版元ドットコムより


法政大学出版局 『定着者と部外者 コミュニティの社会学』  ノルベルト・エリアス、ジョン・L・スコットソン/大平章訳 7/24 \3,675 ((定着者集団はどのような背景によって、あるいはどのような過程を経て、自らを優越者集団とし、部外者を劣等集団として固定化しようとするのか。どのような力学によって、集団的カリスマ、集団的汚名の神話が創られるのか。イングランド中部の架空の町ウィンストン・パーヴァを舞台に展開する「定着者─部外者関係」の理論は、ジェンダーや人種差別、少数民族の問題を考えるために重要な示唆を与える。))
法政大学出版局 『技術と時間1 エピメテウスの過失』 ベルナール・スティグレール/石田英敬監修/西兼志訳 7/28 \4,410 ((従来、哲学は形而上学のみを学問として技術の問題は下位においてきた。しかし、著者は技術を抜きに人間や文明は存在しないとし、哲学の限界と行方を追う。資本主義は情報・メディア産業を通して人間の精神にいかなる影響を与えたのか。IT革命以後、人と技術のかかわりについて哲学の関心は高まり、スティグレールの技術哲学も注目を浴びている。))