版元ドットコムより


彩流社 『レイモンド・ウィリアムズ 希望への手がかり』 高山智樹 12/20 \5,880 ((「文化」という言葉が孕む根源的な矛盾を明らかにし、その分断克服の道を追究! イーグルトンによって「世界的精神」の持ち主といわれた、20世紀イギリスを代表する思想家の歩みを克明に綴る本邦初の試み。「レイモンド・ウィリアムズ(Raymond Williams 1921-1988)は、ウェールズ出身の文化研究者であり、20世紀のイギリスを代表する思想家として、英米圏を中心に、多大な影響力を今も発揮している存在である。日本ではこれまで余り注目を浴びておらず、現在ではカルチュラル・スタディーズの創設者として、もしくは著名な文芸批評家テリー・イーグルトンの師として、わずかにその名を知られている程度であるが、広大な視野の下に行われた、領域横断的で多彩な文化研究の数々は、独創性を持った、それ自身として非常に重要で注目に値するものである。」(著者の一言)))