e-hon もうすぐ出る本の予約より


朝日新聞出版 『婢伝五稜郭』 佐々木譲 1/7 \1,890 ((明治2年(1869)、箱館戦争の最終局面、箱館病院分院では傷病兵にすら官軍によって凄惨な殺戮が行なわれていた。若き看護婦の朝倉志乃はこころを寄せる青年医師・井上青雲を惨殺され、「私の戦」を決意する。宿敵を衝撃的な方法で殺し、ついに追われる身となった志野は医学、射撃、馬術、西洋式料理を身に着け戦士になっていく。女であり敗者である志野がみた、官製の歴史観をぬりかえるすがすがしく豊かな箱館戦争後日談小説))
朝日新聞出版 『吸血鬼ハンター/アナザー 貴族グレイランサー』 菊地秀行/小島文美 1/20 \945 ((貴族暦7001年、地球は外宇宙生命体(OSB)の侵略を受けていた。貴族最強の戦士グレイランサー卿は、人間を犠牲にしてOSBと戦っていたが、重傷を負って、人間の娘に救われる。そして、彼女に危機が迫った時──。ベストセラー・シリーズ「吸血鬼ハンターD」の世界を舞台に、外宇宙生命体との三千年戦争を戦っていた貴族=吸血鬼の側から物語を構築する姉妹編シリーズ、堂々刊行開始))

角川書店 『カルテット3 指揮官』 大沢在昌 1/28 \1,050 

勁草書房 『方法論的個人主義の行方 自己言及社会』 犬飼裕一 1/中 \4,725 ((たんなる方法であるはずの「個人主義」が、なぜ人々の思考をこれほどまでに拘束するのか。誰もそこから出られなくなってしまうのか))
勁草書房 『生権力論の現在 フーコーから現代を読む』 檜垣立哉編著 1/下 3,150 ((ポストモダン的なフーコーの受容を超えて、新しい地平へ! 「生権力」概念の拡がりと深度を捉えなおし、現代における様相に迫る))

工作舎 『平行植物 新装版』 レオ・レオーニ/宮本淳訳 1/20 \2,310 ((生誕百年を迎えた絵本作家レオーニの幻想博物誌。架空の植物の起源や形態を、学術論文めいた叙述と詩情豊かなスケッチで描きだす))

小学館 『せきれい荘のタマル』 越谷オサム 1/18 \1,365 ((舞台は(都内ではあるが)郊外の私立大学。いい奴だけど、どうもおせっかいが過ぎる男子大学生・タマルと、タマルに毎度振り回される後輩・寿史が繰り広げる、なかなか熱くるしい、ドタバタ学園コメディー))
小学館 『Metro2033 上』 ドミトリー・グルホフスキー/小賀明子 1/28 \1,785 ((核の惨禍後、人々は荒廃した地上を捨て、モスクワ地下鉄の各駅がそれぞれ独立国家を営む世界。放射線の影響で巨大化・凶暴化した生物との戦いを通じ、主人公アルチョムの成長を描くSFファンタジーです))
小学館 『Metro2033 下』 ドミトリー・グルホフスキー/小賀明子 1/28 \1,785 

中央公論新社 『パリとヒトラーと私 ナチスの彫刻家の回想』 アルノ・ブレーカー/?橋洋一 1/10 \2,730 ((ナチス芸術の寵児となった彫刻家が占領下パリでコクトー、マイヨールやナチス高官、対独協力者との交流を綴った禁断の戦中証言録))
中央公論新社 『夢の上2 紅輝晶・黄輝晶』 多崎礼 1/25 \1,155 
中央公論新社 『シュルレアリスム 終わらない革命』 酒井健 1/25 \840 ((超現実主義は、近代に敢然と叛旗を翻し、世界中に影響の輪を広げた芸術運動である。欲望の解放を目指す革命はいまだ継続中である))
中央公論新社 『ナポレオンの戦役』 ローラン・ジョフラン/渡辺格訳 1/25 \2,415 
中央公論新社 『白井晟一、建築を語る』 白井晟一 1/25 \2,520 ((哲学的建築家と言われた故・白井晟一が、さまざまな世界の第一人者と語り合いながら、自らの世界観、芸術観などを明らかにした記録))

徳間書店 『噛む犬 K.S.P』 香納諒一 1/19 \1,890 ((警視庁歌舞伎町特別分署KSPシリーズの第3弾。組織の論理と己の矜持に引き裂かれる刑事の魂を重厚なストーリーで描く傑作長編))
徳間書店 『mamma』 谷川俊太郎伴田良輔 1/27 \1,680 ((谷川氏の書き下ろしの詩作は久しぶりのことであり、乳房、女性を正面からモチーフにした詩集としては初の試みです))
徳間書店 『暴走ボーソー大学』 山之口洋 1/31 \1,575 ((大学廃校の裏に隠された学校法人と官僚の大陰謀! 未来の展望なき時代に、若者たちの鮮やかな成長物語))

:扶桑社 『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』 杉作J太郎 12/27 \1,575 ((映画作家として、タレントとして、またコラムニストとして人気の著者による初の小説。 予期せぬ事態から民間防衛組織に入った元プロレス実況解説の男と、元グラビアアイドルが地球の危機に立ち向かう――。 宇宙から届く謎の信号とは? 民間防衛組織「BIRD」とは? そして「ジェノバ」とはいったい……? 法外なバカバカしさに満ちたユーモアが弾け、独特のペーソスが胸を締め付けるまったく新しいロボット小説の誕生。カバーイラストは平井久司氏!))

文藝春秋 『猫の一年』 金井美恵子 1/上 \1,680 ((「ことサッカーに関して、男は正直であらねばならない」? イモとマッチョはお断り、縦横な思考が鋭く楽しい異色のエッセイ集))
文藝春秋 『一刀斎夢録 上』 浅田次郎 1/上 \1,680 ((戊辰の激動を生き残った新撰組隊士たちが、敵味方で相まみえる運命の悲劇。歴史に消えた者たちの悲痛な叫びが胸を打つ感動大作))
文藝春秋 『一刀斎夢録 下』 浅田次郎 1/上 \1,680