【集え】文学板―情報―スレッド 2【文殊】より


彩流社 『詭弁的精神の系譜――芥川、荷風、ピンチョン、メイラーらの文学的更生術』 高橋勇夫 12/4 \2,940 ((「芥川龍之介、保田與重朗からピンチョン、ノーマン・メイラー、そして柄谷行人までを論じる詭弁的精神の系譜。ポストモダンな「軽薄で空虚」に抗い、根拠なき時代の、性急なる「根拠」にも抗い、「詭弁」という文学的更生術」。))

人文書院 『日本のマラーノ文学――ドゥルシネーア赤』 四方田犬彦 12/中 \2,000 ((「李香蘭立原正秋中上健次松田優作、帷子燿(かたびらあき)、はてまたプルーストパゾリーニ、「パッチギ」等をマラーノ性から縦横に論じ、新ジャンルを提唱する超意欲作」。))
人文書院 『翻訳と雑神――ドゥルシネーア白』 四方田犬彦 12/中 \2,000 ((「姉妹書『日本のマラーノ文学』同様、豚=マラーノを基点に、マラーノ性と裏腹にある広義の翻訳実践の問題を本書は扱っていく」。))