河出書房新社もうすぐ出る本より


河出書房新社 『エルサレムの秋』 アブラハム・B・イェホシュア/母袋夏生訳 11/14 \1,680 ((Modern&Classic:詩作をやめた詩人と、障害をもった息子との日常を静謐な筆致で描いた代表作と、愛する人の子供を預かった青年の戸惑いを、彼の地の空と灼熱に重ねて綴った表題作。いずれも美しく哀しい、イスラエルを代表する作家の中編2編。))
河出書房新社 『改訂版 水の女 溟き水より From the Deep Waters』 高宮利行解説 11/14 \3,675 ((エーテー・クラシックス:セイレーン、マーメイド、魔性の女、異教の女神ヴィーナス、誘惑する水界の魔女など、可憐で妖艶な水の女たちを集めた異色の画集。ラファエル前派や世紀末の画家たちが描いた、19世紀ロマン主義の官能と退廃の世界。))
水の女』はブラム・ダイクストラ『倒錯の偶像』とともに眺めるのが通(?)のたしなみ(笑)ではないのかと思うのだけど、そもそも『倒錯の偶像』ってまだ手に入るんですかね。