青土社近刊案内より
正直…佐藤亜紀はエセーのほうが好き。特に『略奪美術館』の冒頭、絵画独占に関する切実の感情に酔いどれた知性が滔々と綴りあげた長舌に魅せられてしまったこの身としましては、これを機に四谷ラウンドから出ていた物も含めて一気に文庫化でもしてほしいと思うのですよ。あ、それからランボーはなんだかんだ言っても小林秀雄訳が一番好き。
[単行本]
■■■:青土社 『ランボー全集 全1巻』 平井啓之・湯浅博雄・中地義和・川那部保明訳 8/下旬 \12,600
■■■:青土社 『小説のストラテジー』 佐藤亜紀 8/下旬 \1,995
■■■:青土社 『野田秀樹 赤鬼の挑戦』 野田英樹/鴻英良 8/下旬 \1,995
■■■:青土社 『歪んだ建築空間 現代文化と不安の表象』 アンソニー・ヴィドラー/中村敏男訳 8/下旬 \3,570