【集え】文学板―情報―スレッド 2【文殊】より


河出書房新社 『証人たち』 ジョルジュ・シムノン/野口雄二訳 -/- \1,680 
河出文庫 『海を失った男』 シオドア・スタージョン/若島正訳 -/- \924 

国書刊行会 『限りなき夏』 クリストファー・プリースト/古沢嘉通訳 3/下 \2,520 

NTT出版 『悪の知性』 ジャン・ポードリヤール 3/6 \2,415 

メディアファクトリー 『乱暴と待機』 本谷有希子 2/29 \1,365 

よしこれで残るは『ダールグレン』のみだな→<未来の文学>(一番の懸念が残っているとも以下略)。さて『幻想の過去』を読み進めながらフリオ・リャマサーレス『狼たちの月』を読み始める…おお!めちゃくちゃかっこいいな。『黄色い雨』が過去現在未来すべての事象を一幅の画にまとめようとしたかのような絵画的技法/技巧的絵画を思わせたとすれば、これは印象的な映像を焼き付けることを企図した映画を思わせる。コーマック・マッカーシーの『血と暴力の国』や佐藤亜紀の『ミノタウロス』と比較してみるのも面白そう。あ、そうだ『海を失った男』の文庫化で思い出したけど、今月発売のランダムハウス講談社文庫の帯裏に『シャルビューク夫人の肖像』が来月文庫化されるって書いてあったな〆