本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
岩波書店 『一葉文学の研究』 峯村至津子 3/24 \8,190
岩波書店 『美術史』 ダナ・アーノルド/鈴木杜幾子訳 3/28 \1,575((モネの絵画からビデオゲームのキャラクターまで、多様な視覚素材を用いて美術史探究の視点や方法を解説。))
岩波書店 『暴力』 上野成利 3/23 \1,365
岩波書店 『よみがえる天才アルキメデス 無限との闘い』 斎藤憲 3/3 \1,260((幻の奇書アルキメデスの「方法」。初の解読部分も含め、微積分を生んだ近代数学に1,000年以上先じた天才に迫る。))

イースト・プレス 『4コマ哲学教室』 南部ヤスヒロ文/相原コージ漫画 3/中旬 \1,050

河出書房新社 『EROS&THANATOS 佳嶋作品集』 佳嶋 3/20 \3,360

小学館 『四十一人の仇討ち』 山本音也 3/24 \1,785

昭和堂 『ヴァーチャルとは何か? デジタル時代におけるリアリティ』 ピエール・レヴィ/米山優監修・訳 3/上旬 \3,045

新風舎 『EVER HUNTER エヴァーハンター』 木桜利音 3/10 \1,470
新風舎 『三日月ライダー』 大川里美 3/10 \1,470((月光仮面の格好をした赤ん坊を拾ってきた。ああ、神様をさらってしまった。平成生まれの現役女子高生が描く、鮮烈なデビュー作。))
新風舎 『直径150㎝の世界』 柏克彦 3/10 \1,260((自室のわずか150センチの円がぼくらの領土だ。少年の凶悪犯罪を新たな視点からリアルに表現する意欲的な小説。))

水声社 『『魂の暦』とともに』 マンフレッド・クリューガー/鳥山雅代訳 2/下旬 \1,890
水声社 『ソシュールアナグラム 語の下に潜む語』 ジャン・スタロバンスキー/金澤忠信訳 3/5 \2,625((構造言語学の先駆者ソシュールがラテン詩に潜むアナグラムを解明せんとした100余冊のノートの検証により、その執念の跡を辿る。))

草思社 『眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く』 アンドリュー・パーカー/渡辺政隆訳 2/下旬 \2,310

ソニー・マガジンズ 『ゴッドファーザー リターンズ(上)』 マーク・ワインガードナー/加賀山卓朗訳 2/27 \2,100((ゴッドファーザーのスピンオフ小説。今まで語られなかったファミリーのエピソードがすべて明かされる。『下巻』同時刊。))

:大和書房 『イノック・アーデン』 A・テニスン作/原田宗典訳 3/中旬 \1,575((アニーに伝えてほしい。私が彼女を愛して死んでいったと。英国の不朽の名作を原田宗典が初翻訳。静かな祈りに満ちた愛の物語。))

中央公論新社 『宇宙で一番優しい惑星』 戸梶圭太 3/25 \1,890((遠い遥か彼方の惑星にある「聞いたような」3つの国を舞台に、人間心理の暗部を、トカジ独自の文章で抉り出す。待望の書き下ろし長篇。))
中央公論新社 『四十一炮(上)』 莫言/吉田富夫訳 3/10 \2,730((肉の心の分かる異能児が、過去と夢幻の現在を行きかう驚天動地の「肉」小説。アジアで1番ノーベル賞に近い作家の最新作。『下巻』同時刊。))
中央公論新社 『月曜日は最悪だとみんなは言うけれど』 村上春樹著・訳 3/10 \1,050
中央公論新社 『頼むから静かにしてくれ(2)』 村上春樹訳/レイモンド・カーヴァー 3/10 \1,050
中央公論新社 『続近世畸人伝』 三熊花顛 3/10 \1,470

東京創元社 『モーツァルト』 スタンダール/高橋英郎訳 3/下旬 \1,785((文豪スタンダールによるモーツァルト論。現代におけるモーツァルト賛美の原型となった、モーツァルト・ファン必携の基本図書。))

徳間書店 『RUN RUN RUN』 山下卓 3/18 \1,680

日本評論社 『少年アメリカ』 E・R・フランク/冨永 星訳 3/中旬 \1,995 
日本評論社 『古代文明の数学』 ファン・デル・ヴェルデン/加藤文元訳 3/上旬 \3,465

早川書房 『炎のなかの絵』 ジョン・コリア/村上啓示夫訳 3/上旬 \2,100
早川書房 『血は冷たく流れる』 ロバート・ブロック/小笠原豊樹訳 3/上旬 \2,100
早川書房 『ウィルキンズの歯と呪いの魔法』 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/原島文世訳 3/下旬 \1,575
早川書房 『アトモスフィア』 西島大介 3/上旬 \1,155

法政大学出版局 『ライプニッツの国語論』 ゴットフリート・W・ライプニッツ/高田博行編・訳 3/下旬 \2,100((学術言語として通用されたラテン語に抗して思想家ライプニッツが提出した独語の文化言語化計画のシナリオ。))
法政大学出版局 『越境する都市とガバナンス』 似田貝香門編/矢澤澄子編 3/8 \3,465
法政大学出版局 『ジョン・ロック小論集』 ジョン・ロック/マーク・ゴールディ編 3/下旬 \4,725

[新書]
角川書店 『態度が悪くてすみません 内なる「他者」との出会い』 内田樹 3/10 \680

:新潮社 『ルート66をゆく アメリカの「保守」を訪ねて』 松尾理也 3/20 \735
:新潮社 『不老不死のサイエンス』 三井洋司 3/20 \714

早川書房 『花崗岩の街』 スチュアート・マクブライド/北野寿美枝訳 3/3 \1,890
早川書房 『白薔薇と鎖』 ポール・ドハティ/和爾桃子訳 3/中旬 \1,155

文藝春秋 『「悪所」の民俗誌 色町・芝居町のトポロジー』 沖浦和光 3/20 \861

中華のマルケスこと莫言村上春樹翻訳ライブラリー&トカジの中央公論新社がずいぶん目立つ今回のピックアップとなりました。あとはライプニッツ山下卓を要チェック。