ハリウッドを代表する大女優3人の運命は、思わぬ場面で絡み合っていた。デビュー秘話やスキャンダルを交えて描く美貌と野望の物語))

中央公論新社 『ゴッホの宇宙 きらめく色彩の軌跡』 小林英樹 8/10 \1,890 ((孤高の画家が彷徨したオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェルでの色彩と技法の比較分析と書簡の解読から魂の遍歴を辿る))

白水社 『ヴェネツィア・ミステリーガイド』 市口桂子 8/下 \2,310  ((歴史の闇と深部を、ミステリアスな伝説を追体験しながら見えてくる、水の都の奥の奥))

早川書房 『忘れない忘れない』 渡辺やよい 8/上 \1,365 ((たとえ記憶が消えたとしても、夫婦の絆、親子の絆、家族の絆は決して消えない。R−18文学賞受賞作家の新境地、感涙の家族小説))
早川書房 『卵をめぐる祖父の戦争』 デイヴィッド・ベニオフ/田口俊樹訳 8/上 \1,470 ((ナチス包囲下のレニングラードで、命を賭けて「卵」を探す羽目になった青年2人の友情と大冒険を描く。ポケミスがリニューアル))
早川書房 『だから、ひとりだけって言ったのに』 クレール・カスティヨン/河村真紀子訳 8/上 \1,575 ((ブラックユーモア際立つ表題作ほか、失敗だらけの母娘模様を描く極彩色の19篇。仏で人気沸騰、気鋭の女流作家による注目の短篇集))
早川書房 『ヒーローの作り方 ミステリ作家21人が明かす人気キャラクター誕生秘話』 オットー・ペンズラー編/小林宏明ほか訳 8/下 \2,625 ((現代を代表する21人の人気作家が、人気キャラクター誕生の秘話を明かす、必読のエッセイ集。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作))
早川書房 『マルドゥック・スクランブル 改訂新版』 冲方丁 8/下 \2,100 ((2003年に刊行された各賞総嘗めの傑作を冲方丁が才能の限りを尽くして完全リライト。少女バロットの伝説の闘いが、いま甦る))
早川書房 『神の棘(2)』 須賀しのぶ 8/下 \1,785 

:PHP研究所 『悪ノ娘悪ノ召使』 悪ノP 8/4 \1,050 ((動画サイトでヒット。感動のボーカロイドコンテンツを悪ノP自身が筆を執りノベライズ。さらに広がる切なくも残酷で美しい世界))
:PHP研究所 『とまどい関ヶ原』 岩井三四二 8/9 \1,680 
:PHP研究所 『インスマウスの影』 ハワード・フィリップス・ラヴクラフト原作/原田雅史漫画 8/18 \1,050 ((ラヴクラフトの最高傑作といわれ、クトゥルフ神話が怪しく息づく小説『インスマウスの影』を漫画化。港町に隠された秘密とは))
:PHP研究所 『狂気の山脈にて』 ハワード・フィリップス・ラヴクラフト原作/宮崎陽介漫画 8/18 \1,050 ((クトゥルフ神話の始祖ラヴクラフトが遺した作品の中でも、とくに超大作として名高い『狂気の山脈にて』を漫画化))

文藝春秋 『黒澤明七人の侍」創作ノート』 黒澤明/野上照代解説 8/下 \3,800 

メディアファクトリー 『エクソシスト急募』 島村菜津 8/27 \777 ((現在、欧米では悪魔を祓う「エクソシスト」を急募中。実際の儀式に参列した作家が現代人の精神的危機を読み解く、渾身の報告書))
メディアファクトリー 『サクサクわかる現代史』 青木裕司/片山まさゆき 8/27 \777 ((パレスチナ問題などの世界史上とくに難解なテーマを、カリスマ講師と鬼才漫画家が超平易に解説。世界の今がサクサクわかる))
メディアファクトリー 『なぜ人は砂漠で溺死するのか?』 高木徹也 8/27 \777 ((意外な死因と予想外の場所で、実は多くの人が死んでいる。「病院外の死」に日本一詳しい法医学者が聞き取ったご遺体の声))
メディアファクトリー 『事情のある国の切手ほど面白い』 内藤陽介 8/27 \777 ((外国にも送られる、切手は小さな外交官。カッコよすぎる独裁者や、ないはずの領土など、極端な国ほど切手の主張が面白い))

洋泉社 『新装版 中世の女の一生 貴族・領主・百姓・下人の女たちの運命と人生』 保立道久 8/4 \2,625 ((絵巻物・物語文学をもとにして中世(古代)の女たちのライフサイクルとセクシュアリティに肉薄した女性史研究の金字塔・待望の復刊))