本やタウン:書籍近刊情報


[単行本]
:青山出版社 『またまた自殺うさぎの本』 アンディ・ライリー 7/5 \945 

河出書房新社 『ドライブイン蒲生』 伊藤たかみ 7/14 \1,470 
河出書房新社 『『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏』 伊藤文学 7/10 \2,100 
河出書房新社 『ポール・デルヴォー』 アントワーヌ・テラス/与謝野文子訳 7/3 \3,990 
河出書房新社 『ドイツ・イデオロギー 手稿復元・新編輯版』 カール・マルクス/フリードリヒ・エンゲルス 7/10 \12,600 
河出書房新社 『乞胸 江戸の辻芸人』 塩見鮮一郎 7/14 \1,995 ((江戸初期、戦乱がおさまって失職した武士で、乞食に身を落して大道芸を生業とした被差別民の生態をまざまざと活写した、初の研究書。))
河出書房新社 『白の民俗学へ 白山信仰の謎を追って』 前田速夫 7/10 \2,100 ((特に被差別部落に多く分布する白山神社。謎に包まれた白山信仰の実際を追って、民俗学の叡智を結集してその神秘の空白部分に迫る。))

:海竜社 『月族II ルーン王子の戦い』 今村恭子 7/18 \1,323 

京都大学学術出版会 『学者たちへの論駁(2) 論理学者たちへの論駁』 セクストス・エンペイリコス/金山弥平ほか訳 7/下旬 \3,780 ((近現代の哲学の展開に大きな影響をおよぼした名著。「真理」に関する哲学のもっとも根本的な問題を扱う。本邦初訳。))

勁草書房 『女という快楽 新装版』 上野千鶴子 7/中旬 \2,520 
勁草書房 『主体としての都市 関一と近代大阪の改革』 ジェフリー・E・ヘインズ/宮本憲一監訳 7/下旬 \6,825 

幻冬舎 『神聖喜劇(3)』 大西巨人/のぞゑのぶひさほか 6/22 \1,470 

国書刊行会 『グラックの卵』 ハーヴェイ・ジェイコブズほか/浅倉久志訳 7/下旬 \2,520 
国書刊行会 『ぼくがカンガルーに出会ったころ』 浅倉久志 6/下旬 \2,625 
国書刊行会 『文学の中の駅 文学からたどる“もうひとつの”鉄道史(1)』 原口隆行 7/20 \2,415 

小学館 『ルーシー・デズモンド』 松尾清貴 7/13 \1,890 ((利己主義の社会、道徳の荒廃、引きこもりの増加。これらはすべて、戦後地下に潜ったある軍事組織が周到に準備したものだった。))

実業之日本社 『下町の迷宮、昭和の幻』 倉阪鬼一郎 7/中旬 \1,680 
実業之日本社 『我餓狼と化す』 東郷隆 7/中旬 \1,785 

星雲社 『シュレーディンガーうつ病患者 1/2の確率で生きている男』 翼打正三 7/31 \1,000 ((「私は今、誰にも自殺して欲しくない」。心の風邪とも呼ばれるうつ病で自殺しようとし、50%の確率で今生きている著者の闘病記。))

大洋図書 『殺人現場を歩く(2) undercurrent』 蜂巣敦/山本真人撮影 7/21 \1,785 

中央公論新社 『最勝王』 服部真澄 7/25 \1,995 ((若き空海が掴んだ秘密の鍵。陰謀渦巻く平安王権と仏教の神髄をめぐる、驚天の歴史サスペンス大作。))
中央公論新社 『死にざまの昭和史』 高木規矩郎 7/10 \1,890 
中央公論新社 『世界の終焉へのいくつものシナリオ』 ジョエル・レヴィ/柴田譲治訳 7/10 \1,470 

東京創元社 『探偵小説と記号的人物』 笠井潔 7/27 \2,940 
東京創元社 『八月の熱い雨 便利屋<ダブルフォロー>奮闘記』 山之内正文 7/27 \1,785 
東京創元社 『運命の鎖 the geneticfuture』 北川歩実 7/27 \1,680 

東京大学出版会 『ゲーデルと20世紀の論理学(1)』 田中一之編 7/25 \3,990 
東京大学出版会 『受難の意味』 宮本久雄編/大貫隆編 7/15 \3,570 

徳間書店 『9・11テロ捏造 日本と世界を騙し続けるアメリカ』 ベンジャミン・フルフォード 7/21 \1,575 
徳間書店 『嫌中論 世界中から嫌われる中国』 黄文雄 7/21 \1,575 

日本評論社 『無防備地域運動の源流 林茂夫が残したもの』 池田真規編/山内敏弘編 7/中旬 \2,940 

:NHK出版 『スピノザ 「無神論者」は宗教を肯定できるか』 上野修 7/29 \1,050 

:PHP研究所 『女性が握る下流社会マーケティング』 三浦展 7/7 \1,365 

:評論社 『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち(上)』 リチャード・アダムズ/神宮輝夫訳 7/下旬 \1,890 ((群れに迫る危機を察知したウサギたちは、新天地を求め放浪の旅にでたが。待望の改訳新版。『下巻』同時刊。))

文藝春秋 『江戸は燃えているか』 野口武彦 7/中旬 \1,890 ((地震、テロ、不況、そして人々の暗い欲望が蠢く江戸末期に発生した七つの事件の実相を炙りだす。「勝海舟、幻の江戸焦土作戦」など。))
文藝春秋 『世界一周恐怖航海記』 車谷長吉 7/下旬 \1,575 
文藝春秋 『白夜街道』 今野敏 7/下旬 \1,680 
文藝春秋 『カンボジア 幼い娼婦から闘う女』 へソマリー・マム 7/下旬 \1,995 

:ブッキング 『収容所群島(1) 1918-1956文学的考察』 ソルジェニーツィン/木村浩訳 7/下旬 \3,675 

みすず書房 『夢の漂流物 私の70年代』 白倉敬彦 7/下旬 \4,410 ((瀧口修造、安東次男、荒川修作ら個性的な作家たち。その作品誕生の協力者として共有した極私的な体験を記し、社会的意義を問う。))
みすず書房 『宗教を語りなおす 近代的カテゴリーの再考』 磯前順一編/タラル・アサド編 7/下旬 \5,250 
みすず書房 『ポーランドユダヤ人 歴史・文化・ホロコースト』 フェリクス・ティフ編/板東宏訳 7/下旬 \3,360 
みすず書房 『アメリ憲法の呪縛』 シェルドン・ウォリン/千葉眞ほか訳 7/上旬 \5,460 
みすず書房 『共和主義か自由主義か 日本共和国の可能性について』 レジス・ドゥプレ/樋口陽一ほか 7/中旬 \3,360 
みすず書房 『大塚久雄 人と学問 付 大塚久雄資本論講義」』 石崎津義男 7/3 \2,730 
みすず書房 『藤田省三対話集成(1)』 藤田省三 7/下旬 \3,465 

:悠々社 『続々裁判官の戦後史』 倉田卓次 7/10 \2,940 ((元裁判官が綴る司法の内側・完結編。札幌高裁、東京地裁交通部、佐賀地裁・家裁所長、東京高裁、そして「家畜人ヤプー」事件まで。))

[新書]
中央公論新社 『ヴェアヴォルフ人狼〕 オルデンベルク探偵事務所録』 九条菜月 7/25 \945 ((辺境から帰還した探偵ジークは、休む間もなく人狼の子どもの面倒を見ることに。第2回C★NOVELS大賞特別賞。))
中央公論新社 『煌夜祭』 多崎礼 7/25 \945 ((ここ十八諸島では、冬至の夜、漂泊の語り部たちが物語を語り合う「煌夜祭」が開かれる。第2回C★NOVELS大賞受賞作。))
中央公論新社 『物語 現代経済学』 根井雅弘 7/25 \756 ((マーシャルからガルブレイスまで、巨人たちの思想を今日的視点で読み解き、多様性を失いつつある現代の経済学に警鐘を鳴らす。))

徳間書店 『太子暗黒伝(1) 厩戸皇子篇』 富樫倫太郎 7/20 \1,000 
徳間書店 『極道戦艦ベニバナ』 文屋一彦 7/20 \860 ((超媚級小説。特撮とアニメを中心に脚本を多数手がけてきたオタク作家が放つ、オバカ・ライトノベル。))

文藝春秋 『私家版・ユダヤ文化論』 内田樹/7/20 \788 

オフィシャルでの『グラックの卵』発売予定時期は(今のところ)8月とのこと。浅倉久志エセーは、もーガチ、ガ・チ・! チェックしてみたいのは河出書房新社『乞胸』『白の民俗学へ』のふたつ。『極道戦艦ベニバナ』は…なんだかよくわからんけど買ってみようかと思う。