本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
以文社 『〈テロル〉との戦争 9・11以後の世界』 西谷修 9/11 \2,520

岩崎書店 『宇宙飛行士ビッグスの冒険』 ネルソン・ボンド作/亀山龍樹訳 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『木星のラッキー・スター』 ポール・フレンチ作/土居耕訳 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『宇宙の密航少年』 R・M・イーラム作/白木茂訳 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『凍った宇宙』 パトリック・ムーア作/福島正実訳 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『宇宙の勝利者』 ゴードン・ディクスン作/中上守訳 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『タイム・カプセルの秘密』 ポール・アンダースン作/若菜等+Ki画 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『惑星オピカスに輝く聖火』 ミルトン・レッサー作/満場エコほか訳 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『迷宮世界』 福島正実作/寺澤昭画 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『アルファCの反乱』 ロバート・シルヴァーバーグ作/中尾明訳 9/上旬 \1,575
岩崎書店 『超世界への旅 日本のSF短編集』 福島正実作/寺澤昭画 9/上旬 \1,575

岩波書店 『玉砕/Gyokusai』 小田実/ドナルド・キーンほか 9/8 \2,835
岩波書店 『寺田寅彦 妻たちの歳月』 山田一郎 9/22 \4,095
岩波書店 『風の匠』 稲垣瑞雄 9/8 \2,310
岩波書店 『ジャック・ラカン 対象関係(上)』 ジャック・アラン・ミレール編/小出浩之ほか訳 9/28 \4,200
岩波書店 『パースの宇宙論』 伊藤邦武 9/8 \2,940
岩波書店 『古代中国の宇宙論』 浅野裕一 9/26 \2,940

:海竜社 『母と私』 遠藤周作/山根道公監修 9/11 \1,680 ((手紙やエッセイ・短編などから遠藤文学の心底を流れる母の存在をテーマにした初の本。単行本未収録資料も掲載。没後10年記念出版。))

幻冬舎 『神聖喜劇(4)』 大西巨人/のぞゑのぶひさほか 8/25 \1,470

:光文社 『あかね雲の夏』 福田栄一 9/20 \1,890
:光文社 『ありふれた魔法』 盛田隆二 9/20 \1,890

国書刊行会 『大失敗』 スタニスワフ・レム/久山宏一訳 9/28 \2,940
国書刊行会 『ハイスクールU.S.A. アメリカ学園映画天国』 長谷川町蔵/山崎まどか 9/下旬 \2,100
国書刊行会 『骨董と友情・歩いた道・骨董裏おもて』 広田不孤斎 9/下旬 \3,570
国書刊行会 『鉄路の美学 名作が描く鉄道のある風景』 原口隆行 9/20 \2,205

実業之日本社 『百年の亡国』 海道龍一朗 9/上旬 \1,995

出版芸術社 『新・異世界分岐点』 眉村卓 9/上旬 \1,680

誠信書房 『精神分析すること 無意識の秩序と文字の実践についての試論』 S・ルクレール/向井雅明訳 9/上旬 \2,730 ((ラカンの第一の弟子が著した精神分析の解説書で、重要な古典の1つ。ラカン派のモデルを深く学びたい人には必読の書。))

創元社 『分析の経験 フロイトから対象関係論へ』 N・シミントン/成田善弘ほか監訳 9/下旬 \4,410
創元社 『統合失調症者のヌミノース体験』 松田真理子 9/上旬 \2,625
創元社 『強制収容所グーセンの日記』 アルド・カルピ/川本英明訳 9/下旬 \3,045

中央公論新社 『ルビコン 共和政ローマ崩壊への物語』 トム・ホランド/小林朋則訳 9/上旬 \3,465 ((共和政ローマの血塗られた歴史が、独創的な切り口と熱い筆致でスリリングに甦る。『中公インサイド・ヒストリーズ』シリーズ第1弾。))

白水社 『ウディ・アレンの漂う電球』 ウディ・アレン/鈴木小百合訳 9/下旬 \1,890
白水社 『テヘランでロリータを読む』 アーザル・ナフィーシー/市川恵里訳 9/中旬 \2,310 ((革命下のイラン、弾圧のため職を失った女性教授は、教え子たちと秘密の読書会をひらく。監視社会の恐怖と魂の自由を描く。))
白水社 『現代フランス小説史』 クロード・エドモンド・マニー/佐藤 朔ほか訳 9/上旬 \6,090
白水社 『道化の耳』 小田島雄志 9/中旬 \2,520
白水社 『歴史と階級意識』 ジェルジ・ルカーチ/城塚 登ほか訳 9/上旬 \3,570 ((人類を解放するものと信じられた社会主義がなぜ、人権を侵害したり、独裁者を生み出すのか。マルクス弁証法の再建。))

双葉社 『続・七人の弁慶』 森詠 9/12 \1,785
双葉社 『竜巻ガール』 垣谷美雨 9/19 \1,680

[新書]
:新潮社 『反西洋思想』 イアン・ブルマ/アヴィシャイ・マルガリート 9/19 \756

中央公論新社 『入門! 論理学』 野矢茂樹 9/25 \819
中央公論新社 『性と暴力のアメリカ 理念先行国家の矛盾と苦悩』 鈴木透 9/25 \819
中央公論新社 『論文捏造』 村松秀 9/10 \903

白水社 『ノート(1)万里の長城』 フランツ・カフカ/池内紀訳 9/中旬 \1,050 

今回はなにはともあれSF、岩崎書店『SF名作コレクション』の第2期とレムコレクションから『大失敗』。そしてお久しぶりのお名前トム・ホランド、史実虚実の吸血文学を渋くもマニアックにブレンドしてみせた『真紅の呪縛』『渇きの女王』が記憶に残ってますが…ってこれが品切れなのは…まあしょうがないか、『夜明けのヴァンパイア』よりも趣向に富んでて面白いんですけどね。そのホランド、こんどはローマ史だとか。ってところで今『独白するユニバーサル横メルカトル』が(『鈴木式電磁気的国土拡張機』とともに)届いたのでさあ早速読もう読もう。