本やタウン:書籍近刊情報より


幻冬舎 『狼は猫と狐に遊ばれる』 林譲治/オサム 1/29 \945 

水声社 『メフィス』 フロラ・トリスタン/加藤節子訳 12/下 \3,990 ((貧しい労働者のために生きようとするメフィス。手段としての結婚、恋、陰謀、彼の死など波瀾万丈の恋愛、暗黒、フェミニズムの大ロマン。))
水声社 『煙滅』 ジョルジュ・ペレック/塩塚秀一郎訳 12/下 \2,940 ((世界から「い」が消え、ある男が失踪した。そこに隠された秘密とは。翻訳不能と言われた、ペレックの代表作。新感覚ミステリー。))

世界思想社 『ハンナ・アレント 伝えることの人間学』 亀喜信 1/上 \1,680 ((アレントの思想を、「伝える存在」としての人間論として読み解き、その根底にある「人間を肯定する意志」から公共性の意味を捉え直す。))

創元社 『統合失調症と宗教 医療心理学とウィトゲンシュタイン』 星川啓慈、松田真理子 1/中 \3,675 ((異なる分野の専門家2人が宗教を手がかりに「統合失調症」の諸相について言及した論考と、対談で構成されたユニークな1冊。))

中央公論新社 『数えずの井戸』 京極夏彦 1/25 \2,100 ((怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す人気シリーズ、3作目は「皿屋敷」。暗く冷たい井戸の縁で、菊は何を見たのか。))

:鳥影社 『別れの言葉』 エルフリーデ・イェリネク/中込啓子訳 1/上 \1,680 ((ノーベル賞受賞作家による意欲作。収録した3つのドラマは、政治的動向を強く意識しながらも、文学的冒険に富んだ刺激的なもの。))

早川書房 『螺鈿の四季』 ロバート・ファン・ヒューリック/和爾桃子訳 1/上 \1,260 
早川書房 『マーシイ』 トニ・モリスン/大社淑子訳 1/上 \2,100 
早川書房 『拮抗』 ディック・フランシス&フェリックス・フランシス/北野寿美枝訳 1/上 \2,100 
早川書房 『後藤さんのこと』 円城塔 1/上 \1,890 
早川書房 『このどしゃぶりに日向小町は』 鳥飼否宇 1/下 \1,680 
早川書房 『最終定理』 アーサー・C・クラーク&フレデリック・ポール/小野田和子訳 1/下 \2,310 
早川書房 『サはサイエンスのサ』 鹿野司 1/下 \1,575 
早川書房 『クリント・イーストウッド ハリウッド最後の伝説』 マーク・エリオット/笹森みわこ他訳 1/下 \2,415 

:評論社 『ウルフ谷の兄弟』 デーナ・ブルッキンズ/宮下嶺夫訳 1/下 \1,470 ((母親を亡くし、伯父さんに預けられた兄弟は、谷間の一軒家で不安と恐怖におびえて暮らす羽目に。エドガー賞受賞の傑作。))
:評論社 『とざされた時間のかなた』 ロイス・ダンカン/佐藤見果夢訳 1/下 \1,680 ((父の再婚相手の家族に会うため、初めて南部を訪れたノア。しかし、美しい継母と義理のきょうだいには、恐ろしい秘密が。))

文藝春秋 『橋』 橋本治 1/下 \1,300 ((雪ぶかい地方で、高度経済成長時代に青春を過ごした2人の母親。彼女たちの娘が停滞の次世紀に家庭を持った時、親族殺人が起きる。))

毎日新聞社 『蒼き信長(上)』 安部龍太郎 1/下 \1,680 
毎日新聞社 『蒼き信長(下)』 安部龍太郎 1/下 \1,680 

臨川書店 『ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集(5)随想III 1925〜1956』 日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会編訳 1/下 \3,360