e-honもうすぐ出る本の予約より


朝日新聞出版 『蕪村へのタイムトンネル』 司修 6/4 \2,940 ((芭蕉とならび称されることの多い俳人与謝蕪村。名前の大きさのみ一人歩きしている一方で、その生涯、特に幼少期から青年期にかけては芭蕉ほど詳細には知られていない。俳句とともに画人としても名を成した蕪村を、同じく画家・装丁家であり小説家・文人としても評価の高い著者が、想像力を駆使し、自らの青春期を描くフィクションのなかに描ききった!蕪村を《知る》のではなく、蕪村を《感じる》長編小説!))
朝日新聞出版 『魔界都市〈新宿〉 牙家(きばけ)の紋章』 菊地秀行/末弥純 6/18 \945 
朝日新聞出版 『ガールズ・アンダーグラウンド』 秋口ぎぐる/睦月ムンク 6/18 \945 ((15年前に起きたバイオハザード事件によって封鎖され、重症者のほうが権限が大きいという奇妙な逆転構造になったとある都市。そこで暮らす女子高生・萌絵はひょんなことから反政府活動の手伝いで地下新聞をつくることになり、さらにある少女の死をきっかけに都市そのものにまつわる秘密を知ることになってしまう。その時、萌絵の下す決断とは!?ディストピア・テーマに新たな切り口で挑む異色作。))
朝日新聞出版 『ストレンジ・フェイス』 青山真治 6/18 \1,890 ((沖縄の離島にそびえ立つ高層ビルが、完成を間近に暴徒化した島民に占拠される。この建造物が、島の均衡を崩してしまったのか?彼らの思惑は何処に向かっていくのか?島がテロリズムの連鎖が加速するなか、人智を超えた存在が人間たちの愚行を戒めてゆくが……。南島の重層的な時空間を描き切る映画作家の小説的到達!))
朝日新聞出版 『叛逆の時を生きて』 臼井敏男 6/18 ((山本義隆秋田明大宮崎学菅直人高野悦子の母、連合赤軍元メンバー等、全共闘学生運動に関わった人々の証言をつむいだこれまでにない包括的なルポ。“政治の季節”を通過した彼らが、今も別のフィールドで闘い続ける理由を、あるいは挫折した思いを率直に語る。当時を知る世代、あの時代を知らない世代、そして生き方を模索する全ての人へ送る一冊。著者は彼らと同世代の朝日新聞論説委員。))

角川書店 『KATANA カタナ』 服部真澄 6/29 \1,785 ((新型兵器開発。それは人類にとって吉か、凶か?;古今東西、最新科学技術の成果は、真っ先に戦場にもたらされる。そして、今また一つ、新たな兵器が開発されようとしていた。利権、信念、妄執……それぞれの思惑で蠢く人間たち。人類と戦争の未来を予見する!))
角川書店 『ともだち同盟』 森田季節 6/29 \1,470

国書刊行会 『アジールの諸形態』 オルトヴィン・ヘンスラー/舟木徹男訳 6/25 \3,675 
国書刊行会 『ヘルズ・エンジェルズ  地獄の天使たち 異様で恐ろしいサガ』 ハンター・トンプソン/飯田隆昭訳 6/下 \2,625 
国書刊行会 『パウリーナの思い出に』 アドルフォ・ビオイ=カサーレス/高岡麻衣訳  6/下 \2,520 

小学館 『ヒルクライマー宣言 自転車で山に登る人』 高千穂遥 6/3 \777 
小学館 『江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか? 落語でひもとくニッポンのしきたり』 田中優子 6/3 \756 

草思社 『美しき姫君 発見されたダ・ヴィンチの真作』 マーティン・ケンプ、パスカル・コット/楡井浩一訳 6/23 \1,995 ((昨年、世界的に報道された新発見のダ・ヴィンチ自筆。鑑定した当事者たちがその過程をミステリー小説のように解き明かす!;NYのクリスティーズのオークションで「170万円」で落札された作品が、じつはダ・ヴィンチの真筆だったことが判明しました。昨年世界的に報じられ、その価値は「130億円以上」とも言われています。))
草思社 『ソフィー9つのウィッグを持つ女の子』 ソフィー・ファン・デア・スタップ/柴田さとみ訳 6/23 \1,680 ((「胸が張り裂けるような作品」と絶賛された感動的なガン闘病記!;21歳でガンと宣告され、抗がん剤で髪を失ったソフィ。しかし9つのウィッグを手に入れたことで、ソフィーは再び自分を取り戻していく。))

徳間書店 『逆想のコンチェルト 奏の1』 神林長平山田正紀田中啓文 6/16 \1,785 ((イラスト先行・競作小説アンソロジーInspired――イラスト2枚を渡された作家達が、それが挿絵になるように短篇を執筆! 人気作家が集結して競作にチャレンジした企画の第一弾。))
徳間書店 『押井守の映像日記 2』 押井守 6/17 \1,575 ((業界随一の理論派で知られるアニメ映画監督・押井守による極私的映画エッセイ。数ある著作の中で、小説以外唯一の本人自筆原稿。))

文藝春秋 『マルガリータ』 村木嵐 6/下 \1,600 ((天正少年使節4人の中で、ただ1人棄教した千々石ミゲル。切支丹の憎悪を一身に受けながら、何の為に彼は生き抜こうとしたのか?))

原書房 『ミステリ・ハンドブック シャーロック・ホームズ』 ディック・ライリ、パム・マカリスター 5/22 \1,890 ((全作品にわたって事件発生年月や担当警官、略号などのデータを面を充実させ、さらに名言や注目点、疑問点などを一覧形式で紹介。ホームズ映画や当時の生活、キャラクター案内や称号、身分の話など、ホームズ物語を読むうえでかかせない情報が図版とともに豊富に収載。))

毎日新聞社 『時代の風』 斎藤環 6/下 \1,680 
毎日新聞社 『スプートニクの落とし子たち 理工系エリートの栄光と挫折』 今野浩 6/下 \1,575 ((1960年代理工系ブームで進路をゆがめられた秀才達がいた。そんな親友の一生を、金融工学者として著名な筆者が悲哀を込めて描く。))