オンライン書店 本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
朝日新聞社 『花はさくら木』 辻原登 4/7 \1,995 ((歴史上最後の女性天皇となる智子内親王がヒロイン。江戸中期の京・大坂を舞台に、恋と権力と地下経済をめぐる波瀾万丈の物語。))

あすなろ書房 『EGR3』 ヘレン・フォックス/三辺律子訳 4/中旬 \1,680 ((熱き心を持つ新型ロボットEGR3。労働力のほとんどがロボットにとってかわられた、その後の世界を描いたイギリスの近未来小説))。
あすなろ書房 『ナゲキバト 新装改訂版』 ラリー・バークダル/片岡しのぶ訳 4/上旬 \1,365 ((親バトを撃ち殺してしまった少年は、ヒナも殺さねばならなかった。深く静かに、胸を撃ちぬく物語。知る人ぞ知る珠玉の名作。))

笠間書院 『トールキンとC・S・ルイス』 本多英明 3/上旬 \1,470 
笠間書院 『学海余滴』 依田学海/学海余滴研究会編 3/中旬 \6,090 

:近代文芸社 『アガサ・クリスティのインテリアと鼠の齧ったT定規』 安永一典 4/20 \2,415 ((建築・インテリアに造詣の深いクリスティは、作品中、登場人物の描写・事件の伏線に巧みにそれらを取り入れた。デザイン文化を考察。))

晃洋書房 『存在の問いと有限性 ハイデッガー哲学のトポロギー的究明』 稲田知己 4/上旬 \5,670 

国書刊行会 『春城師友録』 市島春城/山口昌男監修 4/25 \7,350 
国書刊行会 『ベータ2のバラッド』 サミュエル・R・ディレイニーほか/若島正編 4/25 \2,520 

春風社 『南海物語』 ジャック・ロンドン/深沢広助訳 4/中旬 \2,730 

昭和堂 『九鬼周造の哲学 漂泊の魂』 小浜善信 4/上旬 \2,940 
昭和堂 『ベルリン〈記憶の場所〉を辿る旅』 アンドレーア・シュタインガルト/谷口健治訳 4/上旬 \2,310 

新紀元社 『図解 メイド』 池上良太 4/中旬 \1,365 

新人物往来社 『津軽南朝秘聞』 長尾宇迦 3/下旬 \1,890 

:成甲書房 『タヴィストック洗脳研究所』 ジョン・コールマン/太田龍監修・訳 3/17 \1,890 ((大衆洗脳により戦争も国家元首も創り上げる超秘密機関「タヴィストック研究所」の知られざる正体を暴くノンフィクション。))

世界思想社 『日本哲学の国際性 海外における受容と展望』 J・W・ハイジック編 4/上旬 \2,940 

:女子パウロ会 『聖パウロ 神から生まれた月足らずの子』 アラン・ドウコー/奈須瑛子訳 4/中旬 \4,200 

白水社 『カラフルメリィでオハヨ いつもの軽い致命傷の朝』 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 4/中旬 \1,995 ((海に囲まれた病院からのシュールな脱走劇と、認知症の老人をめぐるリアルな家庭劇。不条理も切ない、著者渾身の「私戯曲」。))
白水社 『ぬけがら』 佃典彦 4/上旬 \1,995 ((家を追い出された息子と、「脱皮」を繰り返して若返っていく父親の物語。「秀逸なアイデア」と選考委員が絶賛。))
白水社 『愛の渦』 三浦大輔 4/上旬 \1,995 ((乱交パーティーに集う若者の本音が語られる、性欲がテーマの会話劇。「肉体関係者」たちが織りなす、精緻でグロテスクな人間模様。))
白水社 『「消えゆくことば」の地を訪ねて』 マーク・エイブリー/木下哲夫訳 4/上旬 \3,780 

[新書]
学習研究社 『世界生まれ変わり事件ファイル』 並木伸一郎 4/4 \903 
学習研究社 『欧州動乱(2)(仮)』 陰山琢磨 4/25 \945 
学習研究社 『興国の楯 ウエワク奪還作戦 通商護衛機動艦隊』 林譲治 3/28 \945 

白水社 『失踪者』 フランツ・カフカ/池内紀訳 4/中旬 \1,260 


  キ タ !

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    ▼ ゜∀▼ 『図解 メイド』キタ━━━━━━━━━━! 
   ヾ(_,,)


  も と い

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    ▼; ´∀▼ 『ベータ2のバラッド』キタ━━━━━━━━━━! 
   ヾ(_,,)

ジャック・ロンドンはぶっちゃけ伝記『馬に乗った水夫』を読んだほうが面白いと思うんだけどでもよく考えたらジャック・ロンドンをまともに読んだのってローティーンのころだったし今改めて読み直してみるのもいいいかも…そーゆーことでチェック。白水社は今回もガチ。辻原登は最近興味が出てきたところ。『タヴィストック洗脳研究所』は書名だけで催してしまいそうです。近況:もうちょっとでくそ忙しさも一段落しそうなのでそろそろ『劫火』(西村健)を読もうとか読み始めた『四十一炮』(莫言)を一気に読みきってしまおうとかそうこういってる間にスチュアート・ダイベックとかミシェル・フェイバーとか宮本昌孝とか挙句の果てには「知り合いが長期入院したら持ってく見舞いはディック・フランシスかコレだよね」のコレこと修道士カドフェルを再読しよう熱にかかってしまって枕元にできた山はどんどん高くなっていく始末。そんないつもと変わらないちょっとだけ幸福なひと時の中、おっとチェックし忘れてたのが→:マイク・デイヴィス『感染爆発 鳥インフルエンザの脅威』[紀伊国屋書店]…書名から単なるはやりモノかと早合点して見逃してたけど、SF的幻視力でLAを看破した『要塞都市LA』の著者だったよねマイク・デイヴィス。