ビーケーワンより


岩波書店 『瞬間と永遠 ジル・ドゥルーズの時間論』 檜垣立哉 12/- \4,935 ((「第三の時間」という概念を出発点にドゥルーズ哲学の全軌跡を「時間論」として描く画期的論考))

河出書房新社 『悪いことをして罰があたった子どもたちの話』 エドワード・ゴーリー絵/ヒレア・ベロック文/柴田元幸訳 12/- \1,050 
河出書房新社 『自由であるということ 旧約聖書を読む』 E・フロム/飯坂良明訳 12/- \3,675 ((旧約聖書ユダヤ教に徹底したヒューマニズムの種子を見出し、人間にとって真の自由とは何かを問う名著。『ユダヤ教の人間観』改題))

彩流社 『椿説歌舞伎観劇談義』 快楽亭ブラック 12/- \2,100 ((1内容形態 古典入門書2内容紹介 歌舞伎はなぜ凄いの? 歌舞伎と落語、名優伝、実践的観測の鉄則を、日本でいちばん歌舞伎を観ている噺家・ブラックが披瀝する!))

:春秋社 『スローネット IT社会の新たなかたち』 西垣通 12/- \1,680 

青弓社 『サブカルで読むナショナリズム 可視化されるアイデンティティ』 谷川建司、王向華、呉咏梅編著 11/- \2,100 ((国境を超えて流通するサブカルチャーから、東アジア各国・各地域の歴史意識やナショナルな感情を読み解き、サブカル化するナショナリズムの実相を解析する))

筑摩書房 『思想が現実だった頃 1970年転換期における「展望」を読む』 大澤真幸斎藤美奈子原武史ほか編 12/- \2,520 ((激動の時代に思考の格闘を繰り広げた雑誌「展望」を読み直し「今」を考える。編集委員の基調論文と復刻論文、編集委員座談会から構成))

:朝文社 『宮澤賢治〈旅程幻想〉を読む』 伊藤眞一郎 11/- \4,660 ((賢治作品から人間の心性を深く表現する賢治の言葉の特異性と多様性を、著者の深い洞察力から読み解き、賢治の「幻想性」を浮上させ、賢治世界に誘う))

徳間書店 『エリアナンの魔女1 魔女メガンの弟子 上』 ケイト・フォーサイス/井辻朱美訳 12/- \1,785 ((魔術や妖精が迫害されるエリアナンの地で、再び立ち上がる魔女たち。自然の神秘を伝えるオーストラリア生まれのファンタジー))

みすず書房 『ベルリン音楽異聞 古典から実験音楽の最前線まで』 明石政紀 12/- \2,940 ((ドイツ国歌、第三帝国と音楽、カラヤンサイレント映画、幻の歌劇場などをめぐる論考集成。歴史の舞台を撮影した写真収録))