版元ドットコムより
■■■:青弓社 『写真の孤独 「死」と「記憶」のはざまに』 伊勢功治 7/22 \2,520 ((ジャコメッリ、古屋誠一、オノデラユキ、野口里佳、太田順一、石内都……。見る者の心を動かし、奪い、突き放し、温める写真を撮り続けている作家を多数紹介して、作品が語るテーマ性とそこから浮かび上がる「生と死」「記憶」を読み解く評論集))■■■:法政大学出版局 『変革する多文化主義へ オーストラリアからの展望』 塩原良和 7/21 \3,150 ((サピエンティア12――国境を越えて活動する人は増加の一途をたどり、多文化主義/多文化共生という言説は一定の地位を占めるようになった。一方、新自由主義は経済的に役に立つか立たないかで人間を選別する姿勢を鮮明にし、外国人労働者の扱いにそれが端的に表れている。著者は、多文化主義政策の先進国オーストラリアでボランティアをしながら調査を重ね、より多様な日本社会に向けて提言する))