本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
:あんず堂 『処刑台から見た世界史』 桐生操 10/中旬 \1,680 

岩波書店 『イノック・アーデン』 アルフレッド・テニスン/原田宗典訳 10/4 \1,680 
岩波書店 『ブラッカムの爆撃機』 ロバート・ウェストール/宮崎駿ほか編 10/5 \1,680 
岩波書店 『アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集 ポートレイト 内なる静寂』 アニェス・シール序文/ジャン=リュック・ナンシー解説 10/5 \5,250 
岩波書店 『カントの啓蒙精神 人類の啓蒙と永遠平和にむけて』 宇都宮芳明 10/25 \2,940 
岩波書店 『ジャック・ラカン 対象関係(下)』 ジャック=アラン・ミレール編/小出浩之ほか訳 10/27 \5,040 
岩波書店 『デリダと歴史の終わり』 ステュアート・シム/小泉朝子訳 10/27 \1,575 
岩波書店 『世界と世界史』 K・レーヴィット/柴田治三郎訳 10/24 \2,625 
岩波書店 『生きた隠喩』 ポール・リクール/久米博訳 10/24 \4,095 
岩波書店 『ある戦後精神の形成 1938-1965』 和田春樹 10/18 \3,465 
岩波書店 『ハンセン病戦後民主主義 なぜ隔離は強化されたのか』 藤野豊 10/17 \2,940 
岩波書店 『男たちの帝国 ヴィルヘルム2世からナチスへ』 星乃治彦 10/18 \2,625 
岩波書店 『天皇制史論 本質・起源・展開』 水林彪 10/26 \3,990 
岩波書店 『ラペルーズ 太平洋周航記 海洋の空白に挑む』 ラペルーズ/佐藤淳二訳 10/6 \3,570 
岩波書店 『古代史の流れ』 上原真人編 10/24 \3,045 
岩波書店 『丸山眞男回顧談(下)』 丸山眞男/松沢弘陽ほか編 10/26 \2,625 
岩波書店 『ケインズ『一般理論』の形成』 リチャード・カーン/浅野栄一ほか訳 10/24 \4,095 
岩波書店 『近代世界システム(1)』 I・ウォーラーステイン/川北稔訳 10/24 \2,835 ((15世紀に出発し、今なお我々がその中にいる「世界システム」を、その生成から捉えるジャンボ・ヒストリー。『2巻』同時刊。))
岩波書店 『空間形成と世界認識』 山室信一編 10/27 \5,040 
岩波書店 『飛ぶ教室』 エーリヒ・ケストナー/池田香代子訳 10/17 \714 

角川書店 『紗央里ちゃんの家』 矢部嵩 10/31 \1,050 ((おばあちゃんが風邪で死んだ。従姉の紗央里ちゃんがいない。僕は家中をこっそり探し始めるが。第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。))
角川書店 『「捨て子」たちの民俗学 小泉八雲柳田國男』 大塚英志 10/27 \1,575 

かもがわ出版 『「日本文学史序説」補講』 加藤周一 10/中旬 \2,730 ((世界7か国語に翻訳されている名著『日本文学史序説』をめぐって行われた、5日間にわたる合宿での集中講義を記録した本。))

講談社 『パリでひとりぼっち』 鹿島茂 10/30 \1,890 
講談社 『ワーホリ任侠伝』 ヴァシィ章絵 10/19 \1,470 ((普通のOLがヤクザの抗争に巻き込まれ、風俗嬢から国外逃亡の身へ次々に転身。太平洋を股にかけ、息をもつかせぬパワフルなラブストーリー。))
講談社 『火の児の剣 新井白石斬奸録』 中路啓太 10/19 \1,575 ((第1回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。学者・新井白石は剣の達人でもあった。その剣の威力は。))
講談社 『均ちゃんの失踪』 中島京子 10/2 \1,575 ((失踪した均ちゃんの家が空き巣に入られた。残された20代の編集者、30代の重役秘書、40代の美術教師、世代も職業も違う女たちの物語。))
講談社 『鯉浄土』 村田喜代子 10/27 \1,575 ((のびやかな感性で描いた村田ワールド。幻想と異空間に遊ぶ村田喜代子の世界。短編の魅力あふれるこの世界を楽しもう。))
講談社 『水月』 出口汪 10/10 \1,575 ((大学生の洋と水月はともに赤い火の山で焼かれた記憶を持つ。洋は懸命に失踪した水月を探すが、己が忘れていた真実を知ることになる。))
講談社 『昼は雲の柱』 石黒耀 10/20 \1,890 
講談社 『ステーションの奥の奥』 山口雅也 10/30 \2,625 
講談社 『「お客さん、こーゆーとこ初めて?」艶街経営日誌』 赤澤竜也 10/16 \1,470 ((慶応大学卒のエリートが1,000人を超す風俗嬢たちと過ごした「涙と笑いの7年間」を凝縮して描く。「ベストセラー請負人」鬼塚忠氏が全力投球。))

:光文社 『イヴの夜』 小川勝巳 10/20 \1,890 
:光文社 『七夕しぐれ』 熊谷達也 10/20 \1,890 

集英社 『ピアノ・ソロ』 ジャン・エシュノーズ/谷昌親訳 10/20 \1,995 ((ピアニストのマックスには生涯追い求める女性がいたが、強盗に刺され絶命。だが死んだはずの彼は現世のパリ「地獄」に彼女を追う。))
集英社 『リミックス』 藤田宜永 10/26 \2,415 
集英社 『星々の生まれるところ』 マイケル・カニンガム/南條竹則訳 10/5 \3,150 
集英社 『赤い手袋の奇跡 ギデオンの贈りもの』 カレン・キングズベリー/小沢瑞穂訳 10/20 \1,365 

小学館 『クリスマス・トレイン』 デイヴィッド・バルダッチ/武者圭子訳 10/20 \1,995 

:新潮社 『きつねのはなし』 森見登美彦 10/31 \1,470 
:新潮社 『コレラ時代の愛』 ガブリエル・ガルシア=マルケス/木村榮一訳 10/31 \3,150 
:新潮社 『三島由紀夫 神の影法師』 田中美代子 10/31 \2,100 
:新潮社 『東京公園』 小路幸也 10/31 \1,470 
:新潮社 『百万遍 古都恋情(上)』 花村萬月 10/20 \1,890 
:新潮社 『百万遍 古都恋情(下)』 花村萬月 10/20 \1,890 
:新潮社 『睡蓮の教室』 ルル・ワン/鴻巣友季子訳 10/31 \2,940 ((文革後期の北京。女子中学生・水蓮は、貧しさゆえに蔑まれる親友を助け、最優秀の栄冠をかちとらせるが。))
:新潮社 『歓喜する円空』 梅原猛 10/31 \2,310 
:新潮社 『豪憲はなぜ殺されたのか』 米山勝弘 10/31 \1,365 ((狂気は知らぬ間にわが家を包んでいた。畠山鈴香の虚妄、露呈する警察の怠慢。秋田連続児童殺害事件の遺族が綴る憤怒と慟哭の手記。))
:新潮社 『大和魂』 赤瀬川原平 10/25 \1,575 

:成甲書房 『カストロが愛した女スパイ』 布施泰和 10/5 \1,995 

世界文化社 『シュガーな俺』 平山瑞穂 10/20 \1,470 

筑摩書房 『漱石のたくらみ 秘められた『明暗』の謎をとく』 熊倉千之 10/下旬 \2,310 
筑摩書房 『ヨーロッパの言語と国民』 ダニエル・バッジオーニ/今井勉訳 10/下旬 \7,350 

東京創元社 『夏の魔法』 北國浩二 10/中旬 \1,785 
東京創元社 『オランダ水牛の謎 安楽椅子探偵アーチー』 松尾由美 10/中旬 \1,680 

東京大学出版会 『魯迅を読み解く』 代田智明 10/5 \3,360 
東京大学出版会 『歴史の描き方1 ナショナル・ヒストリーを学び捨てる』 酒井直樹編 10/25 \2,625 
東京大学出版会 『歴史の描き方2 戦後という地政学』 西川祐子編 10/25 \2,625 
東京大学出版会 『歴史の描き方3 記憶が語りはじめる』 冨山一郎編 10/25 \2,625 
東京大学出版会 『ゲーデルと20世紀の論理学(2)』 田中一之編 10/16 \3,990 
東京大学出版会 『ものの大きさ』 須藤靖 10/5 \2,520 ((人間の存在は、偶然なのか、必然なのか。古代の宇宙論から人間原理まで、魅力あふれる物理の世界をユニークな視点で描く。))
東京大学出版会 『Dブレーン』 橋本幸士 10/5 \2,520 ((私たちの身体は膜でできている。大きな魅力と柔軟な応用性をもち、これまでの固定観念をくつがえすべく、物理学の新しい扉を開く。))

徳間書店 『大江戸打壊し 御用盗銀次郎』 東郷隆 10/19 \1,995 

早川書房 『ヴァンパイアはご機嫌ななめメアリ』 ジャニス・デヴィッドスン/和爾桃子訳 10/中旬 \1,680 
早川書房 『ラギッド・ガール 廃園の天使(2)』 飛浩隆 10/中旬 \1,680 
早川書房 『メランコリイの妙薬』 レイ・ブラッドベリ/吉田誠一訳 10/中旬 \2,100 
早川書房 『嘲笑う男』 レイ・ラッセル/永井淳訳 10/中旬 \2,100 
早川書房 『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』 ジョン・グローガン/古草秀子訳 10/中旬 \1,575 
早川書房 『マンハント リンカーン暗殺犯を追った12日間』 ジェイムズ・L・スワンソン/富永和子訳 10/中旬 \2,415 
早川書房 『完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語』 エイミー・B・グリーンフィールド/佐藤桂訳 10/中旬 \2,100 

文藝春秋 『悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環』 内橋克人 10/中旬 \1,260 

双葉社 『後ろ傷』 東直己 10/17 \1,890 
双葉社 『瞬間少女』 陳淑芬画/平凡画 10/24 \2,625 

平凡社 『つばき、時跳び』 梶尾真治 10/18 \1,575 
平凡社 『円朝ざんまい』 森まゆみ 10/10 \1,890 
平凡社 『書林の眺望』 井上進 10/下旬 \4,410 
平凡社 『秘密の博物館』 ウォルター・ケンドリック 10/下旬 \4,830 ((ポルノグラフィの概念は西洋近代に発する歴史的構築物である。その歴史をポルノ民主化と表裏をなす規制検閲史から辿る。))
平凡社 『アンリ・ルソー 楽園の謎』 岡谷公二 10/10 \1,365 
平凡社 『黄金伝説(4)』 ヤコブス・デ・ウォラギネ 10/10 \1,995 
平凡社 『和魂洋才の系譜(下)』 平川祐弘 10/10 \1,575 

[新書]
講談社 『非対称の起源』 M・クリス・マック/大貫昌子訳 10/20 \1,575 ((利き手は右利きが多く心臓は体の左側、言語野は左脳。偶然なのか必然なのか、宇宙の起源に遡る壮大なドラマ。))
講談社 『準ひきこもり症候群』 樋口康彦 10/20 \819 
講談社 『QED ventus 御霊将門』 高田崇史 10/5 \903 
講談社 『クラムボン殺し』 中島望 10/5 \903 
講談社 『ポケットは犯罪のために 武蔵野クライムストーリー』 浅暮三文 10/5 \840 
講談社 『箱の中の天国と地獄』 矢野龍王 10/5 \998 

:光文社 『オイディプス症候群』 笠井潔 10/20 \1,050 
:光文社 『国家と宗教』 保坂俊司 10/17 \735 

集英社 『永井荷風という生き方』 松本哉 10/17 \714 

:新潮社 『ホワイトハウスの職人たち』 マイケル・ユー 10/17 \714 ((選り抜きの技術者集団だけが垣間見た、国際政治の中枢であり世界の最高権力者・アメリカ合衆国大統領の官邸でもある「宮殿」の実像。))

祥伝社 『まず「書いてみる」生活 「読書」だけではもったいない』 鷲田小弥太 10/27 \798 

筑摩書房 『1968年』 すが秀実 10/4 \903 

徳間書店 『ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた』 深見真 10/19 \860 
徳間書店 『界梯樹のひみつ』 水月郁見 10/19 \860 

双葉社 『二枚舌は極楽へ行く』 蒼井上鷹 10/17 \880 

文藝春秋 『サンカの真実 三角寛の虚構』 筒井功 10/20 \798 
文藝春秋 『ネット時代の反論術』 仲正昌樹 10/20 \767 
文藝春秋 『民俗誌 女の一生 母性の力』 野本寛一 10/20 \777 ((フェミニストも降参か。女性蔑視・差別の歴史観は作られたもの。日本を最も歩いている民俗学者が母性保護の実例を徹底的に検証。))

平凡社 『スキャンダル戦後美術史』 大宮知信 10/10 \819 

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    ▼  ´Д▼  岩波さんハリキリすぎやっちゅうねん
   ヾ(_,,)

講談社の小説もハリキッてるよね、村田喜代子がオレ的イチオシ、ヴァシィ章絵が大穴ってところで。『歴史の描き方』をはじめとして東京大学出版会も買っておきたい…つーてもぜんぶ買うてたら

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    ▼  ゜Д▼  オレのサイフがハラキリやっちゅうねん
   ヾ(_,,)