本やタウン新刊リストより

bk1のISBNによる旧リンクがリニューアル後のリンクに転送されるようになった模様、まず一安心。あとはサーチボックスの仕様がわかれば問題なしですが、まあのんびり待ちます。中の方々も大変な時期でしょうし人手もかかることでしょうし。それはともかく、恒例の本やタウン新刊リストから5月発売予定分の文庫チェックですが、いままではとりあえず気になるもの全部リストアップしてたわけですけれど、今回以降文庫に関してはもう少し範囲を絞っていこうかと…まあ、じっさいいままでのリストは見た目長すぎて、常々チェックしづらいなと思ってたわけでして、まあそういうことです


[bk1/amazon]朝日文庫 『官能小説家』 高橋源一郎
[bk1/amazon]岩波現代文庫 『モハメド・アリ その生と時代(下)』  トマス・ハウザー 
[bk1/amazon]ファミ通文庫 『荒野の恋 第1部catch the tail』 桜庭一樹 
[bk1/amazon]角川ホラー文庫 『処刑列車』 大石圭 
[bk1/amazon]角川ホラー文庫 『獣の夢』 中井拓志
[bk1/amazon]角川文庫 『宇宙戦争』 H・G・ウェルズ/小田麻紀訳
[bk1/amazon]角川文庫 『白蛇島』 三浦しをん 
[bk1/amazon]角川文庫 『リンゴォ・キッドの休日』 矢作俊彦 
[bk1/amazon]電撃文庫 『憂鬱アンドロイド』 真嶋磨言 
[bk1/amazon]電撃文庫 『七姫物語 第3章 姫影交差』 高野和 
[bk1/amazon]電撃文庫 『僕らはどこにも開かない』 御影瑛路 
[bk1/amazon]河出文庫 『泥の花』 水上勉 
[bk1/amazon]河出文庫 『犬狼都市』 澁澤龍彦 
[bk1/amazon]河出文庫 『肌ざわり』 尾辻克彦 
[bk1/amazon]講談社文芸文庫 『作家は行動する』 江藤淳 
[bk1/amazon]講談社文芸文庫 『日本の童話名作選 明治・大正篇』 
[bk1/amazon]講談社文芸文庫 『雪あかり 曽野綾子初期作品集』 曽野綾子 
[bk1/amazon]講談社学術文庫 『菊と刀 日本文化の型』 R・ベネディクト 
[bk1/amazon]講談社文庫 『ホステージ(上)』 R・クレイス 
[bk1/amazon]講談社文庫 『ホステージ(下)』 R・クレイス 
[bk1/amazon]講談社文庫 『女流棋士』 高橋和 
[bk1/amazon]講談社文庫 『ニューヨーク大聖堂(上)』 N・デミル 
[bk1/amazon]講談社文庫 『ニューヨーク大聖堂(下)』 N・デミル 
[bk1/amazon]講談社文庫 『永遠の不服従のために』 辺見庸 
[bk1/amazon]光文社文庫 『赫い月照』 谺健二 
[bk1/amazon]光文社文庫 『遷都』 小松左京 
[bk1/amazon]光文社文庫 『チャップリンの5.15(仮)』 川田武 
[bk1/amazon]光文社文庫 『修道士カドフェル15 ハルイン修道士の告白』 エリス・ピーターズ 
[bk1/amazon]コバルト文庫 『いつか猫になる日まで』 新井素子 
[bk1/amazon]集英社文庫 『スローグッドバイ』 石田衣良 
[bk1/amazon]集英社文庫 『エミリー』 嶽本野ばら 
[bk1/amazon]スーパーダッシュ文庫 『よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた』 桜坂洋 
[bk1/amazon]小学館文庫 『罪』 カーリン・アルヴテーゲン 
[bk1/amazon]小学館文庫 『釣りは天国』 森下雨村 
[bk1/amazon]新潮文庫 『最後の審判(上)』 リチャード・N・パターソン 
[bk1/amazon]新潮文庫 『最後の審判(下)』 リチャード・N・パターソン 
[bk1/amazon]新潮文庫 『キッチン・コンフィデンシャル』 アンソニー・ボーディン 
[bk1/amazon]ジャイブTRPGシリーズ 『ガンドッグ・リプレイ 猟犬たちの挽歌』 狩岡源/アークライト 
[bk1/amazon]villagebooks 『死影』 マイケル・M・スミス 
[bk1/amazon]ちくま文庫 『芸能と差別の深層―三國連太郎沖浦和光対談』 三國連太郎/沖浦和光 
[bk1/amazon]ちくま文庫 『タナトスの子供たち』 中島梓 
[bk1/amazon]ちくま文庫 『少年愛の美学』 稲垣足穂 
[bk1/amazon]ちくま文庫 『妖精の女王(2)』 エドマンド・スペンサー 
[bk1/amazon]ちくま文庫 『快楽亭ブラック集』 快楽亭ブラック 
[bk1/amazon]ちくま学芸文庫 『原典訳 マハーバーラタ(8)』 上村勝彦 
[bk1/amazon]ちくま学芸文庫 『治療教育講義』 ルドルフ・シュタイナー 
[bk1/amazon]ちくま学芸文庫 『論理哲学論考』 L・ウィトゲンシュタイン 
[bk1/amazon]中公文庫BIBLIO 『本朝話人伝』 野村無名庵
[bk1/amazon]創元推理文庫 『それゆえに愛は戻る(仮)』 ロバート・ネイサン 
[bk1/amazon]創元推理文庫 『牧羊犬シェップと困ったボス』 マージョリー・クォートン 
[bk1/amazon]創元推理文庫 『雨の午後の降霊術』 マーク・マクシェーン 
[bk1/amazon]創元SF文庫 『宇宙戦争』 H・G・ウェルズ/中村融訳 
[bk1/amazon]創元SF文庫 『宇宙囚人船の反乱/異次元侵攻軍迫る!』 エドモンド・ハミルトン 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫SF 『トリポッド(4)凱歌 ジョン・クリストファー』 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫SF 『タフの方舟(2)天の果実』 ジョージ・R・R・マーティン 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫SF 『銀河市民』 ロバート・A・ハインライン 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫JA 『海を見る人』 小林泰三 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫JA 『星の旅人』 谷甲州 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫FT 『ベルガリアード物語 魔術師の城塞』 デイヴィッド・エディングス 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫HM 『ロデオ・ダンス・ナイト』 ジェイムズ・ハイム 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫HM 『酔いどれ故郷にかえる』 ケン・ブルーウン 
[bk1/amazon]ハヤカワ文庫HM 『暴徒裁判』 クレイグ・ライス 
[bk1/amazon]ハヤカワコミック文庫 『ななこSOS(3)』 吾妻ひでお 
[bk1/amazon]富士見ファンタジア文庫 『デビル17(5)鮮血の文化祭(上)』 豪屋大介 
[bk1/amazon]富士見ファンタジア文庫 『煉獄のエスクードRAINYDAY&DAY』 貴子潤一郎 
[bk1/amazon]富士見ファンタジア文庫 『平和の鐘、永遠の女王』 いわなぎ一葉 
[bk1/amazon]扶桑社海外文庫 『キラー・インサイド・ミー(仮)』 ジム・トンプスン
[bk1/amazon]扶桑社海外文庫 『バビロン・ライジング(仮)』 ティム・ラヘイ
[bk1/amazon]扶桑社文庫 『ファイティング・ファンタジー(2)バルサスの要塞』 S・ジャクソン/I・リビングストン 
[bk1/amazon]MF文庫コミック版 『大いなる回帰』 星野之宣
   …
   …
     _,,  
    ▼; ´∀▼.。oO( ちっとも絞れてないッすよ )
   ヾ(_,,)
まあいいやあきらめよう、しょせんがまんするなんてむりなんだ。扶桑社からのジム・トンプスンは『内なる殺人者』でしょう…新訳?。村田勝彦訳の河出文庫版が手に入らない現在では嬉しいところ。扶桑社からの他のトンプスン作品も文庫化してくれるとなお喜ばしいですけどね。そしてファイティング・ファンタジー第2弾バルサスも復刊、ゲームブックはどんどん復刊して欲しいものです。そういえば門倉直人のディノンはどうなってるんでしょうかね。あれはすばらしいものです、ジャンルが産んだひとつの極み。villagebooksからは一種異様な近未来サスペンス(…とひと言でいってしまうと大事なところがぽろぽろ漏れてしまうのが異様たるゆえん)のケッ作『スペアーズ』[bk1/amazon]のマイケル・M・スミスが注目。あー『オルタード・カーボン』を読む前にかすかに期待してたのは『スペアーズ』っぽい救いがたい暗鬱な“未来”と千切れまくるプロットのテンションだったような気がしないでもない。電撃文庫は、他にも惹かれるタイトルはあれど『七姫物語』が一番待ち遠しい。ディレッタントとしての仕事が目立つ澁澤龍彦の初期幻想作品集『犬狼都市』は必須。福武文庫の作品集は全部持っているけどやっぱり買っちゃうと思う。福武文庫は国内/海外ともに宝箱なのでどこかまとめてサルヴェージしてくれないかな…ドストエフスキーの短編集とかサンドラールとか児童文学も粒ぞろいではありました。筑摩書店は5月も快調.。oO( それにしても稲垣足穂はちゃんと読まれているのだろうか、って言うかいまどきの人はどう読むのかぜひ聞きたい )。そしてこの月のオレ的目玉は江戸から明治の落語家列伝・野村無名庵『本朝話人伝』!