本やタウン:書籍近刊情報より


朝日新聞出版 『セックスレス亡国論』 鹿島茂、斎藤珠里 7/10 \777 
朝日新聞出版 『音楽のアマチュア』 四方田犬彦 7/21 \2,625 

岩波書店 『隠者はめぐる』 富岡多惠子 7/3 \1,890 
岩波書店 『落日の宴 黒船 洋船建造 敵討』 吉村昭 7/8 \6,090 
岩波書店 『岩波テキストブックス 技術の哲学』 村田純一 7/17 \2,625 ((歴史的な変遷と概念関係とを考察の軸に、具体的な事例を交えて技術の実相に迫る、新しい哲学の教科書。))
岩波書店 『マルクス・アウレリウス『自省録』 精神の城塞』 荻野弘之/内山勝利ほか編 7/17 \2,205 ((皇帝マルクスの手記を、ストア哲学の「生の規則」が反復・展開し響いていく変奏曲として味わう。))
岩波書店 『贅沢の条件』 山田登世子 7/22 \735 
岩波書店 『天使とボナヴェントゥラ ヨーロッパ13世紀の思想劇』 坂口ふみ 7/23 \3,465 ((天使とは誰か。この問いを鍵として中世的思考の秘密に迫る。諸思潮のるつぼを舞台とした、壮大な思想のドラマ。))
岩波書店 『初期作品集』 永井荷風 7/24 \5,250 ((「おぼろ夜」「花籠」「新梅ごよみ」など、20歳から22歳までの初期の習作30篇を収める。))
岩波書店 『少年期ヴェーバー 古代・中世史論』 マックス・ヴェーバー/今野元編訳 7/24 \2,625 ((少年期ヴェーバーの5つの作品を、世界に先駆けて紹介する。ヴェーバー伝記研究への画期的な寄与。))

柏書房 『サイコブレイカー』 セバスチャン・フィツェック/赤根洋子訳 7/上 \1,575 

幻冬舎 『ヴァーティゴ』 深見真/沈没 7/31 \945 
幻冬舎 『オタクホスト桜木玲音の災難』 佐々木禎子/村崎久都 7/31 \945 

講談社 『鬼灰買いの佐平治 数えで十七、水の衣を織り成して千歳の綾を解きほぐす』 小仙波貴幸/一橋真 7/1 \1,365 ((鬼灰買い・佐平治。鬼斬り同心・長谷川鉄虎。女子高生・野々村小箱。鬼に喰われた「彼」を救うのは、火箸か、刀か、それとも。))
講談社 『溺れる人魚』 島田荘司 7/6 \924 
講談社 『マーダーゲーム』 千澤のり子 7/6 \840 
講談社 『はじめての言語ゲーム』 橋爪大三郎 7/16 \777 
講談社 『ニッポンの思想』 佐々木敦 7/16 \777 
講談社 『カペー朝 フランス王朝史 (1)』 佐藤賢一 7/16 \735 
講談社 『トパーズから来た男』 翔田寛 7/16 \1,575 ((江戸川乱歩賞受賞第一作。第二次大戦直後の日本。米国で生まれ育った日系二世が、GHQによる戦犯逮捕の先兵として同じ日系人を追っていた。))
講談社 『同期』 今野敏 7/16 \1,680 
講談社 『エーテルの衝撃』 猫澤靖/浅見喬 7/21 \1,050 ((憧れの親友が自殺した深春は、継父の連れ子ジョジョ、ネットで出会ったナイルさん、オカマ預言者ヤサイらと会い、社会現象「エーテル」に翻弄されながらも。))
講談社 『浜村渚の計算ノート』 青柳碧人/桐野壱 7/21 \1,050 ((義務教育から数学が消えた事に異を唱えたテロ組織が次々と事件を起こす。県警が頼りにしたのは数学マニアの女子中学生。数学の楽しさも伝わる傑作ミステリ。))
講談社 『カメレオン狂のための戦争学習帳』 丸岡大介 7/23 \1,365 ((第52回群像新人文学賞受賞作。修身教員寮に入った高校教師の山田。寮の内情報告を課せられた彼は、次第に学校での不条理な争いに巻き込まれていく。))

:光文社 『おさがしの本は』 門井慶喜 7/17 \1,365 
:光文社 『身の上話』 佐藤正午 7/17 \1,680 

実業之日本社 『いっぺんさん』 朱川湊人 7/中 \900 
実業之日本社 『ガリレオの小部屋』 香納諒一 7/中 \950 

筑摩書房 『戦後思想家としての司馬遼太郎』 成田龍一 7/9 \2,940 
筑摩書房 『問題があります』 佐野洋子 7/9 \1,575 
筑摩書房 『闊歩するゲーテ』 柴田翔 7/9 \2,940 ((ゲーテの視線の届く時間・空間の広大さを追い究めてきたドイツ文学者・作家が、その無限の射程に迫る。文学を根源から問うゲーテ論。))
筑摩書房 『炎天』 吉村昭 7/23 \1,575 ((吉村氏は俳句が好きで熱心に句作に励んでいた。その句は小説の作風と同じく骨太で人間味溢れるものが多い。私家版句集の増補決定版。))

早川書房 『ミレニアム 3(上) 眠れる女と狂卓の騎士』 スティーグ・ラーソン/ヘレンハルメ美穂ほか訳 7/上 \1,700 
早川書房 『ミレニアム 3(下) 眠れる女と狂卓の騎士』 スティーグ・ラーソン/ヘレンハルメ美穂ほか訳 7/上 \1,700 
早川書房 『ハリウッド警察特務隊』 ジョゼフ・ウォンボー/小林宏明訳 7/上 \1,680 
早川書房 『下りの船』 佐藤哲也 7/上 \1,575 
早川書房 『アンブロークン・アロー 戦闘妖精・雪風』 神林長平 7/下 \1,680 
早川書房 『神の棘』 須賀しのぶ 7/下 \1,890 
早川書房 『ヴコドラク』 岡田剛 7/下 \1,890 
早川書房 『素数たちの孤独』 パオロ・ジョルダーノ/飯田亮介訳 7/下 \1,890 

PHP研究所 『「いのち」の教室』 ライアル・ワトソン/難波裕子訳 7/10 \1,260 ((アフリカで育った子ども時代こそ僕に生命の神秘と尊さを教えてくれた。世界的に有名な博物学ライアル・ワトソンが綴った自伝的寓話。))
PHP研究所 『パロディだらけの日本文学』 清水義範 7/15 \756 

法政大学出版局 『カルパッチョ 美学的探求』 ミッシェル・セール/阿部宏慈訳 7/30 \3,150 ((図像の位相幾何学的な同形性を解読し、対話を拒絶する〈美的なるもの〉を、セール独自のコミュニケーションの哲学の場に定位する試み。))
法政大学出版局 『定着者と部外者 コミュニティの社会学』 ノルベルト・エリアス、ジョン・L・スコットソン 7/30 \3,570 ((集団的カリスマ、集団的汚名の神話はいかにして創られるのか。イングランド中部の町を舞台に展開する「定着者-部外者関係」の理論。))

洋泉社 『癒しとしての死の哲学』 小浜逸郎 7/6 \1,890