ビーケーワンより


彩流社 『やらないか! 『薔薇族』編集長による極私的ゲイ文化史論』 伊藤文学 11/- \1,890 ((日本初の同性愛専門誌『薔薇族』の編集長・伊藤文学の「ぼくしか知らないこと」とは。『薔薇族』創刊以前のゲイ事情や、忘れ得ぬ人々などについて綴る。自身のブログを書籍化))

水声社 『モンテスキューの孤独』 シャードルト・ジャヴァン/白井成雄訳 11/- \2,940 ((フィクションの楽しみ――テヘランから、少女の頃からのあこがれだったパリへ逃れてきたロクサーヌ。孤独のうちに、18世紀の思想家モンテスキューにあてて手紙を書く…。新しい国・新しい言葉のなかで苦闘する女性の魂のさすらいを描く))

筑摩書房 『ニーチェはこう考えた』 石川輝吉 11/- \819 ((ちくまプリマー新書――熱くてグサリとくる言葉の人、ニーチェ。だが、もともとはまじめで弱くて、斜に構えた青年だった。徹底的に挫折しても、再び立ち上がることができるのはなぜか? 等身大のニーチェ像と、その哲学を紹介する))