e-honもうすぐ出る本の予約より
書く小説よりも面白いと評判のアレクサンドル・デュマの実人生を卓越の語り手佐藤賢一が筆を執って記すとなれば注目せずにはおれますまい…が、やっぱり“屈服の恍愡”が気になってしょうがないのですよ、ねえ。ついでに発売済みのもので興味深いのもちょいと落穂ひろい↓
[単行本]
■■■:文藝春秋 『褐色の文豪』 佐藤賢一 \1,995 1/下旬 ((ナポレオンを震え上がらせた「黒い悪魔」ことデュマ将軍の息子アレクサンドル。「三銃士」などを著した不世出の劇作家のスリリングな一生。))
■■■:文藝春秋 『空ばかり見ていた』 吉田篤弘 \1,680 1/下旬
■■■:文藝春秋 『サレンダー 屈服の恍愡』 トニ・ベントレー/栗原百代訳 \1,785 1/下旬 ((NYシティ・バレエで踊った著者が見出した神への道…それはアナル・セックスだった。屈服から自己解放への過程を描く驚異の手記。))■■■:徳間書店 『マングースの尻尾』 笹本稜平 \1,890 1/24
■■■:徳間書店 『新参教師(仮)』 熊谷達也 \1,680 1/24■■■:メディアファクトリー 『雪屋のロッスさん』 いしいしんじ \1,000 2/3
全部買うた、えらい出費やね。キャサリン・ネヴィルの『8』のようなスケール感を期待してのムリシュと、SFマガジンでロシアSFの特集が組まれた際紹介されて気になってしょうがなかったルキヤネンコ。そーいえばロシアのスペースオペラ“神のごとき人々”3部作(セルゲイ・スニェーゴフ)なんてのもあって当時たいそう入れ込んでたような気がしないでもないなー、と思いをはせる今日この頃。それにしても今読み中のノンフィクション・豊田正義『消された一家』■■■は…えーとそれなんてエロゲ?…テラワロスVIP以下略といかないのは『脅迫』(AIL)とか『学園ソドム』(PIL)等の鬼畜系だから。『隣の家の少女』クラスの、読みたくないのに読んでしまっているあの厭テイストを味わいたいスキモノのアナタどうぞ。コワ過ぎるよコレ。
■■■:バジリコ 『天国の発見(上)』 ハリー・ムリシュ/長山さき \2,940 発売中
■■■:バジリコ 『天国の発見(下)』 ハリー・ムリシュ/長山さき \3,360 発売中
■■■:バジリコ 『ナイト・ウォッチ』 セルゲイ・ルキヤネンコ/法木綾子 \1,995 発売中