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[単行本]
講談社 『エソラ vol.4』 伊坂幸太郎ほか 6/13 \1,260 
講談社 『アヤツジ・ユキト 1996-2000』 綾辻行人 6/13 \1,575 ((綾辻行人ファン待望の必携クロニクル後編 1996〜2006年に発表された「小説以外のすべての文章」を完全収録。著者本人による詳細な脚注と年々の回顧録を書き下ろしで盛り込んだクロニクル第2弾!))
講談社 『アヤツジ・ユキト 2001-2006』 綾辻行人 6/13 \1,575 
講談社 『廣松渉−近代の超克』 小林敏明 6/19 \1,470 
講談社 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』 伊藤比呂美 6/22 \1,785 
講談社 『蜘蛛の糸は必ず切れる』 諸星大二郎 6/22 \1,680 ((「伝説の漫画家」の小説集ふたたび! 「妖怪ハンター」「マッドメン」など、独特の作品世界をもつあの諸星大二郎の小説集! 「船を待つ」「同窓会の夜」など、諸星ワールドを堪能できる4編収録。))
講談社 『グローイング・ジュニア』 内山安雄 6/22 \1,470 ((IQ150少年のとっても変な青春小説! 「女性のアレが見たい!」 IQ150のスーパー小学4年生が、Hなことなんて知らない純粋無垢な親友とともにアレを求めて昭和30年代の北海道を駆け巡る! ))
講談社 『怪獣記』 高野秀行 6/26 \1,680 ((辺境作家のノンフィクション決定版 『幻獣ムベンベを追え』から20年、トルコのワン湖でUMA(未知動物)の手がかりを発見!? 世界も注目の高野秀行が贈る、奇想天外・抱腹絶倒の探索紀行。))
講談社 『きのうの世界』 恩田陸 6/26 \1,785 

徳間書店 『長く冷たい眠り』 北川歩実 6/20 \1,890 ((永遠の生命を求めて、人間は神に挑戦する――さまざまな思惑、そして殺意。サイエンス・ミステリーの気鋭が贈る傑作短篇集。))

[文庫]
:扶桑社ミステリー 『ひそやかな復讐 上』 ドナ・タート 5/30 \980 
:扶桑社ミステリー 『ひそやかな復讐 下』 ドナ・タート 5/30 \940 

ドナ・タートのISBNがついてたのでついでに…さすがに5月でファイナルアンサーでしょう。どうせだったら『シークレット・ヒストリー』も増刷してくれればいいのにね。で、ジョー・ホールドマン『擬態』を読んだった。ファーストコンタクトものっていうよりは、梶尾真治エマノン・シリーズとの類似性のほうが強いんじゃないかな。地球に漂着した文字通りダイ・ハードなエイリアンが人間の形態を装い行為をなぞり習性を学び倫理的行為を理解していくという…あれ、これってもしかして(ちょっといびつな形だけど)ビルドゥングス・ロマンなんじゃね? (人間的感性で見たら)結構(っていうかかなり)ひどいことをしたりひどいことをされたりするエイリアンが飄々としていて、テンポのいい文体とあいまってリーダビリティは抜群の佳作。