本やタウン:書籍近刊情報より
『ソーネチカ』のリュドミラ・ウリツカヤ、出口裕弘による坂口安吾、矢川澄子による森茉莉&アナイス・ニン(←平凡社ライブラリー版キタ!)、ディディ=ユベルマンによるアウシュヴィッツ、高取英による寺山修司といったところがマストやね。皆川博子+宇野亜喜良、ミシェル・セールもいいね。
[単行本]
■■■:あすなろ書房 『私が売られた日』 ジュリアス・レスター/金利光訳 7/下旬 \1,365■■■:一迅社 『これを読んだら呪われる 封印呪話 (1)』 書籍編集部編 7/12 \999
■■■:岩波書店 『九十歳の省察 哲学的断想』 沢田允茂 7/26 \2,625
■■■:岩波書店 『万民の法』 ジョン・ロールズ/中山竜一訳 7/14 \3,465■■■:角川書店 『100%ぶっちぎり体脂肪!』 腹肉ツヤ子 7/28 \1,575 ((平和な日本に不必要な喝を頼まれもせずに入れる女の子の、常識を超えた破天荒な毎日を綴る、あいた口が塞がらない日記文学の誕生。))
■■■:角川書店 『「待つ」ということ』 鷲田清一 7/28 \1,470■■■:群像社 『ドストエフスキイの遺産』 セルゲイ・フーデリ/糸川紘一訳 7/中旬 \2,625
■■■:群像社 『それぞれの少女時代』 リュドミラ・ウリツカヤ/沼野恭子訳 7/中旬 \1,890■■■:芸艸堂 『若冲画譜』 伊藤若冲 7/14 \2,940
■■■:講談社 『あなたにもできる悪いこと』 平安寿子 7/20 \1,575
■■■:講談社 『論理の蜘蛛の巣の中で』 巽昌章 7/25 \1,785
■■■:講談社 『南の思想 地中海的思考への誘い』 F・カッサーノ/F・ランベッリ訳 7/10 \1,575 ((スピードよりも遅さを、首尾一貫性よりも矛盾を、統一よりも多様性を。西洋合理主義への「南」=地中海からの回答。))■■■:光文社 『ひかりをすくう』 橋本紡 7/20 \1,890
■■■:集英社 『絵小説』 皆川博子/宇野亜喜良画 7/26 \1,995
■■■:集英社 『宝石泥棒の告白』 ビル・メイソンほか/田村明子訳 7/26 \2,500■■■:新潮社 『チェーホフ・ユモレスカ』 アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ/松下裕訳 7/31 \1,890
■■■:新潮社 『後北條龍虎伝』 海道龍一朗 7/31 \1,890
■■■:新潮社 『坂口安吾 百歳の異端児』 出口裕弘 7/31 \1,575
■■■:新潮社 『大山倍達正伝』 小島一志/塚本佳子 7/31 \2,415■■■:祥伝社 『TENGU』 柴田哲孝 7/21 \1,890 ((日本推理作家協会賞受賞『下山事件 最後の証言』の著者が放つ長編サスペンス。ノンフィクション形式の純然たるフィクション。))
■■■:祥伝社 『冬の砦』 香納諒一 7/21 \2,205■■■:出版芸術社 『いいかげんワールド』 眉村卓 7/中旬 \1,995
■■■:早川書房 『ビースト』 アリー・ケネン/羽地和世訳 7/13 \1,365
■■■:早川書房 『白夫人の幻』 ロバート・ファン・ヒューリック/和邇桃子訳 7/6 \1,155
■■■:早川書房 『特別料理』 スタンリイ・エリン/田中融二訳 7/6 \2,100
■■■:早川書房 『夜の旅その他の旅』 チャールズ・ボーモント/小笠原豊樹訳 7/6 \2,100
■■■:早川書房 『イリアム』 ダン・シモンズ/酒井昭伸訳 7/20 \2,940
■■■:早川書房 『日本列島は沈没するか?』 西村一/藤崎慎吾ほか 7/6 \1,575
■■■:早川書房 『悪魔のピクニック 世界中の「禁断の果実」を食べ歩く』 タラス・グレスコー/仁木めぐみ訳 7/13 \2,100
■■■:早川書房 『死体闇取引 暗躍するボディーブローカーたち』 アニー・チェイニー/中谷和男訳 7/6 \1,680
■■■:早川書房 『哺乳類天国 恐竜絶滅以後、進化の主役たち』 デイヴィッド・R・ウォレス/桃井緑美子訳 7/20 \2,415■■■:双葉社 『ピースサイン』 福澤徹三 7/4 \1,680
■■■:平凡社 『戦争詩論』 瀬尾育生 7/18 \3,570
■■■:平凡社 『「父の娘」たち』 矢川澄子 7/10 \998
■■■:平凡社 『夢見た日本』 小山ブリジット 7/24 \3,990 ((19世紀末フランス、ジャポニスムの興隆に深く関わった文豪ゴンクールと、彼の日本美術研究を大いに助けた画商林忠正。二人の相互交渉を通して、ジャポニスムの生きた姿を鮮やかに描く。))
■■■:平凡社 『イメージ、それでもなお』 ジョルジュ・ディディ=ユベルマン 7/20 \3,990 ((イメージ論としてアウシュヴィッツを論じる前人未到の試み。「表象不可能性」の絶対化を批判し、不完全な資料の断片からでも歴史を再考する努力を怠るべきでないと解くポレミックな書。解説=田中純))
■■■:平凡社 『増補 世界の一環としての日本(1)』 戸坂潤編 7/10 \2,835■■■:法政大学出版局 『小枝 再生と進化の思想』 ミシェル・セール/内藤雅文訳 7/25 \2,625 ((さまざまな情念・教義・観念をフォーマット(初期化)し、幹から再生・進化する小枝のように文化横断的な思想史の読み直しを提起する。))
■■■:法政大学出版局 『物語の森へ 物語理論入門』 マティアス・マルティネス/ミヒェエル・シェッフェル 7/13 \3,570■■■:本の雑誌社 『よりぬき読書相談室 どすこい幕の内編』 本の雑誌編集部編 7/12 \1,575
■■■:ゆまに書房 『第1回 〈性〉をめぐる言説の変遷』 斎藤光編 7/中旬 \102,900
[新書]
■■■:講談社 『呪物館 人工憑霊蠱猫』 化野燐 7/6 \998■■■:光文社 『プラットホームに吠える』 霞流一 7/20 \840
■■■:光文社 『千一夜の館の殺人』 芦辺拓 7/20 \840
■■■:光文社 『猫島ハウスの騒動』 若竹七海 7/20 \840
■■■:光文社 『日本とドイツ 二つの全体主義』 仲正昌樹 7/14 \735
■■■:光文社 『逆説的思考』 森下伸也 7/14 \735■■■:平凡社 『寺山修司』 高取英 7/10 \819
■■■:平凡社 『女たちの会津戦争』 星亮一 7/10 \819