ビーケーワンより


角川書店 『江戸東京怪談文学散歩』 東雅夫 7/- \1,785 

文藝春秋 『古本蟲がゆく 神保町からチャリング・クロスまで』 池谷伊佐夫 8/- \1,985 

法政大学出版局 『新しい学3』 ジャンバッティスタ・ヴィーコ/上村忠男訳 6/- \3,675 

ランダムハウス講談社 『ハバナ奇譚』 ダイナ・チャヴィアノ 6/- \2,520 

とりあえず「征たれざる国」を再読していたらそのままアンソロジーをいろいろと掘り返して読みふけっていたということらしい。20世紀SFとかイギリスSF傑作選『アザー・エデン』とか世紀末SF傑作選『この不思議な地球で』とか…年に1冊くらいはちょっとこだわったSFアンソロジーを読んでみたいものだと思ったということだそうだ。

e-honもうすぐ出る本の予約より


白夜書房 『JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー』 ジュリアン・コープ 7/23 \2,940 ((英語圏のロック・ミュージシャン、ジュリアン・コープによる、全世界初の「日本ロック研究序説」ともいえる「JAPROCKSAMPLER」。 2007年秋にイギリスで刊行された、その待望の邦訳版。 1945年から始まる戦後ポピュラー史と共に語られる、GS時代を経て(ナント、本文中で、今まで40年以上、日本で判らなかった<グループ・サウンズ>の言葉の起源まで明らかにされている)、日本ロック黎明期に至る道のりは、今までの日本ロック史の空白期を埋める貴重なものである。さらに、著者選の「日本ロック・アルバム50選」は今までにない独断と偏見に満ちてはいるものの、全く新しい角度から、日本のロックを解析している。サブタイトルが、原書に日本語で「戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか」とあることからもわかるように、著者は明らかに、最初から、この本が日本で読まれることを前提に書いているようにも思える。ただし、その独断と偏見、また事実誤認も含めて、この本の真の意味での内容と価値が分かるのも、また日本人だけなのかもしれない。))
Julian Copeの“JEHOVAHKILL”はThe Theの“Dusk”とかMansunの“Six”とかと並ぶマイ・フェヴァリット・アルバムだったりするんだけど、そのサイケデリックポップ・ヒーローのジュリアン・コープが日本のロック史に関する本を書いていたとは…