本やタウン:書籍近刊情報より


和泉書院 『小説の面白さを語ろう』 佐藤和正 2/下 \1,260 ((語ろうとする欲望を生み出すと同時に語ることの困難さを感じさせるような言語表現として小説を捉え、読書という行為の可能性を探る。))

:鳥影社 『父よ!』 ペーター・シュナイダー/越智和弘訳 3/上 \1,680 ((アウシュヴィッツ強制収容所で人体実験を行ったメンゲルト、逃亡先に会いに行った息子をモデルに、罪の問題に挑んだ話題作。))

:研究社 『シェイクスピアとその時代』 日本シェイクスピア協会編 3/下 \3,360 ((日本シェイクスピア協会の気鋭の研究者14人が、シェイクスピアとその同時代人たちのテクスト、コンテクストを読む刺激的な論集。))

:現代思潮新社 『21世紀を見抜いた男 トクヴィル物語』 中田豊 2/15 \2,100 

産経新聞出版 『芸術と戦争』 もりたなるお 2/下 \1,575 ((従軍した作家や画家たちは戦争にどのように関わったのか。第12回新田次郎賞受賞作家・もりたなるおが描く従軍作家・画家の戦中戦後。))

三省堂 『ベケット巡礼』 堀真理子 3/20 \2,940 

世界思想社 『海域世界の民族誌』 関恒樹 3/上 \5,040 ((ビサヤ諸島の事例を中心に、支配・被支配関係や不均衡な階層構造のもとでしたたかに抵抗しつつ生きる移動漁民の生活実践を描き出す。))
世界思想社 『精霊たちのフロンティア』 石井美保 3/上 \4,410 ((異界からの光が照らしだす、日常世界の実践的論理とは何か。人びとの生と身体に浸透する「超常現象」のリアリティを解きほぐす。))
世界思想社 『先住民の知識人類学』 伊藤泰信 3/上 \5,040 ((先住民の知は、どのように生成・再生産されているか。マオリ小学校やマオリ学など、今日の先住民の知と社会をめぐる動態をさぐる。))
世界思想社 『リスクとしての教育 システム論的接近』 石戸教嗣 3/上 \1,764 ((ルーマンのリスク概念を援用することで、さまざまな教育問題の本質に迫り、リスク社会化する社会と教育という営みの関わりを問い直す。))

:文溪堂 『ライラからの手紙 フィリップ・プルマン』 マーガレット・S・ユアン/中村佐千江訳 3/上 \1,680 ((2005年アストリッド・リンドグレーン賞に輝いた、『ライラの冒険シリーズ』作家プルマンの伝記。))

勉誠出版 『サマルカンドの金の桃』 エドワード・H・シェーファー/吉田真弓訳 2/下 \4,725 

法政大学出版局 『スタンダールの生涯』 ヴィクトール・デル・リット/鎌田博夫ほか訳 3/5 \5,040 

雄松堂出版 『POETICA(65) 特集「ラフカディオ・ハーン再考」』 エリス俊子編 3/1 \4,725 

臨川書店 『ヘルマン・ヘッセ全集(2)  青春時代の作品II』 日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会編訳  3/上 \3,150