e-hon もうすぐ出る本の予約より


河出書房新社 『脳のなかの万華鏡』 リチャード・E・サイトウィック、デイヴィッド・M・イーグルマン/山下篤子訳 8/24 \2,940 ((文字や曜日に色がついて見える、形に味を感じる、数字が空間に並んで見える……そのとき脳では何が起きているのか? 「共感覚」と呼ばれる、奇妙で豊かな現象の謎に迫る。カラー図版多数!))

キネマ旬報社 『映/画、黒片 クライム・ジャンル79篇』 滝本誠 8/10 \2,520 ((アルフレッド・ヒッチコックブライアン・デ・パルマデイヴィッド・クローネンバーグクエンティン・タランティーノロバート・アルトマンジョニー・トー…カルト監督やアート・ムービーについての評論の嚆矢にして、博覧強記にして諧謔精神に満ち、熱狂的なファンを持つ評論家・滝本誠の最新映画評論集。今回のテーマは“クライム・ムービー”(犯罪映画)。アメリカ映画&ヨーロッパ映画のクライム・ジャンルから近年のアジアン・ノワールまで、単行本未収録原稿の大幅な改稿や未発表コラムなど79本を全7章にまとめた。クライム・ムービー・ファン、ミステリーファン、滝本ファンに送る、集大成的新刊))

講談社 『覆面作家のため息』 西藤潤/久保いさこ絵/菊池信義装丁 8/21 \1,050 ((あの覆面作家は僕と名乗ってしまって大波乱;なりゆきで覆面作家・二宮散弾寺と、ファンの大学生に言ってしまった俺は、やめようと思いつつもできず、新作を書くことに。舞城王太郎氏に読ませたいこの1冊))
講談社 『9・11の標的をつくった男  天才と差別―建築家ミノル・ヤマサキの生涯』 飯塚真紀子 8/25 \1,890 ((ピラミッド以来の巨塔と波乱万丈の日系人世界貿易センタービル日系人建築家は、徒手空拳で競争と嫉妬うずまく世界を駆け上った。貧困、差別、努力そして華麗な女性関係。こんな男がアメリカにいた!))
講談社 『ムーミンママの名言集』 T.ヤンソン文・絵/S.マリラ編/渡部翠訳 8/28 \1,155 

:東京書籍 『もしも月が2つあったなら』 ニール・カミンズ/佐藤勝彦監修/増田まもる訳 8/28 \2,310 ((「もしも月が2つあったなら、地球はどうなっているのだろうか」…科学的なifをさまざまなデータを駆使して考察する待望の第2弾。科学の面白さを実感できる思考実験が満載。知的好奇心や想像力を刺激し、思考回路を磨くのにも最適))
:東京書籍 『文化人とは何か?』 南後由和、加島卓編 8/28 \1,890 ((脳科学者、女流作家は何故マスメディアが求めるままにもっともらしいことを語り、お笑い芸人は何故、映画監督になり、芸術家になり、政治家になるのか? 何故、“違いのわかる男”は「文化人」なのか? そして、そもそも「文化人」とは何か? 飯田泰之(経済学者)、荻上チキ(評論家)、難波功士(広告論)、佐倉統(科学論)など総勢16名の気鋭の論客が、独自の視点から「文化人」たちを分析する。文藝評論家・福田和也、建築界の大御所・磯崎新のインタビューも掲載))
:東京書籍 『僕が出会った作家と作品 五木寛之選評集』 五木寛之 8/31 \1,365 ((40年にわたって、作家・五木寛之がさまざまな文学賞の選考で出会った作家と作品。その中で、「これは面白い」と五木寛之が全力で推奨する作家と作品の選評を集成。その選評から垣間見える、「作家」の誕生するスリリングな瞬間。ブックガイドとしてもかつてない質と量のある一冊))

白水社 『ナポレオンの妹』 フローラ・フレイザー/中山ゆかり訳 9/中 \2,730 ((美貌と完璧なプロポーション、多くの愛人、エキセントリックな行動。皇帝が手こずり、そして愛した妹ポーリーヌの波乱の生涯))
白水社 『戦争と広告』 馬場マコト 9/中 \2,520 ((広告依頼主は内閣情報局、仕事は戦意高揚をはかるポスター制作など。広告制作者たちの最前線の成果を通して見る、戦争の断面))
白水社 『東京のハーケンクロイツ 東アジアのドイツ人社会とナチズム』 中村綾乃 9/中 \2,940 ((1945年5月、ヒトラーの追悼式が東京と天津で行われた。なぜ遠く離れた異国の地に住むドイツ人がナチズムを受け入れたのか?))
白水社 『世はいかにして昭和から平成になりしか』 中島岳志雨宮処凛ほか 9/中 \1,785 ((少しずつ世代の異なる四人が感じた世界の肌ざわり。四つの極私的モノローグから、昭和から平成へ向かう混沌の輪郭が浮かび上がる))
白水社 『ジョージ・オーウェル日記』 ピーター・デイヴィソン編/高儀進訳 9/下 \8,820 ((炭鉱労働、最底辺の都市生活、マラケシュ滞在、ロンドン空襲、孤島での農耕生活と自然観察など、作家の全貌を知る貴重な資料))
白水社 『人、中年に到る』 四方田犬彦 9/下 \1,890 ((少しずつ生き方に緩やかさを与え、しだいに無為の方へと身を向けさせる……ありのままの思念を綴る、四方田版『随想録』))

原書房 『戦争文化論 上』 マーチン・ファン・クレフェルト/石津朋之訳 8/23 \2,520 ((「人類は戦争に魅了されている」だから文化が生まれるのだとクレフェルトは言う。戦争に伴うさまざまな儀式は、まさに戦争が文化そのものであると。戦争は政治目的の手段に過ぎないというクラウゼヴィッツに異議を唱え、説得力ある文章で「戦争とはなにか」を喝破した名著、待望の邦訳!))
原書房 『戦争文化論 下』 マーチン・ファン・クレフェルト/石津朋之訳 8/23 \2,520