■■■:新潮社 『ふくろう女の美容室』 テス・ギャラガー/橋本博美訳 7/31 \1,995 ■■■:中央公論新社 『美人料理』 南條竹則 7/25 \1,890 ((中華料理を味わう楽しみは、食材の多様さと調理法の複雑さ、そして典雅なネーミングにある。美食の喜びを満喫させるエッセイ集))
ハインラインと平行して、このたび文庫化された
北上次郎『冒険小説論』も読む。ミステリマガジン連載時に舐めるように読んでいたこれは、まとめて読んでみると「冒険小説」というジャンルをまるでプロファイリングしていくかのような、一種の伝記小説と呼んでもいいんじゃないかと思ってしまうくらい興奮できる。