本やタウン:書籍近刊情報より


岩波書店 『もうひとつの声 詩と世紀末』 オクタビオ・パス/木村榮一訳 5/10 \2,730 
岩波書店 『他者/死者/私 哲学と宗教のレッスン』 末木文美士 5/29 \2,940 
岩波書店 『中世都市論』 稲葉伸道編/桜井英治ほか編 5/10 \4,410 

以文社 『VOL(2)』 萱野稔人酒井隆史ほか編 4/26 \2,310 ((叢書『VOL』の第2号。今号の特集はオルタナティヴな社会構想「ベーシック・インカム」とベストセラー、ドゥルーズの『シネマ』。))

角川書店 『裁縫師』 小池昌代 5/30 \1,365 ((広大な屋敷の離れにひっそりとアトリエを構える裁縫師。そのもとを訪ねた9歳の幼女は禁断の恋に身をまかせる。エロティシズム溢れる新感覚小説集。))
角川書店 『偽史としての民俗学 柳田國男と沈降大陸』 大塚英志 5/7 \1,890 

河出書房新社 『アレクサンドリア四重奏(2) バルタザール』 L・ダレル/高松雄一訳 5/10 \2,310 
河出書房新社 『ヘルダーリン全集(2)詩Ⅱ(1800〜1843)』 F・ヘルダーリン/手塚富雄編訳 5/21 \5,040 
河出書房新社 『失われた探険家』 パトリック・マグラア/宮脇孝雄訳 5/上 \1,995 
河出書房新社 『一葉に逢いたくて』 田所美惠子写真/三浦宏制作 5/2 \2,310 ((檜細工師が匠の技で甦らせた樋口一葉の世界を、針穴写真の第一人者が独自の描写力で表現。明治を訪ね、一葉作品の魅力を味わう1冊。))
河出書房新社 『O嬢の物語(2)』 ポーリーヌ・レアージュ原作/グィド・クレパクス画 5/21 \2,415 
河出書房新社 『美の理論』 T・W・アドルノ/大久保健治訳 5/21 \12,600 

:近代文芸社 『モーリャック短篇小説集』 渡邊高明訳 5/30 \2,100 
:近代文芸社 『革命と宗教 初期ヘーゲル論考』 松村健吾 5/30 \4,515 

:現代思潮新社 『書』 栗原明志 4/25 \2,100 ((「われわれはもっと自由になれるのではないか」。伝統とアバンギャルド、古いことと新しいことが同時に存在する小説体験。))

講談社 『エロチックメルヘン3000年』 金成陽一 5/10 \1,575 
講談社 『小説仮面ライダーEVE(1) 誕生篇』 早瀬マサト/石ノ森章太郎原案 5/1 \980 ((紺野直幸イラスト満載。ファン必見。破壊されたショッカー大要塞から新たなライダーが誕生する。))
講談社 『未完のレーニン 〈力〉の思想を読む』 白井聡 5/10 \1,575 
講談社 『夢の書(上)』 O・R・メリング/井辻朱美訳 5/31 \1,575 ((すべての場所に妖精界はあり、人間界と接している。人間と妖精のはざまで揺れ動く少女・ダーナの旅物語。))
講談社 『夢の書(下)』 O・R・メリング/井辻朱美訳 5/31 \1,575 

:光文社 『抹殺』 東直己 5/18 \1,890 

:産業編集センター 『炎の聖少女』 タニス・リー/柿沼瑛子訳 4/30 \1,365 

三修社 『暗闇の中で』 ゲッツ・アリー/鷲巣由美子訳 5/下 \1,890 ((ドイツの著名なホロコースト研究家が、あるユダヤ人少女の運命を辿る。ユダヤ人迫害を個々人の具体的な生と死として捉える1冊。))

東京創元社 『エンド・クレジットに最適な夏』 福田栄一 5/30 \1,680 
東京創元社 『マハラジャのルビー サリー・ロックハートの冒険 (1)』 フィリップ・プルマン/山田順子訳 5/30 \2,310 

夏目書房 『X51.ORG THE ODYSSEY』 佐藤健寿(X51) 4/27 \2,625 

日本経済新聞出版社 『溶ける街 透ける路』 多和田葉子 5/24 \1,575 ((日本文学を代表するコスモポリタン作家による、欧米51か所を訪ねる寓話旅行。))

日本出版社 『猫から出たマコト』 赤瀬川原平文 6/中 \1,365 

NHK出版 『リサ・ランドール 異次元は存在する』 リサ・ランドール、若田光一 5/30 \998 ((いま、ノーベル賞にもっとも近いといわれる理論物理学者が語る、最先端宇宙論入門。「NHK未来への提言」書籍シリーズ第1弾。))
NHK出版 『レイ・カーツワイル 加速するテクノロジー』 レイ・カーツワイル、徳田英幸 5/30 \998 ((カリスマ発明家が描く、新たな人間像とテクノロジーの行く末。「NHK未来への提言」書籍シリーズ第2弾。))
NHK出版 『「ウェブ社会」の思想 <偏在する私>をどう生きるか』 鈴木謙介 5/30 \1,019 

PHP研究所 『反西洋音楽論』 石井宏著 5/21 \1,575 ((日本人の音楽感性はかくも精妙にして複雑で、西洋音楽の原理はかくも粗雑で単純である。音楽文化を通じて語る、異色の日本人論。))

:北星堂書店 『地獄の家』 ラース・キエデゴー/加藤節子訳 5/25 \1,890 ((裕福な家庭に潜むドメスティックバイオレンスの恐怖。デンマークの社会派ミステリー。))

[新書]
講談社 『赤い夢の迷宮』 勇嶺薫 5/9 \945 
講談社 『天帝の遣わせる御矢』 古野まほろ 5/9 \1,617 
講談社 『本格ミステリ07』 本格ミステリ作家クラブ編 5/9 \1,334 
講談社 『六とん(3)』 蘇部健一 5/9 \945 

中央公論新社 『創世の契約(1) 龍族』 花田一三六 5/25 \945 

徳間書店 『屍竜戦記』 片理誠 5/18 \950 

PHP研究所 『ポストモダン思想の系譜』 本上まもる 5/16 \756 

X51.ORGの書籍化とVOL2とオクタビオ・パスと多和田葉子とかがいいっすね。あ、あと小池昌代はチェックからちょっとはずしてたんだけど、紹介文見てたらあのうこうなんかもうむらむらくるよね、どう?