版元ドットコムより


法政大学出版局 『日本の翻訳論 アンソロジーと解題』 柳父章、水野的、長沼美香子編 9/8 \3,465 ((近代日本語は、語彙や文法の全く異なる西洋語の翻訳を通じて創られた。しかし、翻訳者たちの理論と実践は、開国当初の自由訳から言文一致期の逐語訳をへて「翻訳不可能論」に至るまで、きわめて多様な振幅をもっている。本書は、近代日本の翻訳論の歴史を、明治から昭和期にかけての代表的テクスト31編と、現代の翻訳研究者によるそれらの解題を通じて総合的に批評する、画期的で初の試みである))
法政大学出版局 『群衆と権力・上〈新装版〉』 エリアス・カネッティ/岩田行一訳 9/21 \4,750 
法政大学出版局 『群衆と権力・下〈新装版〉』 エリアス・カネッティ/岩田行一訳 9/21 \3,990 
法政大学出版局 『ガリレオの振り子 時間のリズムから物質の構造へ』 ロジャー・ニュートン/豊田彰訳 10/06 \2,835 ((あの左右に揺れるおもりの周期運動は、現代の科学と数学の発展に著しい影響を及ぼした。この影響の範囲は、時間とともに変化する自然現象をどのように理解するかということだけにとどまらず、ついには物質界の存在そのもの、つまり粒子や光や音に対する科学の見方にまで及んだ。本書は、「ガリレオの振り子」を頼りに、科学が時間をどうにか飼いならしていく歴史を概観する))