ビーケーワン予約一覧より


国書刊行会 『聖母の贈り物』 ウィリアム・トレヴァー 1/予定 \2,520 

晶文社 『紙の空から』 柴田元幸編訳 11/予定 \2,730 ((すぐれた翻訳、紹介で知られる柴田元幸氏による海外文学短篇アンソロジー。翻訳界で注目を浴びる前衛作家の作品から、若い女性の繊細な感情を描く作品まで、本読みにもそうでない人にも楽しめる一冊。美しいカラー挿絵つき。))

文藝春秋 『モノレールねこ』 加納朋子 11/予定 \1,575 
文藝春秋 『ニッポンの小説』 高橋源一郎 11/予定 \1,680 
文藝春秋 『未刊行初期短編集』 藤沢周平 11/予定 \1,800 

早川書房 『本能はどこまで本能か』 マーク・S・ブランバーグ 11/予定 \2,100  
早川書房 『剣嵐の大地1 (氷と炎の歌)』 ジョージ・R・R・マーティン/岡部宏之訳 11/上旬 \2,940 

↓以下は本日入荷のところから

彩流社 『ブロンテ家の人々 上』  ジュリエット・バーカー/中岡洋・内田能嗣監訳 発売中 \7,875 ((ブロンテ家の人々に非常に長い間まつわりついていた多くの作り話を一掃する、歴史的背景に基づいた実証的研究。ブロンテ家の全体像を俯瞰し、才能ある作家の誕生と偉業の底流にある緊密な家族の絆を浮き彫りにする伝記。))
彩流社 『ブロンテ家の人々 下』  ジュリエット・バーカー/中岡洋・内田能嗣監訳 発売中 \7,875 

ということ。で、押入れの探索をしていて不意に火浦功『俺に撃たせろ!』を読み返してしまう。これはハードボイルド/タフガイ小説の知識や思い入れが一定の基準を超えていて、なおかつジャンルに対する拘泥と達観を合わせ持つ、いわゆるすれっからし向けの超絶ファルスで、こういうものを奇書と呼ばずしてどうすると思うのだけど、どうする?