本やタウン:書籍近刊情報より
■■■:国書刊行会 『お日さま お月さま お星さま』 カート・ヴォネガット文/アイヴァン・チャマイエフ画 11/25 \2,520 ((ヴォネガットの数少ない未訳作品にして唯一の絵本がついに邦訳。無神論者のヴォネガットが著名デザイナーと共作したクリスマス絵本。))
■■■:国書刊行会 『文芸の領域でIWWを渉猟する』 中田幸子 11/下 \2,940 ((20世紀初頭アメリカで大きな影響力を持ちながら、やがて消え去った労働運動組織、IWW。文芸作品にその出没を追う画期的論考。))■■■:水声社 『チェーホフの夜』 中村邦生 10/下 \1,890 ((小島信夫の衣鉢を継ぐ気鋭の小説家が描く「日常」のなかの不安と危機。文学界新人賞受賞作を含む3短編を収録。))
■■■:水声社 『マンガ家夢十夜』 長谷邦夫 10/下 \2,310 ((小説はマンガより奇なり。類稀なパロディストの夢を舞台に繰りひろげられる、10人のマンガ家を主人公にした奇想天外の書き下ろし。))
■■■:水声社 『リアリズムの条件』 乗松亨平 10/下 \4,200 ((ロシア・リアリズム文学の成立を、とりわけコーカサス地方の植民地表象をとおして分析するポストコロニアル批評の野心作。))
■■■:水声社 『越境する文学』 土屋勝彦編 10/下 \4,725 ((現代文学はいかにして「世界」を獲得するのか。国家と時代の境界を越えた多彩な表現をめぐる共同研究の成果。))