本やタウン:書籍近刊情報より


:鳥影社 『スターリンと芸術家たち』 ボリス・ワジモヴィチ・ソコロフ 12/下 \2,940 

晶文社 『草は歌っている』 ドリス・レッシング/山崎勉ほか訳 12/5 \2,205 

みすず書房 『環状島=トラウマの地政学』 宮地尚子 12/下 \2,940 ((トラウマをめぐる被害者・加害者ほか、全体の構図を体系的に位置づけようと試みた野心作。トラウマ問題に正面から向きあった思想の書。))
みすず書房 『〈海賊版〉の思想 18世紀英国の永久コピーライト論争』 山田奨治 12/中 \2,940 ((コピーライトを独占しようとしたロンドンの大書店主と「海賊出版者」。版権主張をめぐる闘いを軸に著作権問題を歴史的に考察した力作。))

『ZigZag』の上巻はほとんど不要だと思う今日この頃、さてお次は『サンシャイン&ヴァンパイア』『指し手の顔』『セル』と並べておいてさてどこから手をつけましょうかねと考えているところに届いたのがジョー・ヒルハートシェイプト・ボックス』、って言うことでコレを読み始める…おおモダンホラーっぽいタッチではあるけれど骨子はしっかりとした、オーソドックスといってもいい幽霊憑きものじゃないですか、そして面白いじゃないですか。