e-honもうすぐ出る本の予約より


集英社 『戸棚の奥のソクラテス』 ルーシー・エア/栗木さつき訳 7/25 \1,890 ((戸棚の置くには死んだ哲学者たちの暮らす<イデアの世界>があった――。15歳のベンは、自分がある賭け事の対象になっているとも知らず、哲学の世界に通ううちに…。哲学が楽しく身近になる物語。))
集英社 『楊令伝 六』 北方謙三 7/25 \1,680 

徳間書店 『SF Japan 2008 SUMMER』 SFJapan編集部編 7/18 \1,680 
徳間書店 『電脳コイル6』 宮村優子/磯光雄原作 7/18 \860  
徳間書店 『ホワイト・ファング 銀嶺に哭く』 麻生俊平 7/18 \860 
徳間書店 『屍竜戦記II 全てを呪う詩(うた)』 片理誠 7/18 \860 

7/30発売予定になっている桜庭一樹特集: 朦朧煩悩愛憎パーティって、特集ってことは野性時代の別冊かなんかですかね?

ビーケーワンより


:東京書籍 『妖精学大全』 井村君江 7/25 \8,190 ((世界的な権威による30年に及ぶ研究の集大成。この世ならぬ存在=妖精を幅広く解説した1冊。 英国を中心に、西欧の神話・伝承・民俗学・文学・絵画・音楽に登場する超自然的存在としての妖精を総合的に解説した世界初の事典。妖精画など図版、分類表、年表など資料充実。))

早川書房 『処刑人の秘めごと』  ピーター・ラヴゼイ/山本やよい訳 \2,310 

マイク・ハリソン、ジェイムズ・リーズナーと乗ってきたので、積んでおいたエルモア・レナードの『身元不明者89号』を読みはじめる。これだよこれ、海千山千の悪党、腹に一物持った小悪党、怪物まがいの兇人らとのしのぎあいと対決。鳴り物入りの『グリッツ』にピンと来なくてそのまま遠ざかるはめに…陥らなかったのはデトロイトウェスタンの俗称も勇ましい『野獣の街』を読んだからで、以来レナードタッチと呼ばれる後期の(私見で言えば、悪漢を配役したコンテンポラリーノヴェル/キャラクターノヴェルといってもいい)作品よりは、わりと初期の「レナードにしては割とストレートなプロット」のクライムノヴェルに惹かれている。あ、でも『グリッツ』の前作『ラブラバ』は大好きなんだな。