本やタウン:書籍近刊情報より


岩波書店 『科学/技術の哲学』 飯田隆、伊藤邦武ほか編 9/5 \3,360 
岩波書店 『長編集 鶏が鳴くまえに』 チェーザレパヴェーゼ/河島英昭訳 9/9 \5,250 ((パヴェーゼ自選作品集「鶏が鳴くまえに」の初の全訳。ファシズム下での『流刑』と戦後の作品『丘の中の家』。))
岩波書店 『自負と偏見のイギリス文化 J.オースティンの世界』新井潤美 9/19 \735 
岩波書店 『志賀直哉宛書簡集 白樺の時代』 日本近代文学館編 9/19 \9,870 ((「白樺」活動期を中心とし、同人たちの未発表書簡約700通を収録。その交流、生活、文学醸成の諸相を鮮やかに浮かび上がらせる。))
岩波書店 『虚脱からの目覚め』 山本武利、石井仁志ほか編 9/25 \5,985 ((映画・野球界・漫画界はいかに民主化に向けて脱皮しようとしたか。流行歌はどう受容されたか。))
岩波書店 『都市は〈博物館〉 ヨーロッパ・9つの街の物語』 高橋哲雄 9/26 \2,205 ((ヴェネツィアバルセロナ、博物館に見立てた街の思いがけない相貌をとらえ、人々の物語にたどり着く。))
岩波書店 『宗教の倒錯 ユダヤ教・イエスキリスト教』 上村静 9/12 \2,940 
岩波書店 『生活を哲学する』 長谷川宏 9/26 \1,365 

角川グループパブリッシング 『愛された脱獄囚ジョン・シェパード デフォー、スウィフトがいた18世紀ロンドン社会』 渡辺孔二 9/5 \1,890 ((庶民に愛された著名な脱獄囚ジョン・シェパードをめぐり社会背景を描く。18世紀のロンドンは糞尿が道にあふれ、強盗、殺人は日常茶飯事。))
角川グループパブリッシング 『聖地感覚』 鎌田東二 9/25 \2,000 ((聖地で沸き起こる身体感覚をフィールドワークする。身体の古層にある聖地感覚をスピード感溢れる筆致で綴る。))

群像社 『魔女物語』 テッフィ/田辺佐保子訳 8/25 \1,890 ((伝説の妖怪魔物が現代人の心に忍び込んで妖しい物語を生み出してくる。20世紀初頭ロシアの人気作家の魅力あふれる連作短編集。))

慶應義塾大学出版会 『サロメのダンスの起源 フローベール・モロー・マラルメ・ワイルド』 大鐘敦子 9/上 \5,500 ((フローベールサロメがどんな影響を与えたのか、19世紀後半のサロメ神話形成過程について比較研究を行い、その一大潮流を解明。))
慶應義塾大学出版会 『エピステモロジーの現在』 金森修編著 9/中 \5,880 

:新潮社 『文豪たちの大陸横断鉄道』 小島英俊 9/16 \735 ((満州珍道中の漱石、女1人シベリア横断した芙美子、憧れの都を目指す荷風。文豪たちとスローテンポな汽車旅に出かけてみないか。))

東京大学出版会 『映画論講義』 蓮實重彦 9/25 \2,730 
東京大学出版会 『死生学(4) 死と死後をめぐるイメージと文化』 小佐野重利、木下直之編 9/16 \2,940 

平凡社 『「月光仮面」を創った男たち』 樋口尚文 9/16 \777 ((「月光仮面」放送開始から50年。映画づくりにかかわった男たちの情熱を追いながら、メディア史における大きな意義について説く。))
平凡社 『伝説の日中文化サロン 上海・内山書店』 太田尚樹 9/16 \777 ((大正から昭和初期の上海で、文化サロン的役割を果した伝説の書店・内山書店に焦点を当て、その時代に育まれた両国文化人の交流を描く。))

洋泉社 『冒険としての社会科学』 橋爪大三郎 9/8 \1,785