本やタウン:書籍近刊情報より


:近代文芸社 『D.H.ロレンスの長編小説研究 黒い神を主題として』 山田晶子 6/20 \3,990 

群像社 『アレクサンドル・プーシキン/バトゥーム』 ミハイル・ブルガーコフ/石原公道訳 5/29 \1,575 

講談社 『探偵小説のためのノスタルジア 「木剋土」』 古野まほろ 6/4 \998 
講談社 『萩原重化学工業連続殺人事件』 浦賀和宏 6/4 \1,575 
講談社 『パロール・ドネ』 L・ストロース/中沢新一訳 6/10 \2,100 ((レヴィ=ストロースの講義録は論文になる前の思考のなまなましさにあふれている。『神話論理』に結実するその思想の粋を中沢新一氏の珠玉の翻訳でおくる決定版。))
講談社 『聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形』 秋山聰 6/10 \1,680 ((聖人の遺体や聖人が接触した「聖遺物」を求めて略奪・奪還が繰り広げられる中から、免罪を求める民衆への呈示のために教会建築や絵画が洗練されていく過程を追う。))

国書刊行会 『帝国と美術 帝国日本の対外美術戦略』 五十殿利治編 6/下 \8,190 ((戦前期において帝国日本が対外戦略上いかに美術を利用し、また美術はいかに利用されたかを実証的に分析し明らかにする画期的な論集。))

実業之日本社 『快楽怪奇譚』 幽霊ゾンビ 6/上 \1,470 ((気鋭のホラープランナーが紡ぎだす珠玉の怪談21話。背筋に走った冷気・恐怖はいつしか快楽へと変貌。「読むお化け屋敷」がここに。))
実業之日本社 『夜になっても走り続けろ』 倉阪鬼一郎 6/中 \900 

:春秋社 『サウンド・エデュケーション 増補新版』 R・マリー・シェーファー/鳥越けい子訳 5/下 \1,890 

星雲社 『甚だ悪あるは必ず甚だ美なり』 竹田元彦 6/19 \1,449 ((フランス人とは何者か。フランス社会の世俗的実態から政治・教育論まで、滞仏30年の教養人ならではのエスプリに溢れる辛口エッセイ。))

中央公論新社 『大不況には本を読む』 橋本治 6/10 \777 

文藝春秋 『大搾取!』 スティーブン・グリーンハウス/湯浅誠解説 6/下 \2,300 ((施錠されて働く労働者。泥棒逮捕のケガでクビになる警備員。セクハラ狂言訴訟で組合潰し。「コスト削減至上主義」の最進国の実態。))