ディック・フランシス『大穴』[早川書房/ハヤカワ文庫HM][bk1]

久々に再読。あいも変わらず年甲斐も無く興奮する。誇りとか不屈とか名誉とか信念とか、そういった人間として生きていく上で大切なものはすべてジャック・ヒギンズ、アリステア・マクリーン、デズモンド・バグリィそしてなんといってもディック・フランシスから学んだといっても過言じゃない。自分の子供を格好いい大人にしたかったら、太宰三島谷崎みたいに不健康な日本ブンガク*1なんか読ませちゃダメで、ゼッタイ英国冒険小説漬けにすべきだと思う。『大穴』につづいてマイフェヴァリットのディック・フランシス、敵役のあまりの強烈さに唖然とする『度胸』[bk1]も再読しようかと解説をパラパラ捲っていたら強烈にネタバレありでございました。昔は気づかなかったのか気にしなかったのか、いずれにせよ未読の方はご注意あれ、っていうか読んでください、頼む…っていうか現在お取扱いができません(2004/12/17現在)ってそれありえない


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    ▼ ゜∀▼ アリエナーイ!
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*1:だがそこがイイ。冥く蒼光りする禁治産的破滅の美学カッコイイ