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アラスター・グレイの『哀れなるものたち』がハヤカワ・オンラインの刊行予定に再掲されていたので、よし、ここはそろそろ『ラナーク』を読み始めろということなのだなということにしておく←オレ。でもその前にダン・シモンズの『テラー』は読んでしまおう。それから復刊ドットコム復刊ニュースで岩波文庫2月復刊分が掲載されていて、アウグスティヌスやフローベールの幻想小説『聖アントワヌの誘惑』やドストエフスキーの『作家の日記』とかに目を奪われる…多分金も奪われるだろう。あ、ジェイムズ・グレイディ『狂犬は眠らない』は『マザーレス・ブルックリン』を思い起こさせるナイーヴなハードボイルド風逃亡小説で、期待していたほどトチ狂ってはいなかった。