e-honもうすぐ出る本の予約より


朝日新聞出版 『線路と川と母のまじわるところ』 小野正嗣 7/7 \1,680 ((「ガルシア=マルケス中上健次」と絶賛された三島賞受賞作家の、ヨーロッパを舞台にした最新連作小説集。王様のごとき風格で空港に不法滞在し続けるキンチャン、外国人留学生たちに宿を提供するO夫人、皮膚をセラピーマッサージする日本人女子留学生、ロワール川の中州に暮らした庭師のウスマン。故国から打ち捨てられた移民たちの呼びかけに、時間と場所の裂け目から、豊かな語りで応答する小野マジックワールドの新境地。))
朝日新聞出版 『吉本隆明のDNA』 藤生京子 7/21 \1,575 ((戦後日本社会に屹立する吉本隆明。80歳を過ぎてなお、社会問題に関心のある若者への影響は強い。その吉本の思想的意義や人間的魅力について、六人の論客――姜尚中上野千鶴子宮台真司茂木健一郎中沢新一糸井重里――が語り尽くす。1960年代以降のそれぞれの「吉本体験」や「吉本への評価」が詳細に明かされ、吉本を語る六人の「自分史」としての側面も浮かび上がる。著者は朝日新聞文化面論壇担当の現役記者。))
朝日新聞出版 『音楽のアマチュア』 四方田犬彦 7/21 \2,625 ((バッハからフランク・ザッパまで、「アマチュア」ならではの自由闊達さでクラシック、ジャズ、ブルース、現代音楽、ロック、歌謡曲、各国民謡とジャンルを超越して論じる音楽エッセイ。 テルアヴィヴの「悲しき天使」、軍事政権下のソウルでの「スカボロー・フェア」の替え歌……日常のなかや旅のあいまに耳にした音楽の記憶に導かれながら、果てしなく広がる好奇心と探究心の赴くままに縦横無尽に論じる。))

角川書店 『植物図鑑』 有川浩 7/2 \1,575 
角川書店 『物語論で読む村上春樹宮崎駿 ――構造しかない日本』 大塚英志 7/9 \740 ((母性に満ちあふれた女たちと成長を拒否する男たちがつくる物語とは? 明治期の近代文学のはじめから村上春樹宮崎駿の『崖の上のポニョ』まで、なぜ登場する男の子はみんないつまでたっても子供のままなのか?日本文学に通底する男たちの「甘えの構造」を鋭く分析した刺激的な評論集。))
角川書店 『探偵儀式 the novel メフィスト症事件』 清涼院流水/大塚英志 7/24 \714 ((「探偵儀式」完結!真のエンディングはこの小説版で迎える!! 国民すべてが探偵化した日本――JDC(日本探偵倶楽部)の輝きを失う中、新たな探偵時代を迎える中、ある奇妙な大量猟奇殺人事件が13年間続いていた。真相を暴くべく、BDC(ボランティア探偵倶楽部)が挑む!))

:スターダストピクチャーズ 『忘レ愛』 清涼院流水 6/29 \1,260 

東京創元社 『函館水上警察』 高城高 7/12 \1,985 
東京創元社 『文化祭オクロック』 竹内真 7/24 \1,654 
東京創元社 『七つ星の首斬人』 藤岡真 7/30 \2,095