2004-01-04から1日間の記事一覧

それでも機本伸司の1作目、青春小説っぽい『神様のパズル』[bk1]はちょっと期待して読み始める生業。積んでいた小泉義之『生殖の哲学』[bk1]も、ちょっとづつ読んでいく予定。

『メシアの処方箋』[bk1]

これも惜しい。ヒマラヤで方舟が発見されて研究に取り掛かるくだりは『星を継ぐもの』か『宇宙のランデヴー』という感じでわくわくさせるけれど、中に収められていた木簡にメシアの作り方が書かれていたということが割りとあっさり判明してしまうとサイエン…

『火星ダーク・バラード』[bk1]

ドラマがメロウすぎてぼくの好みからは外れるのですけど、それを抜きにしても、このこってりとした心理描写、舞台背景、回想などの筆致は、ハードサスペンスベースの、タイムスパンの短いノンストップエンターテインメントなプロットには似合わないんじゃな…