2004-01-01から1年間の記事一覧

本やタウン新刊リストから気になる11月刊行単行本をチェック。 [bk1]近代文芸社 『モンソローの奥方』 アレサンドル・デュマ [bk1]白水社 『作者を出せ!』 デイヴィッド・ロッジ [bk1]海鳥社 『他者と死者 ラカンによるレヴィナス』 内田樹

本やタウン新刊リストから気になる11月刊行文庫のチェック。 [bk1]朝日文庫 『終りなき始まり(上)』 梁石日 [bk1]朝日文庫 『終りなき始まり(下)』 梁石日 [bk1]ソノラマ文庫 『アシャワンの乙女たち』 牧野修 [bk1]岩波現代文庫 『明治の東京計画』 藤森照…

e-hon予約コーナーよりチェック 文藝春秋 『アルヴァとイルヴァ』 エドワード・ケアリー 文藝春秋 『アキハバラDEEP』 石田衣良 文藝春秋 『泣き虫弱虫諸葛孔明』 酒見賢一 文藝春秋 『孤独な鳥がうたうとき』 トマス・H・クック 文藝春秋 『バーニーズで』 …

本やタウン新刊リストから単行本と新書のチェック。 [単行本] [bk1]光文社 『明日の記憶』 荻原浩 [bk1]彩流社 『ファンタジーのつくり方(仮)』 中村一朗 [bk1]集英社 『gift』 古川日出男 [bk1]集英社 『エレキ源内 殺しからくり』 米村圭伍 [bk1]集英社 『…

早川書房2004年11月の新刊からチェック 単行本 『パズル』 アントワーヌ・ベロ 『愚か者死すべし』 原籙 『王狼たちの戦旗(上・下)』 ジョージ・R・R・マーティンHPB 『死の笑話集』 レジナルド・ヒル 『青と赤の死』 レベッカ・パウェル文庫 『トリポッ…

本やタウン新刊リストから単行本と新書のチェック。 [単行本] [bk1]岩波書店 『大人にはわからない日本文学史』 高橋源一郎 [bk1]講談社 『キョウコのキョウは恐怖の恐』 諸星大二郎 [bk1]講談社 『震災列島』 石黒耀 [bk1]講談社 『袋小路の男』 絲山秋子 […

シェイマス・スミス『名無しのヒル』[ハヤカワ文庫HM/早川書房][bk1]

徹底的に脱水されたシニカルでクールなシチュエーションコメディコメディを見せてくれた前2作から一転、今度のスミスはブコウスキーを思わせる、ある意味ウェットな自伝的青春小説仕立ての話を持ってきた。でも舞台はぬるくない、英軍にIRAと間違われて送ら…

キース・アブロウ『抑えがたい欲望』[文春文庫][bk1]

精神医を探偵役に据え、事件の奥に潜むココロの暗い部分を見つめるミステリ…本書を読んですぐに思い出したのがジョナサン・ケラーマンの『大きな枝が折れる時』[bk1]。浅田彰との対談で高橋源一郎が絶賛していたのを読んで即座に入手…その後サンケイ文庫(扶…

本やタウン新刊リストから単行本と新書のチェック。 [単行本] [bk1]角川書店 『風の街』 香納諒一 [bk1]角川書店 『裸者と裸者(上)孤児部隊の世界永久戦争』 打海文三 [bk1]角川書店 『裸者と裸者 (下)邪悪な許しがたい異端の』 打海文三 [bk1]角川書店 『バ…

綾辻行人『暗黒館の殺人』[講談社ノベルス/講談社][bk1][bk1]

『暗黒館』に感じる居心地のよさ、馴染みのよさというのは、本来肌触りの悪さがウリであるはずのゴシックにあるまじきものでしょう。ここにはどこかでみたような“珍奇”しか見当たらない、過去の総決算、先達へのオマージュ、…なんというかゴシックへのノスタ…

山本弘『審判の日』[角川書店][bk1]

5作の短編の中では「時分割の地獄」作者の自画自賛も納得の傑作。ある人間に対して殺意を抱いてしまった人工知生体のアイドルがいかにして殺戮を成し遂げるか、という過程をそのまま“個人的な認識と世界の本質の関係性”に直結させていく豪腕ぶりはすばらしい…

本やタウン新刊リストから気になる単行本チェック。 [bk1]研究社 『乱視読者の新冒険』 若島正 [bk1]国書刊行会 『チャールズ・アダムスのマザー・グース』 チャールズ・アダムス [bk1]国書刊行会 『エンベディング』 イアン・ワトスン [bk1]産業編集センタ…

仁木稔『グアルディア』[ハヤカワSFシリーズJコレクション/早川書房][bk1]

ウィルスの蔓延で壊滅した文明、異形と化した人類、秩序復興の途上に乱立する組織のパワーゲーム、遺伝子改変による変異体…生体甲冑、不老長生のメトセラ、短い寿命がくると自らの分身を懐胎する生体端末と世界復興の帰趨を握る知性機械サンティアゴ。それら…

人狼BBSがやたらめったら面白くて…

_,, …読んだ本の感想も書かずに ▼ ´∀▼ ずっと過去ログ読んでましたごめんなさい ヾ(_,,)

本やタウン新刊リストから気になる10月刊行文庫のチェック。 [bk1]ソノラマ文庫 『アシャワンの乙女たち』 牧野修 [bk1]岩波現代文庫 『知の遠近法』 山口昌男 [bk1]岩波現代文庫 『生命の多様性(上)』 エドワード・O・ウィルソン [bk1]岩波現代文庫 『生…

早川書房2004年10月の新刊からチェック [単行本] 『血に問えば』 イアン・ランキン 『フィールド氏の娘』 リチャード・ボーシュ 『くらやみの速さはどれくらい』エリザベス・ムーン [HPB] 『007/ファクト・オブ・デス』 レイモンド・ベンスン 『赤い霧』…

本やタウン新刊リストから気になる単行本、新書のチェック。 [bk1]アンドリュース・プレス 『ニューオリンズの白デブ吸血鬼』 アンドルー・フォックス [bk1]河出書房新社 『凶鳥の黒影 中井英夫へ捧げるオマージュ』 赤江瀑 他 [bk1]カプコン 『スパイ-ハイ …

西澤保彦『方舟は冬の国へ』[カッパ・ノベルス/光文社][bk1]

某所で「西澤保彦は少女漫画(白泉社系)なのですよ」という発言をしたら妙に納得されてしまった。ウケを狙ってただけなのだけど、まぁ言ってしまってから後、自分でもストンと腑に落ちた部分があってなんかスッキリする。某所の某氏は「そーいうところがキ…

あとがきを読むと…

…仁木稔『グアルディア』は佐藤亜紀の紹介によるデビューとのことで、期待が沸騰する今日この頃。

東京創元社メールマガジンより

創元推理文庫近刊の『魔の都の二剣士』フリッツ・ライバー著/浅倉久志訳…ってことは新訳!?

本やタウン新刊リストから気になる単行本、新書のチェック。 [単行本] [bk1]朝日新聞社 『PLAY プレイ』 山口雅也 [bk1]朝日新聞社 『男に生まれて 江戸鰹節商い始末』 荒俣宏 [bk1]幻冬舎 『螢』 麻耶雄嵩 [bk1]講談社 『新宿ミルク工場』 沙藤一樹 [bk1]講…

チョーオススメなんだけど“品切れ”なSFに「マジカヨ!」と叫ぶケダモノ

・梶尾真治『サラマンダー殱滅』[bk1][bk1] _,, ▼ ゜∀▼マジカヨ!! ヾ(_,,) ・マイク・レズニック『アイヴォリー』[bk1] _,, ▼ ゜∀▼マジカヨ!! ヾ(_,,) ・ロバート・A・ハインライン『ルナ・ゲートの彼方』[bk1] _,, ▼ ゜∀▼マジカヨ!! ヾ(_,,) … …

創元SF文庫から発売予定が10月末 _,, ▼ ゜∀▼[]キタ[]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━!! ヾ(_,,)

久しぶりに…

…KingCrimsonを聞きながらエルリックを読む。オリジナルシリーズよりは『真珠の砦』『薔薇の復讐』のほうが好きだったりして。あー、もう一人のマイクルって“マイケル・ジャイルズ”のことかしらん、とか寝言を言ってみたりもして。

C・J・ボックス『沈黙の森』[講談社文庫][bk1]

「普段は凡庸で押しが弱く他人に侮られがちだけれど、“いざ”自分の大事なものが危険に晒されたときは一歩も引かず暴力の行使も躊躇わない」というキャラクターって、アメコミのスーパーマンみたいな、言ってみれば“理想的な国家”…って言うか、押し付けがまし…

倉阪鬼一郎『呪文字』[光文社文庫/光文社][bk1]

ネタ一発。何かに憑かれたように書いた*1とはよく言ったもの。っていうかまるで→ 清涼院流水 ←みたいですな、これでは。 *1:『呪文字』p12

本やタウン新刊リストから9月、気になる単行本、文庫のチェック。 [単行本] アートン 『上海異人娼館』 寺山修司原作/宇野亜喜良絵 近代文芸社 『ナギーブ・マフフーズ短編集 エジプト人文豪の作品より』 ナギーブ・マフフーズ 研究社 『乱視読者の新冒険』 …

殊能将之『キマイラの新しい城』[講談社ノベルス/講談社][bk1]

キマイラが混沌で、天使が法、なるほどその二つの絵の狭間で永遠に揺れ動くエドガー・ランペールはエターナル・チャンピオンに違いない。その中でもすべての戦士の記憶を持つエレコーゼのサーガを一回半ひねってパロディにしたような、ある意味『黒い仏』の…

角川書店来月刊行予定(書籍)からチェック。 ・『ゆめつげ』 畠中恵 ・『生首に聞いてみろ』 法月綸太郎 ・『裸者と裸者 』(上・下) 打海文三 文庫では盛田隆二『サウダージ』と牧野修『屍の王』の文庫化が嬉しいとこ。

伊坂幸太郎『グラスホッパー』[角川書店][bk1]

「バッタを知っているか?」(中略)「緑のやつですよね」「ああ、まあ、そうだな」槿が静かに言う「だが、緑ではないのもいる」(中略)「密集したところで育つと、『群集相』と呼ばれるタイプになる」(中略)「そう。そいつらは、黒くて、翅も長いんだ。で、強…