ビーケーワンより


:ヴィレッジブックス 『螺旋』 サンティアーゴ・パハーレス/木村榮一訳 2/- \2,310

偕成社 『天草の霧 白狐魔記5』 斉藤洋/高畠純画 2/- \1,575 

河出書房新社 『マンハッタンの哀愁』 ジョルジュ・シムノン/長島良三訳 2/- \1,680 
河出書房新社 『真昼の花火』 吉村昭 2/- \1,680 
河出書房新社 『DOWN TOWN』 小路幸也 2/- \1,575 
河出書房新社 『日本語は生きのびるか 米中日の文化史的三角関係』 平川祐弘 2/- \1,260 
河出書房新社 『ハンバーガーの世紀』 ジョシュ・オザースキー/市川恵里訳 2/- \1,890 

彩流社 『幕末明治 戦と乱を読む本』 中村一朗、成田毅 1/- \1,890 ((幕末から日清、日露戦争までの絶え間ない「戦争と騒乱の世紀」に日本人は何を敵とし何と戦ってきたのか。「戦争」の小事典))

集英社 『エドナ・ウェブスターへの贈り物』 リチャード・ブローティガン 2/- \1,680 
集英社 『ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4』 田中啓文 2/- \1,890 

:新潮社 『シンメトリー』 マーカス・デュ・ソートイ/冨永星訳 2/- \2,310 
:新潮社 『ナニカアル』 桐野夏生 2/- \1,890 
:新潮社 『考えない人』 宮沢章夫 2/- \1,575 
:新潮社 『豊国神宝』 中路啓太 2/- \1,575 
:新潮社 『地上で最も巨大な死骸』 飯塚朝美 2/- \1,365 
:新潮社 『逆に14歳』 前田司郎 2/- \1,470 
:新潮社 『寂滅の剣』 北方謙三 2/- \1,785 

:新評論 『ヴァグナーの女王 キルステン・フラグスタート自伝』 ルイ・ビアンコリー/田村哲雄訳 1/- \4,410 

人文書院 『中世の狂気 十一〜十三世紀』 ミュリエル・ラアリー/濱中淑彦監訳/川合一嘉、金吉晴、竹中吉見、武本一美、波多野和夫、濱中淑彦、山岸洋、山口俊郎訳 1/- \6,720 ((本書は中世の精神疾病とその治療の実際を精神医学的に分析紹介もおこないつつ、著者の視野は広く人間活動の諸分野に及ぶ。狭義の「自然的狂気」にとどまらない、サタンと神の間に出現した狂気、悪魔憑き、異端や神秘的体験など〈聖なる狂気〉につらなる「超自然的狂気」のさまざまな局面を、幾多の詩編写本の図像表現や大聖堂建築の彫刻群、俗語文学など具体的な資料によってわれわれの眼前に展開する。精神医学の領域のみにとどまらない西洋中世世界の包括的理解への興味深い道筋を示している点で貴重な書物。図版多数。))

中央公論新社 『早雲の軍配者』 富樫倫太郎 2/- \1,890 
中央公論新社 『「死の舞踏」への旅』 小池寿子 2/- \2,520 

:東京書籍 『黒沢明 全作品と全生涯』 都築政昭 2/- \3,150 

原書房 『ステラ ユダヤ人を密告したブロンドの悪魔』 ピーター・ワイデン/小松はるの、米澤深雪訳 3/- \1,680 

:フィルムアート社 『ジミ・ヘンドリックスアメリカの光と影 ブラック・ミュージック&ポップ・カルチャー・レボリューション』 チャールス・シャー・マリー/廣木明子 訳 1/- \2,730 

平凡社 『幸田文季節の手帖』 幸田文/青木玉編 2/- \1,680 
平凡社 『泉鏡花 幻想と美の永遠に棲む』 別冊太陽編集部編 2/- \2,415 

論創社 『ヴァイブレーターの文化史 セクシュアリティ・西洋医学理学療法』 レイチェル・P・メインズ/佐藤雅彦訳 1/- \3,360 ((ギリシア・ローマ時代からの性をめぐる文化的変遷をたどり、治療器具として技術革新されてきたヴァイブレーターの軌跡を克明に追い、女性のエクスタシーの復権を高らかに宣言する書。))

e-honもうすぐ出る本の予約より


:光文社 『ボクハ・ココニ・イマス』 梶尾真治 2/18 \1,785 
:光文社 『スターバト・マーテル』 篠田節子 2/18 \1,680 
:光文社 『ラ ガ ト』 両角長彦 2/18 \1,470 ((東京都内の中学校で起きた無差別殺人事件。生徒3人が死傷した。容疑者は、2カ月前に自殺した女生徒の死を理由に犯行に及んだ父親だったが、そこには、何か不穏な動きが隠されていた。学校、生徒、警察、そして、秘密の機関の思惑が絡み合い、真相を複雑にしていく。犯行状況について、警察が再確認する生徒たちの動きを、多数の図版入りで追った実験的小説。))
:光文社 『さようなら、私の嘘』 ヒキタクニオ 2/18 \1,995 

:新潮社 『アホの壁』 筒井康隆 2/17 \714 ((なぜそんなアホなことをするのか、そしてアホなことを言うのか? 無益な争いに血眼になり、破綻必至の計画を立て、互いに殺しあうに至るのは、いったいなぜなのか? 文化的文明人を自認する現代人が、いとも簡単に飛び越えてしまう「アホの壁」をめぐり、豊富なエピソードと心理学や文学で織りなす抱腹絶倒の筒井流人間論、ついに登場!))
:新潮社 『ん 日本語最後の謎に挑む』 山口謠司 2/17 \714 ((日本語には大きな謎がある。母音でも子音でもなく、清音でも濁音でもない、単語としての意味をもたず、決して語頭には現れず、かつては存在しなったという日本語「ん」「ん」とは一体何なのか? 「ん」はいつ誕生し、どんな影響を日本語に与えてきたのか? 空海、明覚、本居宣長幸田露伴など碩学の研究と日本語の歴史から「ん」誕生のミステリーを解き明かす。))

:未知谷 『黒衣の修道僧』 A・P・チェーホフ/ユーリー・レブハーベル絵 2/中 \2,310 ((転地療養中の文学修士コブリン。黒い竜巻の中に修道僧を見る。家族愛、狂気、破滅…を描く))

本やタウン:書籍近刊情報より


国書刊行会 『ウルトライスモ マドリードの前衛文学』 運動坂田幸子 2/中 \2,940 ((ダダ、未来派と同時代に展開したスペインの知られざる前衛文学運動に光を当てた、本邦初となる研究書・アンソロジー。))

水声社 『セクサス 薔薇色の十字架刑(1)』 ヘンリー・ミラー/井上健訳 1/下 \5,250 ((「芸術家の女神」との運命的な出会い。大胆な性描写で繰り広げられる死と再生の磔刑のドラマ。新訳で贈る自伝的長編三部作の第1弾。『2巻』同時刊。))
水声社 『発見する力 現代美術の原風景』』 黒岩恭介 1/下 \4,200 ((加納光於吉原治良斎藤義重たちの新たな一面をとらえ、その魅力を現代美術の現場から、視覚芸術の可能性を問う鮮烈な美術論集。))
水声社 『美術・贈与・想像力』 白川昌生 1/下 \2,625 ((中井久夫やエランベルジェを参照しつつ、美術館(界)の構造を、動物園や精神科施設との対比によって考察する異色の美術批評 ))

名古屋大学出版会 『クリティカル・モーメント 批評の根源と臨界の認識』 高田康成 2/上 \3,990 ((相対主義という時代の趨勢に精神をゆだねるままでよいのか。西欧近代からその伝統へと遡り、批評の再生をはかる。))

:評論社 『死の影の谷間』 ロバート・C・オブライエン/越智道雄訳 2/下 \1,680 ((放射能汚染を免れた谷間でたった一人生き残った少女アン。そこに現れた見知らぬ男の正体は。核戦争後の世界を少女の目を通し描く。))